悩み相談と東京と「となりの雑談」(日記 4/2〜4/4)
4月2日(火)
午前は自分のピアノレッスン。前回のレッスン以降、忙しかったので練習時間をとるのに四苦八苦したけどなんとか今日にこぎつけた。先日ここにも書いたけど、隔週で月2回通う、というペースを死守していきたい。
午後は親戚の女性(アラサー)が私に話を聞いてほしいと言ってやってきた。今、仕事のことで煮詰まっていて今後どうしたら良いか悩んでいるらしい。えっ、なぜ私に?と驚いた。いつもは彼女は自分の妹や母親に相談しているのだが、他の人の意見も聞いてみたいということで私に白羽の矢が立ったらしい。あまり交友関係が広くないようで、そういった相談をする友達や先輩がいないのかもしれない。いやいやいや、だからと言って、相談されても全く自信がないぞ。でも聞くことくらいはできるかな、と恐る恐る臨んだ。
彼女はいわゆる「何事も長続きしない」人で、そこが問題なんだよなあと昔から思ってはいたのだけれど、やはり今回も今の職場を辞めたいのだと言う。今の若者は転職は当たり前なのでそのこと自体はなんとも思わないけど、それはキャリアアップの為の転職という考えが私たちの世代よりも日常になってきているということなのだと思う。しかし彼女はこれと言ったスキルを積み上げないまま転職するのでまたゼロからのやり直しになってしまっているのだ。あと目標に具体性がなくて漠然としていたり、現実をよく見ずに夢見がちなところも問題点。詳しくは書かないけれど(本当は書きたいが辛辣になりそうなので自粛。笑)、彼女の言ってることの数々に正直言うと呆れてしまい、どうアドバイスして良いやら…と頭を抱えてしまった。なんちゅうか、「俺はまだ本気出してないだけ」みたいな雰囲気で「その自信の根拠はどこから…」とツッコみたくなるんだよなー(おっと、辛口になりそうだ)。
あまりにも漠然とした展望なのが一番難点だと思ったので、紙とペンを渡して、自分が一番やりたい仕事は何なのか、そうなる為には具体的にはどういう行動を起こすことが必要で、それには資金や時間はどれくらい要ると思われるか、ひとつひとつ「え、こんな小さいことから?」と思うくらい超超超具体的に書き出してみれば?と促した。
なんか、せっかく来てくれたのに誰でもできそうなアドバイスですまんのう…。
4月3日(水)
2月にオードリーの東京ドームライブで何年かぶりに東京へ行き、あああぁぁ東京って楽しいいいぃぃぃとあらためて感じた。それ以来また行きたい、また行きたい、とずっと思っていたのだが、7月にお仕事で行けることになった。めっちゃ嬉しい。早速、息子に連絡をとりまた美味しいものを食べに行く約束を取り付けた。遊びがメインで仕事の方が「ついで」なのか?笑
4月4日(木)
ジェーン・スーさんと桜林直子さんのポッドキャスト「となりの雑談」が好きで毎週欠かさず聴いていることは以前にもここで書いた。そのイベントが3/23に下北沢の本屋B&Bであり配信もあったので(トップの画像)購入していたのだが、発表会やらなんやらでまだ見ることができずにいた。アーカイブが残っているのが2週間なので期限が迫り焦っていたのだが、やっと午前中に時間をとることができた。
今回も金言だらけだった。
とにかく頭の中にあることを書いて出したり、喋って出したりすること。そしてそれらをもう一度あとから読んでみると、自分の利己的な部分や何に固執してるかなどが、パターンがわかって客体化された状態でわかるので必ず振り返ってみること。
またパッシブ・アグレッシブ(Passive Aggressive)は本当にやってはダメだという話も(これは普段もよく仰ってる)再度なさっていた。これは「正当に怒らずに、自分は傷つけられた、被害者だという振る舞いや言動で相手をコントロールしようとする行為」で、これを続けていると傷つくことが自分のアイデンティティとなってしまう、というお話だった。そういう人よくいるよなあ、と思ったけど自分も無意識に、例えば身近な人(夫など)に甘えてやってしまっていないか気をつけないといけないなと思った。
スーさんと桜林さんのお話は聞いていると、いつも一旦立ち止まってじっくり考えることを促してもらえる。忙しさに流されてしまったり、ネットの膨大な情報の波に呑み込まれそうな時に聞くと自分の思考を整理できる番組だ。昨日相談にやってきた親戚の子にも勧めてみようかな。