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雲仙・小浜・普賢岳(8/9)

 泣く泣く長崎市を経ち、大村市の道の駅へ。ここの道の駅めちゃめちゃ良いです。

 長崎付近で車中泊する人におすすめ。少し奥に入って耳栓すれば完全に安眠。お手洗いの水道からお湯が出る。そこそこ人が居て、気になるほど人が居ない。何よりもね、ここね、今まで道の駅で6泊してきた史上初めての、駐車場の中にいてもWi-Fiが届く道の駅でした。最高。

 今月入って3GBの通信量を早々に使い切ってしまったので、久しぶりに寝る前にPodcastで真空ジェシカのラジオ父ちゃんを聞けたのが、助かった。通信量が3GBしかない人以外は、別にフリーWi-Fiを必要としていないでしょうが、通信量が3GBしかない人で車中泊をするラジ父リスナーには大変おすすめだ。

 道の駅長崎街道鈴田峠さん、ありがとうございました。本当に。いっぱい買い物しました。みんなも仮眠に使っていっぱいお土産買ってください。

雲仙に来ました

 本当は今日長崎を離れて、本州の道の駅へチェックインして翌日福井帰宅を目論んでいたが、バルのお姉さんに素敵な場所をいっぱい教えてもらったこともあり、天草の上の方の雲仙へ行く。旅行1日延期。気ままだ。

山中を走ってたらもくもくしてた

 うわ〜硫黄くさい!良いね〜!今まで入浴した別府とか熊本の温泉は硫黄くさくなかったので新鮮!という声がむなしく一人の車内に響くのも慣れた。

あつそう

 小浜温泉。108度のお湯が沸いているらしい。グレーチングの下から湯煙がもくもく上がってきて、地獄の観光地という雰囲気がある。

お、小学生が描いたピカチュウ

 お姉さんおすすめの宿を立ち寄り湯で利用する。宿泊する人は温泉の蒸気で食材を調理できる蒸し釜とキッチンが自由に使えるらしい。ゆえに、道中にある「オーガニック直売所タネト」でお野菜を買っていくのがおすすめとのことだ。

 オーガニック直売所タネトは、平日の朝っぱらなのにもかかわらず、地元のおばあちゃん・おじいちゃんで溢れている。比喩表現じゃなくて本当に溢れていた。
 いろんな方がおいしい野菜を追い求めていて、ayameめいたメガネをかけた店員さんが楽しそうに応答していた。野菜だけじゃなくて、その土地の塩とか素麺とかお土産にできるものもたくさん売っていたので、フラと立ち寄った観光客の人で「野菜とかは持って帰れないよ」って人も楽しいと思う。

 雲仙で唯一本を売っている場所なんですよ、というセールスポイントの古本スペースで、フロイトの精神分析入門を買った。書き込みとかラインがいっぱい書いてあるところが気に入った。

普賢岳+平成新山 かっこいい

 さて、がまだすドームに来ました。

 平成に火砕流で死者が出てしまったとき、何が起こっていたのか?みたいなドキュメント映像、長崎弁が素敵だったし、普通に悲しくなって普通に泣いちゃった、ど平日のパブリックスペースでボロボロになってしまった。ここもたくさん人が死んじゃった場所なんだな、九州ってすごいところだな。私がそういうところばかり選んで旅しているだけかもしれないが。

ガードレールとか標識とかがとろとろに溶けていた

 このまま島原行ってきれいなお水で作ったお菓子なんかを食べて街歩きしたかったんだけど、明後日の夜に福井に戻らなくてはならない用事があるので断念。

 後ろ髪を惹かれながら諫早のほうへ戻ります。最後に図書館でくつろぎたいので。

ア……

 島原いけばよかった。miss。

 Twitterのフォロワーと会って、焼肉をおごってもらった。この食べ放題焼き肉チェーン店、福井にもあるけど。ごちそうさまでした。

 はらいっぱい食べて佐賀の道の駅で就寝。明日と明後日は、8日前と9日前に通った国道をトレースするだけ。最後に総括を書いてこのシリーズは終了します。ひとまずお付き合いありがとうございました。


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