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ゴッホの静物画展を見て来た
金曜日の夜に仕事を早めに切り上げ、ゴッホと静物画展に行って来ました。雨の降る中、SOMPO美術館へ。
今回の展示は、ひまわりや夜のカフェテラスで有名なフィンセント•ファン•ゴッホの作品の中でも、静物画にスポットライトを当てた展覧会です。
静物画とは?
今回の展覧会で意味を知ったのですが、静物画とは文字通り花や果物など「静止した物」を対象とした絵画のことだそうです。ゴッホとしては、練習の題材だったとのこと。
静物画(せいぶつが)は西洋画のジャンルのひとつで、切り花や果物、器(うつわ)といった、それ自体は動かないものを卓上に自由に配置して描いた絵のことです。風景画や人物画と異なり、描く対象を画家が自由に構成できるのが大きな特徴です。
展示を巡って
有名なひまわりも素敵だったのですが、私としてはそれ以外の作品も印象的でした。
美術館に訪れると、やはり、「好きな画家」と「しっくりこない画家」との両方を発見するのですが、ゴッホの絵は好きだと感じました。
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なんとなく日本の金屏風を感じる
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人生の儚さや死を連想させる「ヴァニタス」の一作品。
ゴッホがこのような絵を残していたことを初めて知りました。髑髏であっても灰や黒の色彩だけでなく、緑を使って描いている点が印象的でした。個人的に好きな作品です。
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私は芍薬が好きなんだなと気付かせてもらった作品です。
綺麗だなと思って無意識に選んだ花やデザインが
芍薬だったというこことが何度かあります(笑)
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写真では伝わりづらいのですが、大きく迫力もある作品。
いくつか花を描いた作品があったのですが、
お花の配置や構図など、花瓶に生けた方も
すごくセンスのある方だな、、、と感じます。
お花の赤と対比する背景のブルーも素敵。
ゴッホ以外の作品も並んでいたことで、よりゴッホの作品の特徴が際立っていました。
写真では伝わりづらいのですが、独特の筆致とキラキラと光る絵画。遠くから離れてみたり、つい近づいてみたり。色んな距離感で楽しみたくなる。そんな作品がゴッホなのかなと思いました。
平日の終わりに素敵な夜を過ごせてよかった。