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アサイゲルマニウムの東南アジア進出(後編)


タイ・スワンナプーム国際空港到着(第一日)8月29日

さて、前編としてタイに向かうまでを記したまま、有機ゲルマニウム研究会の開催の準備や、燃え尽き症候群時期を経て・・・(汗)しばらく時が過ぎてしまいましたが、記憶が薄れて消えないうちにタイでの出来事を記しておこうと思います。かなり長文ですが、適当に読み飛ばしてください!

波乱万丈の出国を経て、バンコクに着陸した。そもそも、ぼくが東南アジアと言われる地域に足を踏み入れるのは初めての事。アメリカ(出生地)・ニュージーランド・ハワイ(アメリカじゃんか)・カナダ・中国・台湾・韓国。そして、今回は初めてのビジネスでの海外でもある。
少し緊張しつつ、入国手続きをした。

着陸が間もないとアナウンスがあった時、ぼくは入国カードのことが心配になった。たしか、韓国の時に入国審査の直前にカードをもらい、書き込む時間と場所が無く慌てた挙句、係のおねぇさんに軽く叱られたからだ(笑)
通路側の座席にいたケンちゃんがCAに入国カードは?と訊ねたが、必要ないと答えられた。過去、前述のように訪問した国々では全てで必要だった記載が不要だと言われても、ちょっと信じられない思いだったが、そのままスルー。え?こんなに軽く入国できるの??と感じつつ、韓国でも非常にゆるいと感じたものの、さらに輪をかけてゆるい感じで入国し、拍子抜けだった。
そして、荷物の受け取り。ターンテーブルのところに行くと、2分ほど待っていた時にタイの空港係員と思われる女性に突然声をかけられた「Dr. ナカムラ?」、ギャッ!まさか・・・なにか手続き不備だったのか?また、とっ捕まってしまうのか???というのも、ぼくは以前ハワイに友人の結婚式で出かけた際に、アメリカのパスポートを持っていたことで係員に捕まり(笑)中からドアを開けることができない部屋に軟禁され、「なぜアメリカのパスポートを持っているのか?(偽造じゃないのか)」を問い詰められて、30分から一時間ほど出るのが遅れた経歴があるので、そのときの光景がよみがえった。
でも、呼びかけはDr.である。つまり、相手はぼくが博士号持ちであるということを知っている人物だと気づき、関係者なのだと察知した。
そういえば、嘉丸さんがタイではVIP待遇で、特別な扱いを受けた話をしていたのを思い出した。どうやら、嘉丸さんは別便(東京から)だが、この方がぼくのことを案内してくれるのだろうと考えた。そんなところにケンちゃんがトイレから戻ってきた。憲「中村さん、どうしたんすか?」、中「なんか、こちらの出迎えの案内の方みたいね」と話していたら、パスポートを照合したいと言われた。あらかじめ、送ってあったパスポートの情報と確認し終えた。それから、荷物が来たら運びますから、一緒に来てください。ということになった。
ポーターと思われる英語を話さないおにぃさんが、我々の荷物を運んでくれた。そして、入国ゲートから出て、待合コーナーにて嘉丸さんの到着を30分ほど待つことになった。
程なく合流し、山ほどの荷物をカートに乗せた嘉丸さんと外で待つという迎えの車に移動した。タクシー乗り場で待つこと5分。案内された車はレクサスのLMという高級車だった(;・∀・)なんとなくムズムズしながら、宿泊のホテルへ向かう。

こんな待遇はもうないかも(笑)
助手席にケンちゃん

バンコクは渋滞が酷いと聞かされていたので、覚悟していたものの、自分で運転するわけではないので多少は気楽だった。ぼくは世の中で非常に嫌いなものの一つに渋滞というのがある。ホテルが近づき、街に入ってくると混雑が始まった。しかし、時間帯が比較的混んでいないタイミングだったので、大したこともなく到着することができた。
ホテルは事前に聞いていたよりは、まぁまぁ立派なホテルという程度だったので、落ち着いて過ごすことができた。ぼくは今回のお世話役のケンちゃんと同室で用意してもらっていたので、これから二人の珍生活が始まった(爆笑)
到着時は既に夕方になっていた。この晩は、招いてくれた方々との会食だという。お迎えに来た車は、先ほどのLMではなく、アルファードのハイグレードタイプだった。こちらの方が落ち着く。会食会場までは、なるほど夜の渋滞はこんな感じか!というのを味わった。4車線一杯に車が詰まっている間をスクーターが二人乗りで次々とすり抜けていく・・・まさに恐怖の連続。この高級車に擦ったらどうすんねんっ!と最初はビクビクしたが、全く動じない運転手を見て、これが文化なのだと受け入れることにした(笑)
店に到着したが、先方の皆様は到着していない模様。何とか嘉丸さんが英語で交渉し(恐らく店員はあまり英語は話せない)、予約席には移動したが、本当にここで良いのか一抹の不安を感じつつ待っていた。すると、トンさんという若い女性が現れ、流暢な英語で(ぼくでも非常に聞き取りやすいことばだった)ぼくらの注文メニューについて聞いてきた。
まだ、ホストが到着しないから待ったほうが良いのでは?と思いながら、嘉丸さんは、「まぁ、いいでしょう、頼んじゃいましょう」というので、とにかくタイに来たから、タイらしい料理を頼もうということで、グリーンカレー、トムヤムクン、椰子水など、そしてエビの辛い煮込みなどがお勧めということで頼んだ。


ココナッツ・ウォーターは直接ストローで飲みます

嘉丸さんは、全員の分のトムヤムクンを頼んだつもりだったようだが、ぼくが聞き取った限りではトムヤムクンは一つだけだった(笑)結局嘉丸さんは、「おかしいなぁ、こないなぁ」などと言いながら、中「頼まれてなかったですよ、多分。。。」とのことで、最後までトムヤムクンは一つしか来なかった。結果としては、それで良かった。明らかに量が多く、食べきれないほどだったからだ。
程なくして、今回のすべてをコーディネートしてくれたというナームさんが到着した。彼女には本当に最初から最後までお世話になった。とにかく、アサイゲルマニウムに惚れ込んでおり、タイでの展開においてアサイゲルマニウムにマッチする病院のオーナーに繋いでいただいたキーパーソンとなる方だという。嘉丸さんの長年のビジネスパートナーで、敏腕なキャリアウーマンと聞いていた。前月に函館に来られたのも彼女がコーディネイターとして同行していたので、その時以来の再会となった。

その後、今回のお話しを持ち掛けられた病院のオーナー御一行が到着した。オーナーと、そのご主人、そして秘書的なポジションと思われる女性ベンさん。全員がそろい、ぼくら以外の皆さんもすごい勢いで注文された。え?そんなに食べるんですか?(笑)という驚きの中、一方で最初に到着してぼくらの注文をしてくれたトンさんは、何一つ注文せず、夜は食事しない(ダイエットということだろう)とのことだった。なんか不思議・・・。
皆さん陽気に会話が進み、とにかくタイ訪問を歓迎していただいた。

ドクター・カンポン先生との再開(第二日)8月30日

翌日(2日目)はお昼にホテル近くの食事処でランチ・・・日本からの客ということで日本の店にしてくれたのか(汗)石川の8番ラーメン(いわばバンコク店・・・のひとつ)での昼食だった。そんな中で嘉丸さんとケンちゃんはタイを意識してトムヤムクンラーメンを頼んでいたが、ぼくは無視して担々麺を食べた。

バンコクの8番ラーメン(笑)日本式

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