浅井隆 ASAI Takashi(UPLINK)
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黒沢清監督の『Cloud クラウド』を観た、登場人物たちには見事なほど誰一人として感情を接続できない、これは戦場の映画。 ( DICE+より)
Netflixの話題作『地面師たち』において、彼らが詐欺で盗む金額は数億円単位。金を得るという欲望がある意味ギラギラしている。一方、『Cloud クラウド』の菅田将暉演じる吉井は転売ヤーで、儲けられる額は高くて数千万単位。その上仕入れにも梱包発送にも手間がかかる。地面師に比べるとせこい商売だ。地面師は犯罪、転売ヤーは合法ではあるが。 『地面師たち』が稼いだ金で最後に欲望を満たす姿は、海外生活など金持ちのテンプレートとして想像できる。しかし、吉井の転売ビジネスによるゴールや、そ
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映画館再開に向けて、すべての映画ファンへ。 誰よりも早く映画という「神のようなもの」が祀られた映画館に集い、映画を蘇えらせるのだ!
「明日6月1日、アップリンク渋谷と吉祥寺の映画館の運営が再開する。京都は6月11日にオープンする。 以下、映画秘宝の最新7月号に寄稿したテキストをnoteに採録します。岩田編集長からのオーダーはミニシアター特集のトップに掲載するので檄文をということだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 映画を一月くらい観ることができなくても死ぬ映画ファンはいないだろう。でも、映画を観る人が一月誰も訪れなければ、映画館は死ぬ。 2022年4
日本で公開される映画の多様性を支えているのは、映画の配給会社。アップリンク ・クラウドの『Help! The 映画配給会社』から推しの配給会社を見つけてみよう。
2020年4月8日は、日本の映画館がほぼ全て休館した日だ。このnoteを書いている5月11日現在、地方の映画館は少しづつ再開してきたが、まだ東京の映画館は閉まったままだ。 監督たちの有志により始められた『ミニシアター・エイド基金』のクラウドファンディングは、3億2千万円以上と、ミニシアターを潰すまいという本当に多くの映画ファンの想いが想像もしたことがない大きなお金が集まり、全国の100以上の映画館を助けてくれる。アップリンク にも基金のお金が入金されるので、本当にありがたい
新型コロナウィルス禍により補償なきを自粛を続けるミニシアターの経営は危機敵状況だ。そこでアップリンクは配給作品60本以上の見放題を販売することにした。
映画館だけでなく、ライブハウスや飲食をはじめあらゆる業種が補償なき自粛により、店を閉めている。人の命と経営を天秤にかけられるはずもなく、自主的ロックダウンであり、経営が苦境に陥っているところは多いと思う。 アップリンクは、映画の配給会社でもあるので、自社の配給作品がある。過去の配給作品60本以上をオンライン上で29,80円3ヶ月見放題サービスを始めた。以下は、政府の休業補償がないのなら映画ファンにお願いしようとはじめた「アップリンク・オンライン・マーケット」に寄せたテキスト
KAWASKIしんゆり映画祭会場、川崎市アートセンターから19キロ離れたアップリンク吉祥寺で『主戦場』を11月8日から再上映します。
ミキ・デザキ監督の映画『主戦場』を11月8日からアップリ この作品は、2019年5月24日から9月19日まで既にアップリンク吉祥寺で上映し、合計5,624人の方が鑑賞し、何の問題も起きることもなく上映を終えました。 今回、「KAWASAKIしんゆり映画祭」での上映が決まっていたのに、上映が中止になったということを受け、映画館として何ができるかを考えました。 その結果、『主戦場』を再上映することにしました。大きな話題になった作品ですが、観ていない人もまだまだ多いと思います。