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【成功へのカギ】保育者就活の必勝法と不安解消のヒント
保育士を目指すあなたへ
保育士を目指すあなたに、就職活動のサポートをしたいと思います。就活には不安や悩みがつきものですよね。「この園は私に合っているのだろうか?」といった疑問や、「本当に保育士としてやっていけるのだろうか?」という不安もあるかと思います。少しでも解決できるように具体的なアドバイスをお届けします。
保育士の就職活動の全体像
保育士志望の学生がよく行う就職活動の方法:
学校の求人票を見る
インターネットで園を探す
先生や友人、先輩に相談する
就職フェアに参加する
一般企業の就職活動とは違い、保育士の就職活動には独特の課題があります。特に、保育士志望の学生は学校からの推薦や紹介に依存しがちで、自分で情報収集や見学を行うことが少ないです。
離職率の実態
保育士の離職率は全産業平均の離職率よりも低いですが、特に若手保育士の中で離職が多い傾向があります。
若手保育士が悩む理由
①「子どもが好きだから」のその先がない
保育士を目指す多くの学生は、幼少期から将来の職業として保育士を思い描いています。しかし、実際に自分が保育士に向いているかどうかを深く考えずに進むことが多いです。保育士は多様なスキルが必要で、適性が求められる職業です。「本当に自分にできるのだろうか?」という不安もあるかもしれませんね。
②不十分な就職活動
保育士志望の学生の就職活動はしばしば稚拙で、園の情報収集や見学が不足しています。多くの学生は紹介された園にそのまま就職しがちで、比較検討が不十分なまま決定することが多いです。そのため、実際に働いてからミスマッチを感じることが多いです。
いい保育園に出会うには?
① 本当に保育士になりたいですか?
慢性的に人手不足なので、より多くの方に保育者になってほしいのが正直なところですが、、、まずは「本当に保育士でいいのか?」という自己分析から始めることが重要です。自己分析が不十分だと、どこに就職しても苦しむ可能性があります。自己分析を進める中で、感じる不安にも丁寧に向き合いましょう。
② 自分で情報を収集する
自分で園の情報を収集し、見学や保育体験を行うことが大切です。求人サイトに頼らず、公式ページやSNSを活用して園の情報を確認しましょう。情報収集を進める過程で「これでいいのだろうか」と迷うこともあるかもしれませんが、その時は一度立ち止まって考えることも大切です。
③ 見学と体験を怠らない
気になる園があれば、必ず見学を行い、可能であれば保育体験もしてみましょう。午前中からお昼にかけての時間帯での見学が特におすすめです。こうすることで、園の雰囲気や職員の働き方を実際に感じることができます。「本当に自分に合う園なのか」を見極めるためのステップをしっかりと踏んでいきましょう。
④ 人のアドバイスも参考に
まずは自分で情報を収集し、見学を行った上で、自分の考えを整理した後に誰かに相談しましょう。人のアドバイスを受ける際も、自分の意見を持った上で参考にすることが大切です。「他の人はどう思うのか?」と不安になることもあるかもしれませんが、自分の意見を大切にしてください。
いい保育園は離職率が低い
保育士不足と言われていますが、保育園は売上が上がったからといって簡単に人員を増やすことができません。退職者がいないと基本的には補充できない業界です。そのため、いい保育をしていて、いい人間関係の園は離職率が低く、採用枠がないこともしばしばあります。したがって、就職のタイミングが非常に重要になります。
配置基準と公定価格の存在による影響
認可保育園は「配置基準」と「公定価格」に基づいて運営されています。配置基準とは行政によって決められた基準で、同じ行政区内であれば共通しています。公定価格とは学年や定員規模によって子ども一人あたりの単価が設定されており、これにより保育園の収益が決まります。これらが同じである以上、人員配置や待遇面に大きな差が生まれにくいのが保育業界の特徴です。この点が就職活動の難易度を高めています。
就職活動で大事なのは2つ
この難しい保育業界での就職活動で大事なのは次の2つです:
根本からの自己分析
実際に見学しに行くこと
この2つについて詳しく説明します。
根本からの自己分析
自己分析が大切なのは、自分の本当にやりたいことを見つけるためです。例えば、「なぜ保育士を志したのですか?」という質問に対して、多くの人が「子どもが好きだから」「歳の離れた弟、妹がいたから」などと答えます。しかし、この答えで思考を止めるのではなく、「子どもの何が好きで、その子どもに対してどんなアプローチがしたいのか?」という深掘りを行うことが重要です。
自己分析を行う方法として、ライフラインチャートの作成や「WHYを5回繰り返す」方法があります。また、友人や家族など身近な人に意見を聞くことや、価値観の優先順位をつけることも有効です。「自分の本当の気持ちはどこにあるのか?」という不安に向き合いながら進めてください。
実際に見学しに行くこと
自己分析を行った上で、本当に保育園で働きたいと感じたら、実際に園見学に行きましょう。保育という仕事は「人対人」の仕事であり、園の雰囲気や文化は実際に行ってみなければ分かりません。園見学の手順としては、園の情報を集め、比較検討し、見学候補を決定し、見学のアポイントを取ることが重要です。
園見学の際には公式ページやSNSを活用して情報収集を行い、実際に見学して五感で感じることが大切です。「ここで本当にやっていけるのか?」という不安にも、現地現物でしっかり向き合うことが重要です。
理想の保育園に採用してもらいたい
理想の保育園に採用してもらうためには、何回もアプローチし、自分だけのストーリーを作り、志望園で自分がどう活躍できるかを考えることが重要です。例えば、「WHYを5回繰り返す」ことで具体的なエピソードを交えたオリジナリティのある文章を作り、相手に納得感を与えることができます。
さいごに
自分に合う保育園への就職活動は、ある意味難しいですが、自分の目で、足で、頭でしっかり考えて動くことが大切です。誰も責任は取ってくれません。就職先を真剣に探し、自分で意思決定することで、責任感も生まれ、やりがいを持って仕事ができるでしょう。多くの方が良い就職先と出会えることを祈っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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