目の調整方法【※マジで有料級!】


前回のドライアイのお話に続いて、
今回は目の調整方法をご紹介したいと思います。
やり方は簡単で、2種類あります。

1つ目は、目の歪みを整える。

前回のチェックで、両側の斜め上を見ましたよね。

その時に見やすかった方はどちらですか?

斜め右上と、斜め左上。

見やすかった方をまた見ていきます。 やりやすいように斜め上の延長線上に軽く握ったグーの手を置いて、
それを目印に斜め上を見続けます。

このとき、歯をくいしばらずに口を緩めて、
呼吸も自然にしながらやってください。

そうして自分が見やすかった方の斜め上を見ていきます。

もうこれ以上目がいかないな。
そう感じるまで頑張って限界まで達したらゆっくりと目を閉じましょう。

そうしたら目を開けて、左右の斜め上をそれぞれ見てみてください。

どうですか?左右差が整っていませんか?

しかも、やる前よりも見える幅が広がったのではないでしょうか?
不思議なのですが、
見やすかった方をさらに見ることで左右差が整うんです。

これは身体にとって快適か不快かという作用によるものなのですが、
これはまた別の機会にお話をします。

今回のところは見やすい方で調整することだけを覚えておいてください。
さて、これで皆さんの目の左右差が整えられました。

続いては、目の上下の幅を広げていきます。

では、頬骨のところに自分の指を軽く乗せて
顔が動かないように軽く固定して、
眼球だけで真上を思いきり見ます。

続いては真下を見ます。
このとき、上と下ではどちらが見やすいですか?

おそらく多くの方が下側のほうが見やすいのではないかと思います。

というのも、今はパソコンやスマホをするために、
うつむく目線で過ごすことが多いじゃないですか。

なので、目線が下でロックされている人が非常に多いんです。

そしてこれもまた、
上下の可動域に差が出てしまっていることを示します。

余談ですが、うつ病の方や
気持ちがふさぎ込んで落ち込んでいる方というのは、
全く上を向けません。

というわけで、下の方が向きやすい状態というのは、
気分にとって良くありません。

というわけで、上をしっかり見られるように、
目の上下の幅も広げていきましょう。

この上下の幅の広がりが、あなたの視野、
心の可動域まで上げてくれます。

ちなみに、多くの人がやり方を間違ってしまうのですが、
上を見るときに首ごとあげてしまうのです。

もしくは、眉毛とおでこを上げて上を見ようとする。

いずれにせよ、それでは眼球は動いてないんです。

なので、頬骨のところに手の指を軽くのせて顔が動かないようにして、
眼球だけをあげるように意識してみてください。

それではやってみましょう。

思いきり眼球だけを上げていってください。

白目をむいてもいいです。

このときも食いしばらずに顎は緩めて、呼吸を自然に、
目がひっくり返って脳の裏側が見えちゃうよ、
というぐらい頑張って上を見てください。

目が疲れている方は結構しんどいかもしれません。

でも頑張って、限界まで来たら目を軽く閉じます。

そしてゆっくり開きましょう。

いかがですか?

目がパチッと開きませんか?

そして、元の目の大きさよりも
大きな瞳になっている方が多いと思います。

そして、また顔が動かないように固定して、
真上と真下を見てみてください。

どうでしょうか?

上下の振り幅が整ったんじゃないでしょうか?

では、皆さんの身体がどのように変わったか、
最初と同様にチェックしてみましょう。

顔を正面にして、ゆっくりと首を右に向けていきます。

次は左を向いていきましょう。

どうでしょうか?

最初のチェックのときよりも見える幅が広がったのではないしょうか?
続いては、両腕を上げ下げしてみて。

これも最初より上げやすくなっているはずです。

身体の凝りも緩んでいるかと思います。

そして、前屈ができる人は前屈をしてみてください。

どうでしょう。

これも最初より身体が柔らかくなっていると思います。
目にしかアプローチをしていませんよ?

それなのに、こんなに身体が変わるなんてすごくないですか?

目の可能性がすごくないですか?

今まで目が歪んだまま生きてきて損したな、
なんて感じたのではないんでしょうか。

私は整体のときに、
この目の調整をやったお客様とやらなかった場合では、
雲泥の差で身体の整え方が違うんです。

目を整えただけで全身が整い、施術は必要ないですね、
なんて冗談まで言ってしまうほどです。

そのぐらい目の調整には威力があります。

そして自律神経の話をまたしますが、
交感神経バリバリで頭がギラギラでいらっしゃったお客様も、
この目の調整をした途端、
ひとたび横にならせただけで寝てしまうから不思議です。

そのぐらい、寝転がったら副交感神経、
起きているときは交感神経と、
脳がしっかりスイッチングできるようになるんです。

というわけで、
不眠症の方や寝ても全然疲れが取れないという方にも、
この目の調整は非常に有効です。

というのも、そういった方々は、
寝ているときも交感神経モードが取れていないからです。

だから、寝る前に目の調整をすることで、
寝ている間に副交感神経モードになり、ぐっすり眠ることができます。

この方法で、長年手放せなかった睡眠薬を
使わなくなったという方もたくさんいらっしゃいます。

百聞は一見にしかず。

とにかく今日からやってみましょう。

これは一生使える技です。

知っているのと知らないのとでは、大幅に違いが出ると思います。

だから、ぜひやってみてくださいね。

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(2022年9月25日配信分)

「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!