水に強い木材を求めて
久しぶりに「note」の更新をしました
以前は自らが、購入した家のリフォームについて、投稿していましたが、リフォーム工事がなかなか進んでいない為に、うちで取り扱いのある液体ガラスについての記事を更新致します。
【この記事の内容は、さとし大工が液体ガラスの、代理店までの道のりを自らの体験を、もとに伝えていきます】
液体ガラスとの出会い
はじめて液体ガラスを知った時は今から4年ほど前、自宅のベランダに杉材でウッドデッキを作りたいと思い立った事で調べ始めたことがきっかけです。リフォームの多くの商品が一度に集まるビッグサイトの展示場にも足を運び、実績や効果について、聞いた事を思い出します。
当時デッキ材の相談をした際は、木材をガラス質の液に浸け込んで含浸(専用釜)する事で、木材内部までガラス質を形成。その後専用工場で塗布工程を経て出荷する提案をして頂きましたが、運送費や、浸け込む見積り金額を含めると、高いと感じてしまった為、断念致しました。
試行錯誤で杉のウッドデッキを作ってみた
当時はその時点で液体ガラスの使用を諦めましたが、デッキは作ることになりました。杉材(デッキ材)を雨に濡れないようにクリアのビニルで覆って
工夫したり、屋外用塗料を使用して試しましたが、あまり良い結果には至りませんでした。
デッキ上にパーゴラも組立てましたが、遠くから見ても少し黒ずんでしまうほどの見た目になってしまいました。
近くからの写真をとっておらず分かりにくいのですが、パーゴラを外した状況、汚れやカビの状況はこんな感じ。
再び液体ガラスの実用を真剣に向き合ってみた
5年前に諦めてしまった液体ガラスですが、5年の月日を経て変わった環境の変化がもう一つあります。
さとし大工の本業は、職人に直接依頼できる、多能工型リフォームを行っておりますが、以前は、元請け業者との取引が主体で大工工事のみの新築工事や、リフォームを行っておりました。
そこで、以前と大きく変わったことが、お客様に直接自分の培ってきたノウハウを提案しリフォームに役立ててもらう立場に変化したことです。
以前から、自然素材への愛着があり、木材の活用に前向きで合ったさとし大工ですが、内装に使う木はささくれ立ってしまったり、湿気に弱い性質を持っていたり、外装に使用する事なんて、よっぽどの説得力がないと提案できない。なんて思っていました。
そうした環境の変化と、自らの抱えるベランダデッキの課題から前に進める為に、もう一度液体ガラスに歩み寄る事に致しました。
責任施工と代理店制度の仕組み
まず液体ガラスを取り扱うに辺り、塗料だけ仕入れできないか聞いてみました。
しかし他の「塗料とは、性質が全く異なる為に、塗料のみの販売はできません」
まあこの程度は予想していた事だったので、すぐに代理店登録を行うにはどのようにすればよいか問い合わせました。すると座学+実技の研修を行うので説明会に参加してほしいとの事。
そしてそのままの歩みで研修に参加する為の、説明会(八王子)に参加致しました。
本社が八王子にあるこちらの会社
代表の塩田正利氏は、元はコンクリートでの改質改善を行う会社を立ち上げており、古くからその研究開発を行っておりました。
コンクリートは70年前後の寿命を境に解体撤去されインフラの維持に役立っております。
コンクリートは大気中の二酸化炭素と結合する事で進行する劣化の歩みをガラス化する事で、その耐久性を飛躍的に伸ばす事が、元々の事業のようです。
そこで、代表が70歳を境に日本の森林資源を活かす事を目標に、液体ガラスを木材にも転用できるよう改質改善を繰り返しました。
そんな他社にはない不思議な力を持つ液体ガラスの魅力にひかれてしまい、ますますその効果や、耐候性が気になってきました。
次の記事では、実際に研修に参加した感想や、実態、可能性についてまとめて行きたいと思います。応援のフォローメッセージを頂けると嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます!