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Arc column vol.75【トーナメントを勝ち抜くために】

Arc column vol.75
【トーナメントを勝ち抜くために】
2024/7/14(日)

今年も熱い夏がやってきましたね!
各地で甲子園をかけた県大会が始まり、来週の金曜日からは都市対抗野球大会が始まります!

どちらも負けたら終わりの一発勝負。日本一をかけたトーナメントです。

トーナメントを勝ち抜き、日本一になるのは非常に厳しい戦いの連続です。

では、このトーナメントを勝ち抜いていくには、何が大事になのでしょうか。

本日は、トーナメントを戦うにあたって私が1番大切にしていたことをお伝えいたします。

トーナメントを勝ち抜くために必要なこと。

それは、【入念な準備と割り切り】。

これに尽きると私は考えています。
ただし、準備といってもただ準備するということではなく、私は3種類の準備に分けられると思います。

1つ目は、「頭の準備です」。
この頭の準備とは、対戦相手の特徴やデータを把握し、試合の中での自分のプレーをより質の高いものにすることを指します。

いくつか例を挙げると、
①相手の特徴
②プレーのクセ
③性格など。

野球に特化すると、相手投手の特徴やクセ、球種、得点圏の入り、相手打者の打球の特徴、打球方向、ポジショニングなどが挙げられます。

相手チームや選手の情報をあらかじめ整理しておくことにより、試合では大胆な割り切りと、的確な判断を可能とします。

2つ目は、「心の準備」です。
ここでいう心の準備とは、要するに試合に向かうための心構えのことを指します。

自分がどのような場面で試合に出るのか、どのような役割を求められているのか。

これを把握していることで、試合を想定した準備ができると思います。

そうすることで、試合の中でも展開を見ながら最善の選択、プレーを可能とし、スムーズな準備を可能とすることでしょう。

3つ目は、「身体の準備」です。
身体の準備とは、皆さんも分かっている通り、怪我をしない身体づくり、身体のケア、回復力など
を指します。

トーナメントでの大会は短期間で連戦になるケースが多いですよね。

しかも、夏の大会となれば暑さの中で連戦を戦い抜かなければいけないですし、プレッシャーや緊張感がかなり強い中で戦っていかなければなりません。

身体にかかる負担は相当なものです。
その中で優勝まで戦い抜くには、身体がなるべくベストな状態を保ち続けていられるかが安定した成績を残す一番の秘訣だと思います。

先程述べた頭の準備の心の準備を質を上げるためには、まず身体の状態や健康状態が良い状態であるという土台があってこそだと私は思います。

そして、何よりこの入念な3つの準備があるからこそ、試合では割り切ることができるのです。

準備に不安要素があれば、その分試合では失敗したらどうしようという感情が芽生えてしまい、余計な邪念が生まれてしまい、やるべきことに注力できません。

しかし、自分の中でこれだけ準備したのだから、あとはやるだけという感情になることができれば、やるべきことが明確になり、必然と自信を持った選択、プレーに繋げることができます。

試合に勝つ、良いプレーをするというのは、それに見合う準備をしてきた選手にのみ可能になると
私は考えています。

つまり、試合前の過ごし方、取り組み方で試合でのプレーはほとんど決まっているのです。

もちろん、準備を入念にしたからといって必ず結果に繋がる保証はありません。

しかし、準備を重ねてきた中で得た知識、経験、取り組みは何よりも自分のプレーを最大限引き出すツールになってくれることは間違いありません。

これから、大会、試合を迎える選手達。試合で自分やチーム助けるために、自分の中で納得できる準備、自信を持って試合に臨んでください!

そして、1人1人にとって最高の試合、プレー、大会になることを期待しています!!

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佐藤旭

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