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好きの形はひとそれぞれ。楽しみ方もそれぞれでいいじゃない

最近アニメ映画『ルックバック』のサントラにハマっています。
haruka nakamuraさんという音楽家さんが手がけているのですが、これがとても心地よくてずっと聴いています。

haruka nakamuraさんを私が知ったのは、コロナ禍で緊急事態宣言が出て仕事にもどこにも行けずにいた頃。
ベランダでSpotifyのシャッフルを流しながらコーヒーを飲んでいると、すごく優しいピアノの音色が聴こえてきました。
それはミュートピアノのソロアルバム『スティルライフ』の一曲目、「あくる日」でした。
すぐにアルバムに切り替え聴き直し、すぐさまCDを購入しました。

温かくて、柔らかくて、自宅での録音ならではの情景を感じる周りの音。
ニュースやSNSで飛び交う言葉や感情に、すべてが嫌になって、目を閉じ、耳を塞ぎたくなっていた時。
包み込んでくれる様なその音が「大丈夫」と言ってくれたように感じ、深く呼吸ができました。

今でもお気に入りの一枚です。


haruka nakamuraさんがサウンドトラックを手掛けているのは知っていたのですが、『ルックバック』のサントラを聴いたのはまたもやSpotifyのシャッフルから。(なんて優秀なんでしょう、Spotify)
シャッフルで流れてきた瞬間に「あ、この曲好きだな」と思い表示を確認すると、そこにはharuka nakamuraさんの文字。

気になってはいたのですが結局まだ観ていなかった『ルックバック』
まさかそのサントラがharuka nakamuraさんとは!!!!
たまにある、音楽から映像を見たくなるパターンです。

あぁ、私はharuka nakamuraさんの音楽がすごく好きなんだなと、なんだか嬉しくなりました。

探せばまだ映画館で観ることは叶いそうなのですが、体調面が思わしくなく、外出して映画一本を映画館で観ることは今の私には難しいことになってしまいました。
しょうがないかと思う私に飛び込んできたのは、Amazon Prime Videoにて独占配信されるというニュース!
嬉しい、、、嬉しすぎる。

「本当に好きなら映画館で観た方がいい」

わかります、その気持ち。

「観てないのに、それって本当に好きなの?」

誰だよ。きっといつか、言われたことがあるような言葉がどこかから勝手に聞こえてきます。

でも、好きなんです。
それでいいじゃない。
好きって気持ちは、私のものだし、楽しみ方も誰かに言われて決めるものじゃない。

10代、20代前半の頃の私に言ってあげたい言葉です。
あの頃はなぜか深い知識を言えないと、理由をちゃんと説明できないと”好き”と言ってはいけない様な気がしていました。
そんなことないのに、不思議です。
きっと自分に自信がなくて、自分が”好き”というものにも自信が持てなかったのかもしれません。

自信なんていらないのにね。
好きなら好きでいいじゃんと。

「なんか上手く言えないけど、好き。」

なんなら今となっては、好きの理由を色々と説明されるよりぐっときちゃう気がします。

上手く言わなくたっていい、”好きなこと”をどんどん好きって言いたい。

いや、言わなくたっていい。
”好き”を自分の中で温めて、愛でるのも最高に楽しい。

好きなものをどう楽しむかはひとそれぞれ。
好きに楽しめたら幸せだなと思います。

いまから来週が楽しみでなりません。
ありがとう、配信。



ちなみにこの気持ちを忘れないうちに書きたい!!!!
と思った時、「パスワード久しぶりに求められて失念したよ!どこかに保存したはずなのに」現象が起きました。
何度かトライするもすぐ出てこず、「だめだ」と潔く諦めて先に文章を書いてからパスワードを思い出すことにしました。

「思いついた時に忘れない様にメモしたい」とメモを家中の至る所に置く人がいれば
「忘れてしまう様なものなんて、たいしたことじゃない」と焦らない人もいます

後者の様にかっこよくいたいのですが、どちらかというと私は前者で慌てて紙やらスマホやらにひたすらメモします
あとは写真を撮ったり、とにかく何かに記憶の断片を残そうとします。

鷹揚と構えていたいものですが、ちょこまかとしてしまうのが私かもしれません。

まぁ、それはそれでいいか。
どんな風に行動するかも、ひとそれぞれなのだから。

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