Arc column vol.9【野球から社会人として活きること】
Arc column vol.9
【野球から社会人として活きること】 2023/4/2(日)
前回のコラム配信で指導者や大人がスポーツに求めていることというテーマから、野球やスポーツで身に付けたい力について紹介しました。
※第8回コラム
👉https://note.com/asah1_sato/n/nf7a2be54e876
●前回のコラムで社会や会社が求めていて、かつ
身に付けたい力で紹介したことは以下の通り。
・自分の想いや意見をちゃんと言葉にして伝える
こと
・指示待ちではなく自ら行動を起こせる主体性
・準備力
・失敗を恐れずチャレンジすること
今日はこの身に付けたい力にフォーカスしてどのように会社や社会に出た時に活かしていくのか、そして、私が1年会社員として働いた中で野球で培ったことや経験が実際どのように活きるのか、リアルに感じていることを伝えようと思います。
今日のテーマは「野球から社会人として活きること」。
まず初めに野球で身に付けた力は本当に会社や社会で活きるのでしょうか。
このような疑問や不安を持っている選手もいると思います。
「野球しかやってこなかったから」「野球しか分からない」「やってきたことは活きないのでは」...。
こんな悩みを抱いている人も少なくないと思います。
私も現役時代はこのように思ってました。
しかし、それは全く違います。
結論、全て活かせます!
野球で培ってきたこと、経験してきたこと、学んだことは全て社会人になっても基本的には何も変わりませ ん。一緒です!!
これが私が現役を引退して1年経った今、リアルに感じていることです。
今までプレーで結果を残すために取り組んできたことを、会社の業務に置き換えるだけです。
では、実際に私が現在働く中でどのような場面で活かしているか上の4つの力に絞って紹介しましょう!
1.自分の想いや意見をちゃんと言葉にして伝えること
👉分からないことは分からない、難しいことは
難しい、教えてほしいと伝える。
少しずつペースを掴めて来たらやりやすいやり
方を伝えるなど。
2.指示待ちではなく自ら行動を起こせる主体性
👉自分から先読みして必要だと思う資料や書類
は作り始める。
受け身ではなく自ら行動する。 分からないこ
とにいつまでも考えるのではなく、聞きに行
く。悩んでる時間がもったいない。
質よりスピード感を大切に。
3.準備力
👉資料作りなどを直前に準備するのではなく、
余裕を持って逆算して準備を始める。
聞かれそうだと思うことはあらかじめ予想し
て用意しておく。
4.失敗を恐れずチャレンジすること
👉間違えることを恐れない。まずは自分が思う
ように資料等を作ってみる。行動してみる。
確認してもらってそこで間違いに気づいて、次
に活かせば良い。
このように書くと当たり前のことのように感じますが、この当たり前の土台が身に付いていないと、 意外とできないことだと私は思います。
社会人になってからこの力を身に付けようと思っても、この土台を若い時から経験してきてなければ、 難しいのが現実です。
大人になればなるほど、素直に質問をぶつけたり、意見や考えを言うのが怖くなる時が あります。
ですが、若い時から少しずつでも自ら動くこと、アウトプットすること、準備すること、チャレンジすることの環境が整っていれば、社会人になった時には無意識に自分の考えを話すための準備をするようになり、整理してアウトプットすることができるようになっていると私は思います。
もちろん会社に入ってまだ1年なので、私自身できることは少ないです。ですがその中でも自ら行動を起こすことはできることであり、それによって周りや相手に与える印象は確実に変わります。
私は今、会社員を経験してるからこそ、どのような社会人が必要とされているかを肌で実感しています。
実感できているからこそ、若い選手達に本当に必要な力が何かを伝えることができると思っています。
しかし、言葉だけで伝えるのは選手達に伝わりづらいのも事実です。なので、野球のプレーや練習の仕方等でアイディアを出しながら、きっかけを作っていくことが今の私に求めれていると思います。
【野球】-【スキル】=で何が残るのか。
ここに社会人として必要とされる力、野球だからこそ身に付く力を明確化していけるような取り組みをしていきたいと考えています。
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佐藤 旭