
Arc column vol.105【人数の多さがもたらす影響力】
Arc column vol.105【人数の多さがもたらす影響力】2025/2/9(日)
先週のコラムでは、メンバーの多いチームのベクトルをどのように向かわせていくのか、どのように1人1人と向き合っていくのか、それにより大きな力、結束が生まれることを紹介しました。
⭐️Arc column vol.104
→https://note.com/asah1_sato/n/nab1e92944394
では、実際にメンバーが多くいることで、具体的にはどのような影響・効果をチームにもたらしてくれるのかについて今日はお話していきましょう。
まず1つ目は、
多様なスキルと専門知識の共有、対応できる課題や新たな解決策が生まれる
↪️多くのメンバーがいるチームには様々なバック
グラウンドや専門性を持つメンバーが集まりま
す。
そのため、幅広い課題に対応することを可能と
し、1人1人の異なる視点が掛け算されることで
より創造的で効果的な解決策が生まれる可能性
が高まります。
2つ目は、
作業の効率化とスピード向上が可能
↪️チーム内の仕事や業務をグループごとや1人1
人に分担し、同時に作業を進めることができる
ので、物事の進行が速くなります。
特に大規模なプロジェクトでは、多くのメンバ
ーが関わることでスピード感を持って進めるこ
とが可能になります。
また、少数のグループに分担することで、1人
1人の役割が明確になり、当事者意識が芽生え
やすくなるので、主体的な動きが期待できます。
3つ目は、
様々なメンバーが関わることによる意思決定の質の向上
↪️多くのメンバーがいることで、少数の視点や
視野で見えなかった部分やより多角的な視点、
視野から様々な意見が出ることが期待できま
す。それにより、物事をいろんな角度から検討
することできるようになるのです。
また、メンバーがいることで気づける視点も増
えるので、単独や少人数では見落としがちな
リスクや機会に対してもより敏感になり、洗練
された質の高い意思決定が可能になります。
4つ目は、
変化に対しての柔軟な対応力
↪️チームのメンバーが多ければ、多様な状況にも
適応しやすくなります。
チームは生き物であり、周りの環境や所属する
メンバーによってチームカラーは変化します
し、刻々と変化していくのがチームなのです。
この様々な変化に対応できるようにしていかな
ければなりません。
メンバーが多くいれば、1人1人の性格や特徴を
活かした配置や役職の就任など、様々なチーム
の変化を応じた柔軟な人選も可能になるので、
柔軟かつスピード感を持って、変化に適応して
いけると思います。
5つ目は、
モチベーションの向上と競争意識の構築
↪️共に戦うメンバーが多いことで、困難な局面で
も助け合い・立ち向かう環境ができます。
また、チームの雰囲気を良い方向に向かわせる
こと で、互いがリスペクトをし、刺激し合え
る最高のライバル関係が構築できます。
主体的な想いや考えから競争意識が生まれる
ことは、自分の価値をどう高めていくかを考え
ることに繋がるので、非常に活発な動きが期待
できるのです。
この競争意識が芽生えた中で、メンバー同士で
切磋琢磨しながら、互い高め合っていくこと
で、モチベーションを維持しやすくなります。
上記に関しては,先週のコラムで伝えたベク
トルを同じ方向に向かわせることで、より質の
高いモチベーション維持に直結してくると思い
ます。
メンバーの多いチームは、どうしても「当事者意識が薄れる」「意思決定が遅くなる」「意見がまとまりにくい」「責任が不明確になりがち」などといった課題に直面することはあります。
しかし、1人1人の役割を明確にすることで当事者意識を高め、意思決定するやり方や適切なリーダーシップを発揮することで、これらのデメリットより、大きなメリットを生む原動力になると考えています。
ですが、人数が多いから強みというわけではありません。
メンバーが多くいる中で1人1人の考えや意見、アイディアが多く出ることで、厚みのある意思決定が可能になり、チームの道筋や新しい創造をより多くの視点、視野、角度からできるからこそ、人数の多さがチームの強みになるのです。
#コラム #成長#発信#指導者#コミュニケーション#結束#ベクトル#傾聴#モチベーション
#柔軟な対応力 #意思決定の質#創造#解決
#多角的
【Instagram】
https://www.instagram.com/asah1.st/
【Twitter】
https://twitter.com/st_asah1
佐藤旭