なぜ米国はディスインフレ状態なのに長期金利が急上昇しているのか
じぇいさんによる解説まとめです。
御本人も「特に知る必要はない」と言っていますが、間違った理解でトレードしていると大怪我をするのでちゃんと見ておきましょう。
一応自分の理解で目次を付けましtが
「1y30y(イールドスプレッドのことだと思いますが)のボラティリティ」というものが何を意味するのかを答えられないなど理解が不十分なので、間違いがアレばご指摘ください。
先に結論を言うと、「ボラティリティの大規模なショートスクイーズが起きており、この間はマクロ環境をいくら論じても無駄」ということです
トラスショックの時は「ボラティリティのショートスクイーズ(ボラティリティショート勢が一気に損切り)」する形で短期金利が急上昇した
現在は30年金利でボラティリティのショートスクイーズが動いている
1:超長期金利は今年一杯ずっとショートが積まれていた(正確には長期金利ショート、短期金利ロングの構図になっていた)
2:9月FOMCで利下げパスが大きく後ろに伸びたので、超長期金利のボラティリティショート勢は思惑が外れて損切りを余儀なくされている=Vol上昇により債権損切りで利回り上昇
3:日本株市場が信用買いパンパンに膨らませたせいでそのポジションが解消されるまで助からないように、債券市場も歪みが治るまで需給が悪く、ボラも高いまま
4:このVolが収まらない限りは債券市場の混乱がおさまらず、金利の上昇もじわじわ続き、株式市場にダメージが入り続ける
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