アサヒカウンセリングの強み 看護師の公認心理師であること 看護師は病院で患者様、ご家族様に、1番関わりが多い職種です。関わりにはコミュニケーション能力が必要です。その能力は、カウンセリングにとても重要です。 看護師の公認心理師は身体的、精神的な観察、アセスメントをして、心理学を用いてクライエント様の問題を解決できるようにサポートしていきます。 公認心理師とは 2018年に誕生した、 心理カウンセラーで唯一の国家資格です。 私たちはクライエント様に寄り添い、傾聴しながら
今日は、「腸」と「心」の意外なつながりについて、お話ししていきたいと思います。最近話題の「乳酸菌」が、実は私たちの心や性格にも深く関係していることをご存知でしょうか? なぜ「お腹が痛くなるほど緊張する」の? 「緊張するとお腹が痛くなる」「不安だと胃がキリキリする」―そんな経験、ありませんか? これ、実は偶然ではないんです。 私たちのお腹の中には、なんと「小さな脳」とも言える神経のネットワークがあります。その数は2億個以上! このため、腸は「第二の脳」とも呼ばれているんで
はじめに 野田サトル氏の漫画「ゴールデンカムイ」は、単なる冒険物語を超えて、人間の心理や行動を深く掘り下げた作品です。本記事では、この作品から学べる心理学的な洞察について探っていきます。 1. サバイバル心理学 極限状況下での人間行動 主人公の杉元佐一や鯉登少尉たちが直面する過酷な状況は、マズローの欲求階層説を想起させます。生理的欲求や安全欲求が満たされない環境下で、彼らがどのように行動し、決断を下すかは非常に興味深い心理学的考察の対象となります。 レジリエンス(回復力
こんにちは。今回は、不登校のお子さんを持つ保護者の皆さまに向けて、具体的な支援方法とヒントをお伝えします。一人で抱え込まず、お子さんと一緒に前を向いて歩んでいくためのガイドとしてご活用ください。 はじめに:不登校って何? 文部科学省によると、不登校とは「年間30日以上欠席した生徒のうち、病気や経済的な理由以外で学校に行けない、行かない状態の子ども」を指します。決して珍しいことではなく、様々な理由で起こり得る状況なのです。 1. まずは受け止めることから お子さんが不登校に
みなさん、日々たくさんの情報に囲まれていませんか?スマホやテレビ、インターネットからいろんな情報が飛び込んできます。この情報を正しく理解し、適切に活用する力を「メディアリテラシー」と呼びます。今回は、心理学の視点から、メディアリテラシーを高める方法をお伝えします。 1. 私たちの頭の中のクセ 私たちの頭には、情報を早く理解しようとする「クセ」があります。これを心理学では「認知バイアス」と呼びます。このクセを知ることで、情報をより正確に理解できるようになります。 【専門用
こんにちは!今回は、心理学の基礎として広く知られている「パブロフの犬」の実験について、わかりやすく解説していきます。この実験は、学習と行動の関係を理解する上で非常に重要な概念を示しています。 パブロフとは? イワン・パブロフ(1849-1936)はロシアの生理学者で、消化系の研究で1904年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。しかし、彼の名を最も有名にしたのは、条件反射に関する研究でした。 実験の概要 パブロフは、犬の唾液分泌を研究している際に、興味深い現象に気づ
こんにちは!今回は、行動心理学の10の事例について、それぞれの条件づけを詳しく解説していきます。各事例がどのような条件づけのメカニズムで説明できるのか、順番に見ていきましょう。 1. ポイントカードでのお買い物(オペラント条件づけ) 条件づけの種類 オペラント条件づけ(正の強化) 詳細解説 オペラント条件づけは、行動の結果によってその行動の頻度が変化する学習過程です。この事例では 行動:特定の店での買い物 結果(強化子):ポイントの獲得 効果:買い物行動の増加 ポイ
こんにちは。本日は、日本経済における行動経済学の応用、特にマーケティング分野での具体例をご紹介します。心理学の視点から、日本企業がどのように消費者心理を活用しているか、7つの事例を通じて解説していきましょう。 1. 損失回避と期間限定セール 日本の小売業界では、「期間限定」や「数量限定」といったフレーズを使ったセールが頻繁に行われています。これは、行動経済学の『損失回避バイアス』を利用したものです。 具体例 ユニクロの「感謝祭」セール 短期間で大きな売上を生み出すこと
はじめに 皆さんは、自分の人生を「物語」として捉えたことはありますか?私たちは日々、自分や周囲の出来事について「物語」を作り上げています。その「物語」が、私たちの思考や行動、感情に大きな影響を与えているのです。 ナラティブセラピーは、この「人生の物語」に注目した心理療法です。今回は、このユニークな心理療法について、わかりやすく解説していきます。 ナラティブセラピーとは? ナラティブセラピーは、1980年代にオーストラリアの社会福祉士マイケル・ホワイトとニュージーランドの家
夏休みが終わり、来週からいよいよ新学期が始まります。この時期は、多くの中学生や高校生にとって期待と不安が入り混じった複雑な感情が湧く時期です。新しい学期をスムーズにスタートし、不登校になることを防ぐためには、今からできる準備と心のケアが重要です。以下に、具体的な方法をいくつか紹介します。 1. 生活リズムを早めに整える 新学期が始まる前に、生活リズムを学校モードに戻すことが大切です。来週から始まる学校生活にスムーズに移行するために、今すぐ取り組んでおきたいポイントは次の通
みなさん、職場でのコミュニケーションってうまくいっていますか? 上司と部下、先輩と後輩の関係は良好ですか? 職場の人間関係は円滑に機能しているでしょうか。 良好な人間関係は、職場の生産性や雰囲気を大きく左右します。そこで今回は、アドラー心理学の視点から、職場でのコミュニケーション力を高めるためのヒントをご紹介しましょう。 平等な関係性を築く アドラー心理学では、人間関係を「上下関係」ではなく、「平等な関係」として捉えます。 上司と部下、先輩と後輩といった序列意識にと
こんにちは!今回は、心理学の基本的な用語から専門的な概念まで、幅広く200語を集めた心理学用語辞典をお届けします。これらの用語を理解することで、人間の心や行動についての洞察が深まるはずです。それでは、あいうえお順で見ていきましょう。
こんにちは。今回は、2024年に予定されているアメリカ大統領選におけるドナルド・トランプ氏とジョー・バイデン氏の対決を、心理学的視点から考察してみたいと思います。 1. パーソナリティの対比 トランプ氏 ・外向性が高く、自己主張が強い ・ビッグファイブ理論では、開放性と協調性が低い傾向 ・ナルシシズム的特徴が顕著 バイデン氏 ・比較的穏やかで共感性が高い ・ビッグファイブ理論では、協調性と誠実性が高い傾向 ・経験に基づく判断を重視する実用主義的特徴 この対比は、有権者の
こんにちは。今回は、誰もが簡単に始められる「マインドフルネス」について、その実践方法と効果をご紹介します。 マインドフルネスって何?簡単に言うと… マインドフルネスとは、「今、この瞬間に意識を向けること」です。難しく考える必要はありません。例えば、お茶を飲むときに「熱いな」「香りがいいな」と感じることも、マインドフルネスの一つです。 誰でも今すぐ始められる実践方法1. マインドフルな呼吸法(1分から始めよう) 1. 椅子に座るか、床に座るか、立っているか、どの姿勢でも
はじめに 人間関係は私たちの生活の中で非常に重要な部分を占めています。良好な人間関係は私たちを支え、困難な時も乗り越える力をくれます。今回は、人間関係を良くし、同時に自分のメンタルも強くする「魔法の言葉」をご紹介します。これらの言葉は、中学生から大人まで、誰でも使えるシンプルで効果的なものばかりです。 言葉にする重要性 私たちの日常生活において、思いや感情を「言葉にする」ことは非常に重要です。ここでは、なぜ言葉にすることが大切なのかを考えてみましょう。 1. 明確化
こんにちは。今回は、幸せで充実した人生を送るための重要な要素、「自己肯定感」についてお話しします。自己肯定感を高めることで、あなたの人生はどう変わるのか、そしてどうすれば自己肯定感を育むことができるのか。具体的な方法とともに見ていきましょう。 自己肯定感って何?なぜ大切なの? 自己肯定感とは、簡単に言えば「自分はこれでいいんだ」と感じる気持ちです。完璧を求めるのではなく、自分の長所も短所も含めて、ありのままの自分を受け入れる態度のことです。 なぜこれが大切かというと、自