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息子が帰省してきました(日記 8/9〜8/11)

8月9日(金)
長崎原爆の日。長崎がこの先もずっと「最後の被爆地」となるように、平和宣言の中にもあった言葉を借りると、「微力」ながらもできることをし続けないといけない。私たちは「無力」ではないのだから。

祈念式典はあとで録画を見た。毎年、式典内の音楽や合唱の伴奏を担当なさっている方がかつて一度お仕事でご一緒した方で、そういう意味でもとても注目している。彼の音楽は存在感があるのに嫌な圧力もなく、とても品がある。長崎の祈念式典は毎回合唱がとても胸に響く。音楽だけでなく背景や言葉の意味を丁寧に生徒さんたちに指導なされているのだろうなということが伝わる。

なぜ祈念式典はあとで録画で見たのかと言うと、午前中はリモート会議があったから。また来たよ、リモート会議、正解のわからんやつ。今日も喋りすぎた。でも前回よりは内容には手応えあり(当社比。笑)

午後はリハビリと診察。診察は1ヶ月に一度。先生に筋トレをチェックされるのでちょっとドキドキ。やはり股関節周りの筋肉が硬いのでそちらを引き続きトレーニングしていく。

リハビリに行く直前から凄まじい雷が鳴りスコールのような大雨が降り出した。ワイパーを最強にしてもやっとという中、車を走らせて行った。ああ怖い。でも車はめっちゃ綺麗になったよ笑。

息子が東京から帰省してくるので駅まで迎えに。昨日の地震の影響でさらなる南海トラフ地震への警戒もあり、新幹線は今日は静岡県内を速度を落として運転している。なので予定到着時間よりも若干遅かった。20時前に神奈川県内で地震があったため、遅い時刻の新幹線はだいぶんダイヤが乱れたようである。息子は幸いなことに今日は仕事が時間休をとれて早めの新幹線に乗れていたので影響はなかったけれど、お盆の大移動の時期にたいへんなことだ。今日が帰省ラッシュの早い方のピークなのか、駅前のロータリーが迎えの車で大混雑。急遽、出勤用に月極で借りている駐車場に停めて、息子にはそこまで歩いて来てもらう。

息子が帰ってくると賑やかになって良いね。私は先月東京で会ってきたばかりだけど(ここ参照)、夫も義母もとても嬉しそうにいろいろ話して家の中が華やいだ。

8月10日(土)
朝から食料の調達をすべくスーパーへ。息子は普段自炊を全くしないので、帰省すると外食や買ってきた出来合いのものを嫌がる。家庭で食べる「名もなき惣菜」を食べたいらしい笑。なので、山ほどの食材を買い込んできた。今日はお芋の煮付けや、万願寺とうがらしの醤油炒めや、真夏で暑いけど息子の大好物のミネストローネスープなどを作るつもり。あと、息子はカツオのたたきが好きなので買った。

午後は持ち帰り仕事も多少進めておく。少しずつやっておくと後で慌てずに済むし、長時間座りっぱなしだと腰に負担がかかるので、ちょっとずつというのがベストなのだ。なので、仕事をしては立って台所で惣菜を作り、また座って仕事をしては台所へ、を午後は繰り返していた。

長期休みは自分のペースでこうして仕事と家事ができるのがとても精神的に良い。私にとって、「自分の思うようなペースで誰にも邪魔されずに家事と仕事をする」というのは、どこかへ出かけたり遊んだりするより、何よりもの一番の贅沢かもしれない。

夜は家族でワイワイ喋りながらナイターを見る。夫も息子と野球のマニアックな話をしながらテレビ観戦できるのがとても楽しそうで、笑い声が絶えない。夫に「あんた、嬉しそうやな」と言うと「今年は(カープが)強いからっていうのもあるぞ。そうでなかったら話も弾まんぞ」などとスカしたことを答えるではないか。ストレートに「うん、息子とあれこれ話せて嬉しい」と言えば良いではないか。もー、男子ぃー、素直になりなさいよー。

8月11日(日)
今日は夫は早朝よりお仕事。お疲れ様です。なのでそれに伴い、私も早起きした。夫を送り出した後、ウォーキングへ。今朝の空気は少しだけひんやりしてとても気持ちが良い。

ウォーキングの途中の景色

帰ってからも、午前中しばらくはクーラーを入れなくても十分過ごせるほどだ。猛暑酷暑でありながらも、立秋を過ぎるとほんの少しではあるが変化が起きてくるものですね。この涼しさを生かして持ち帰り仕事を今日もまた少し進める。よく集中できた。

今日は息子は中高時代の友達と遊ぶとのことで送っていく。帰省すると必ずその子と会って遊んでいる。息子の中〜高〜大学時代の友達はみんな本当に良い子たちばかりで、彼らに育ててもらったと言ってもいいくらい。あの環境には心から感謝している。現在、その中の多くの子たちが東京近郊で暮らしていてしょっちゅう行き来しているようなので、私も息子と離れていてもとても安心していられる。

午後、夫の姉とその娘たちがお盆の挨拶に来た。本当はうちの息子(彼女たちからすると甥、いとこ)に会いたかったようだがタイミングが悪く申し訳ない。彼女たちと義母のことでちょっと私からすれば「それはないんじゃないの?」と思うことがずっとあって、今日もそれに関して若干ムカッと来たのだけれど、こうして日記にこの3日間のことを書くことに没頭していたらどうでも良くなった。前も書きましたがオードリー若林さんの名言「ネガティブを潰すのはボジティブではない、没頭だ」ですね。これはいつも心のお守りに持っておきたい言葉です。

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