コマンドからダイアログへ@現場で実践するゆるふわマーケティング
こんにちはあさじかんです。
プロジェクトを推進する際成功するためにリーダーが気にかけなくてはいけないことはなんでしょう。
「ゴールは明確に」「シンプルでわかりやすい指針」ですよね。
これは本当にその通りだなと実践含めて激しく同意する上での話なんですが、その先を見てみたいという抗らい難い気持ちもありまして。
どうしてそう思うかというと、この指針やゴールを定めるのはリーダーであって、そのリーダーの思考規範に基づいて決まってくると思うのですが、
そうなるとリーダーが指し示すゴールより先には行けないんですよね。
これは当たり前でだからこそリーダー役の資質がプロジェクト成功の重要なファクターになるんですけど。
じゃ、リーダーがいなくなったらもうその組織だめだめになちゃうの、強いリーダーシップこそが強い組織をつくる雄一無二の手段になるの?
ここにはすごく違和感というか「そうじゃない姿」を見たくてたまらないんですよね。
そんなことを考えるきっかけになった本がありまして↓
https://books.rakuten.co.jp/rb/11232895/
ゴールの明確化以前に「組織自体がどうあるべきか」を問うところにポイントがありまして、自分としてはそんな組織づくりができたらいいなあと思っています。
そんな経緯の中である小さなプロジェクトの中であえてゴールを明確なコマンドにせずに組織の中で「問いかけ」や思考プロセスを優先的に話をすることを敢えてしてみました。
議論の指針はもちろん明確化しましたけど、いままでの組織とはだいぶアプローチは違っているのでメンバーがどんな反応や表情をするのだろうということに細心の注意を払い打合せをすすめてみました。
やってみた時、メンバーの反応についてつぶさに観察してみたのですが「どう反応していいのかわかならい」「何言っているのかな」という反応が(案の定)多く、最初は議論が深まらないなーという印象でした。
メンバーから見たら「忙しい中でポエムみたいな話聞いてる暇ないよー」という印象もあったと思いますが、そこは想定の範囲内だったので、きにせず議論をすすめたうえで一応これから進行ができそうなレベルまでもっていくことができました!(これには有能なメンバー達がいてこそでしたが🙏)
メンバーも私もアプローチとして新しい体験だったので議論が深まらないで白紙になるかなーというぎりぎりのところで一応踏みとどまれたので一旦は良しとします!
こういう新しいアプローチをやってみることってすごく勇気があることなんですけど、「新しい」の先に何があるのかを探っていくやり方はやっぱり価値がありますね。
さて、このプロジェクトがこの先どこにいくのか進めた以上責任があるのでちゃんと見定めて着岸させていかないとと思っています。
それはまたここでお話しします。