日記89 今日も今日とて短文を
たとえば小塩真司先生やかつての内田樹先生など、(ほぼ)毎日、まとまった文章を書く人がいて、当然僕もかれらを見て知っている。だから自分もそうできなきゃならんのか……とどうしても思ってしまうわけだが、しかしかれらと僕のあいだには、途方もない教養や専門性の差があるわけで、僕程度がそこでしょげようが、そもそも同じ土俵で比較できるほどの実力が僕に備わっているはずがないので、まさに見当ちがいなのである。だから今日も短い思いつきで済ます。だいいち、なるべく毎日やるつもりなのに実際は週4程度だから、最初っから破綻していたのである。
・なんかいいことを言えたと思っても、そんなものはクリシェではないか、と感じる。とっくに暴かれ、流通している考えである可能性に怯えている。自信満々にどうだ発見したぞ、と主張しているところに、すみませんそれはこれこれですでに論じられています、と指摘が入ったときの恥ずかしさたるや。
・その1類型で、100%すでに言われているだろうこと。政府はその行政的活動を行なう際、その実施機関の人員や、実行のための資材を用意するために金銭を支払う。その金銭は吏員や資材等を通じて市中に出回る。そのままだと支払った分だけ通貨の流通量が増え、インフレが発生しかねないので、租税等で政府は出回った通貨を回収する必要がある。支出が増えれば増えるほど、回収すべき額も増える。政府が行なう租税徴収の必要性の理解はこれでいいんだろうか?
(2023.11.30)
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