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「無理してグループにとけ込もうとする」をやめる
やめたら、ラクになった習慣ありませんか?
満員電車での通勤、行きたくない会社の飲み会、ただ長いだけの会議、見栄の張り合い“映え”のSNS投稿、不要な付き合いや買い物……。
実はやめても良かった習慣をリストアップした『心の疲れをとる事典』(監修/精神科医・西多昌規)。実際にやめようと思っても難しいものもあるかもしれませんが、思い切って自分の意識を変えるチャンスです! やめたらきっと楽になる、心の疲れをとってくれる習慣を同書より紹介します。第4回は「無理してグループにとけ込もうとする」。
例えば、学生時代の友人などプライベートなつながりであれば、話が合わないグループに無理をしてまでとけ込む必要はありません。昔は仲がよかったけど、生活環境やいまの立場などライフステージが変わると話が合わなくなってしまうということはよくあること。生活が違いすぎて相手の悩みに共感できない、自分の境遇に満足していないので嫉妬してしまうなど、理由はさまざまですが、話していて楽しいと思える日がまた来るまで距離を置くのがいいでしょう。しかし、会社の同僚やママ友といったグループであれば、ある程度、とけ込む努力が必要になる場面もあります。
新たな人間関係を築くときは「時間のかかる人」と「すぐにできる人」の二つのタイプがあります。人によってコミュニケーションには「時間差」があるのです。
たくさんの友人を持つことに生きがいを感じる人もあれば、数は少ないけれど深く長く付き合える友人に価値を見出す人もいます。友だちの定義には「個人差」があるのです。この「時間差」も「個人差」も個人の特性によるものなので、周囲に合わせたり、ヘンに焦ったりする必要はまったくありません。自分のペースで仲よくなれる他者が見つかれば、それでいいのです。
【point】
人間関係を築くためにかかる時間は人によって違う。
友だちの定義も100人いれば100通り。