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双子を育てる4姉妹の母、フィンランドの教育を学んできます
2024年8月10日〜17日まで世界一幸せな国と言われるフィンランドで
プレスクールから小学校、中学校、高校を訪問する学びに行き、現地の小学生に教育実習ができるGTP in Finlandプログラムに参加させていただけることになりました。
現地だけの学びでなく、事前に毎週メンバーでZOOMを使いフィンランド教育を学びを深め
帰国後も、振り返りの学びをアウトプットできます。
なぜ、私がフィンランドに行くことになったか
みんな不思議ですよね。
現在、高校2年生、中学2年生の双子、小学5年生の4姉妹のお母さん。
仕事は、小児科看護師。クリニック副院長、株式会社代表取締役。
「子育て中のお母さんや赤ちゃんたちが笑顔に、地域を笑顔に元気にする活動」が自分の使命だと思う私。
「教育」って教師でもない私が参加してもいいプログラムかなと初めはとても心配でした。
しかし!年齢も職業も問わないことと
GTPのホームページにある
![](https://assets.st-note.com/img/1723113505599-quEcqznEni.png?width=1200)
に、家族から離れ一人で海外に行く経験
異年齢、異職種の仲間と8日間は私の世界観
コンフォートゾーンを抜け出し、
自分を成長させるきっかけになるのではないかと
主人がタイミングよく背中を押してくれたのでした。
世界幸福度ランキング7年連続1位のフィンランド
ちなみに、日本は47位で昨年より8位も上がりました!
幸せな国の心身だけでなく社会的な意味でも健康であることを意味し、満足した生活を送ることができている状態「ウェルビーイング」に
どのような違いがあるのかを
私が気になる3つ学んできたいと思っています。
「フィンランドと日本の子育ての違い」
(ここは私の得意分野)
妊娠中から小学校に入るまでの子どもだけでなく家族全体を、一人の保健師さんに相談できるネウボラがあります。
困る前から継続的にサポートをするので、お互いに信頼関係が築きやすく、問題の早期発見、予防、早期支援につながっています。
また医療機関や専門家の紹介や健診もありフィンランドの妊産婦と乳幼児 の死亡率は非常に低くなっています。
私の小児科クリニックでは困る前からつながるネウボラを大切にして、
日本で珍しい小児科医療×子育て支援をする小児科クリニックを2018年から開業しました。
今では全国から同じような小児科クリニックの開業を志す先生たちが見学に来られています。
「フィンランドと日本の教育の違い」
フィンランドは「すべての生徒が学びやすい環境を作る」インクルーシブ教育を重視しており、すべての生徒が共に学べるような教育環境を整えています。これに対して、日本は「一緒に学ぶ」インテグレーション教育が主流であり、特別支援学級や特別支援学校を設けて、障害のある生徒とない生徒を分けて教育することが多いです。
最近では日本でもインクルーシブ教育の共生社会の実現に向けて、移行段階で通常学級での支援を充実させるための施策や、教員の研修強化などの取り組みが進んでいます。
「フィンランドと日本の働くお母さんの違い」
フィンランドの働くお母さんたちが仕事と育児を両立できる環境で高い幸福度を感じることができる理由をみる!
ワークライフバランスからワークライフインテグネーションへ
フィンランドはお母さんたちが仕事と生活を厳密に分けるのではなく相互に補完し合う、「ワークライフインテグレーション」の考え方が非常に進んでいます。
フィンランド社会の柔軟な働き方や高い生活の質で充実した生活を送ることができ、結果として高い幸福度が実現されているのではないでしょうか?
日本のお母さんもワークライフバランスそして、さらに先のワークライフインテグレーションで笑顔で生活を送れる方法はないか考えたい。
理事長からの課題「ベーシックインカム」について
今回のフィンランド研修を許可していただけたのは、主人でもある理事長のおかげです。
そこでいただいた課題ベーシックインカムについて。
恥ずかしながら初めて聞いたカタカナ言葉。
(政府が国民全員に無条件で一定額のお金を定期的に支給する制度のこと)
フィンランドは2017年〜2018年にかけて世界初の全国規模でベーシックインカムを導入実験し精神的健康や幸福度は上がりました。
しかし、就労意欲や雇用状況までは大きな影響がなく、導入するかは否かは財源確保や既存の福祉制度との調整が大きな課題となっています。
ベーシックインカムは経済的不平等の解消や社会的安定の向上を目指すための労働市場の変化の対応するための1つの手段として関心が寄せられている社会的課題となるようです。
持参する本シリーズ
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