【月7万円】で暮らす人気YouTuberの浪費を止める「0円アイデア」3選
■「お金」を使うのは最後の手段
「ちょっと気分転換が必要だな」と思ったときにまず何をすることが多いでしょうか。まずググる、それより先に家を出る、まず計画や予算確保をするなど、いろんな方がいらっしゃることでしょう。
この「〜が必要だな」と思った次のステップに、すぐ「お金」が登場する場合は、月々のやりくりが大変になる……というのが、私の学びと気づきです。
必要だなと思ったときに、すぐ買いに走る人と、手元にあるもので何とか工夫して使う人であったら、お金の貯まり方も生活力も、全てに差が出てきそうなのは簡単にイメージができます。でも本当に、そうなのです。
お金は便利な半面、自分でちょっと考えたり、工夫して解決できることも、「お金がやってくれるし」と怠けさせる作用があります。
なぜか浪費が減らないときは、「◯◯が欲しい」という欲求が強いのではなく、むしろ手元のお金にすぐに頼ってしまって、考えるのを怠けているというのが実態に近いのです。
「欲しいから買う」「必要だから買う」は実のところ、「怠慢」や「気分転換としての買い物」である場合がかなり多いと自覚をして過ごしてみると、お金を使わずに自分の持てる力を総動員して過ごすクセがつき、低コストに暮らすための基礎体力が培われていくと思います。
だからといって、いちいち節約を意識しながら過ごすのは大変なので、これからご紹介するようなお金を使わない工夫を日々に点在させておくと、ゆとりを持って過ごすことができると思います。
■0円デー
0円デーとは文字通り、お金を使わずに1日を過ごすことです。普段無意識にお金を使っていることが多い……ということを、私はこの「0円デー」を実行してみてわかりました。
普通に過ごしていると、お金を使うのも普通なことのようですが、でもこの「普通」に流されていると、支出が増えて手元のお金がみるみる減るのです。
0円デーで「今日1日くらいはお金を使わず過ごすぞ」と決めることで無駄遣いが減り、無駄な行動をせずに過ごせます。
0円デーを試す際のコツは、普段からお金を使ったらその都度「日付」「買ったもの」「金額」を記録する「支出メモ」をつけておくことです。
「今月は3回くらい0円で過ごした気がする」などのニュアンスで過ごすと自分に甘くなりすぎるので要注意です(実際は1回だった……などはあるあるです)。
■0円ネタ帳
今日は何しようかな……と思ったときに手元にあると便利なのが、0円でできる楽しみ方を集めてストックしておく「0円ネタ帳」です。私の手持ちネタの中でも、とくにすぐできそうなものをご紹介します。
▢ スマホを持たず散歩
▢ お金を持たずお店めぐり
▢ チラシや封筒でゴミ入れ作り
▢ 紙ゴミやプラごみで収納アイテム作り
▢ Googleマップで近所の行きたいところ探し
▢ 服や靴のメンテナンス
▢ 手持ちの服で新しいコーデ組み
▢ デザイン制作サイトCanvaでスマホやパソコンの壁紙作成
普段はスルーされがちですが、本当はこうした「目立たないこと」こそが自分の生活をつくってくれているんだということを、私もよくよく実感している次第です。
皆様もぜひ、「マイ0円ネタ」を収集してみてください。
■消費・浪費・投資の仕分け
支出を「消費・浪費・投資」に仕分けるようにしてから、お金が貯まりやすくなりました。
一般的によく紹介されているやり方は、手元のレシートを消費・浪費・投資に振り分けるというものですが、私はお金を使った「後」に支出を振り分けるよりも、お金を使う「前」に、自分が実行しようとしている行動が「消費・浪費・投資」だと何に当てはまるか……といつも軽く意識しておく方がいいと思っています。
例えば、「この服買おう!」とレジに持っていくその前に、頭の中で「この買い物は『消費・浪費・投資』どれに当てはまるだろうか……」と一瞬立ち止まって考えてみるのです。
すると、買い替えが必要で買おうとしている「消費」なのか、家にもうあるのにさらに買おうとしている「浪費」なのか、はっきり自覚できます。「投資」である場合はごく稀(まれ)で、大体が「消費」か「浪費」です。
「買う直前に振り分けてみる」ことに加えて、次の月の予算を組む際にも「消費は◯円、浪費は◯円まで、あとの残りは投資」というような、ざっくりした枠組みをつくるだけで、かなりお金の使い方が変わります。
お金には色々な役割がありますが、自分が実行しようとしていることが、「消費・浪費・投資」のどれが多いのかを客観的に見ることができる方法です。
『低コスト生活』では、お金の不安に縛られず、自分らしく軽やかに暮らすメソッドをたくさん紹介しています。ぜひチェックしてみてください。