【おせちを作る】「お雑煮」の“新定番”レシピ4種を公開!基本のお雑煮から白みそ仕立て、鮭いくらの親子雑煮、ぶりのうま味たっぷりのお雑煮まで
おせち料理なんて作らないし食べなくてもいい。という人もきっとこれだけ食べている。日本の正月に欠かせない、お雑煮だ。日本各地には郷土色豊かなお雑煮があり、それぞれの家庭でも出汁や具材、味つけが異なる、究極の「家庭の味」とも言える。
定番こその良さもあるが、年によって変えてみるのもまた一興。あなたの家の新定番「お雑煮」が見つかるかもしれない。ロングセラー『喜ばれるおせち料理とごちそうレシピ』(2014年11月刊)から、監修の牛尾理恵さんによる4種のお雑煮を紹介したい。
【基本のお雑煮】
◇材料(4人分)
◇作り方
(1)鶏もも肉はひと口大に切る。鮭は4等分に切る
(2)大根、にんじんは短冊に切る
(3)小松菜は塩ゆでし、4cmの長さに切る
(4)鍋にだし汁を入れて強火で温め、(1)(2)を入れて弱火で煮る。途中でアクを取り除きながら10分ほど煮て、分量のしょうゆ、みりん、塩で味つけする
(5)角餅はグリルで焼く(6) 器にかまぼこと(3)と(5)を盛り、(4)を注ぐ。最後に柚子の皮をのせる
【白みそのお雑煮】
◇材料(4人分)
◇作り方
(1)里いもは皮をむいて、大きければ食べやすく切る。にんじんは5ミリの厚さに切り、花型で抜く
(2)水菜は塩ゆでし、水けを絞ってざく切りにする
(3)鍋にだし汁、(1)を合わせて蓋をして強火にかける。煮立ってきたら弱火で15分ほど煮る
(4)餅を加えてさらに5分ほど煮て、火が通ったら白みそを溶き入れる
(5)器に(4)と(2)を盛り、かつお節をのせる。すぐに食べない場合は、餅は食べる直前に別の鍋でゆでてから加える
【鮭といくらの親子雑煮】
◇材料(4人分)
◇作り方
(1)塩鮭は3~4等分に切る
(2)大根、にんじんはいちょう切りにする
(3)ほうれん草は塩ゆでし、水けを絞ってざく切りにする
(4)鍋にだし汁と(1)と(2)を合わせて蓋をして、強火にかける。煮立ったら弱火で8分ほど煮る
(5)餅を加えてさらに5分ほど煮て、火が通ったら分量のしょうゆ、みりん、塩で味をととのえる
(6)器に(5)を盛り、(3)といくらをのせる。すぐに食べない場合は、餅は食べる直前に別の鍋でゆでてから加える
【ぶりのお雑煮】
◇材料(4人分)
◇作り方
(1)ぶりは3~4等分に切り、熱湯を回しかけて霜降りにする
(2)ごぼうは大きめのささがき、まいたけはほぐす
(3)ほうれん草は塩ゆでし、水けを絞ってざく切りにする
(4)鍋にだし汁と(1)と(2)を合わせて蓋をして、強火にかける。煮立ったら弱火で8分ほど煮て、火が通ったら分量のしょうゆ、みりん、塩で味をととのえる
(5)餅はグリルなどで焼く
(6)器に(3)(4)(5)を盛り、せん切りにした柚子の皮をのせる
(レシピ:牛尾理恵/写真:松島均/構成:生活・文化編集部)