Arc column vol.80【行動が未来を創る】

Arc column vol.80【行動が未来を創る】 2024/8/18(日)

行動力を高める方法は、【準備してから動く】のではなく、【動きながら準備をする】ことです。

勘違いしてほしくはないのですが、決して準備してから動くことが悪いことではありません。私もどちらかというと準備をしてから動くタイプです。

しかし、0から1を作るための最初のステップとしては、遅れを取ってしまう可能性があり、閃いてからどうしても時間が空いてしまう可能性があります。

人は「やろう！」、「閃いた！」という感情が芽生えた時に、すぐに行動を起こせるか、それとも、「準備が整ってから」と一旦保留するかで行動する瞬発力には圧倒的に差が出ます。

この瞬間に行動に起こせない人間は、いつになっても始めることはできません。

なぜなら、日が経つにつれて、不安要素が大きくなっていき、リスクばかりが浮かんでくるようになるからです。

このような人は、十分な知識、スキル、資金、気力など、全てが完全に揃う日が来ると信じていることで、なかなか行動に起こせません。

知識やスキル、資金などは、そもそも行動を起こせないと身に付けることではないですし、やる気や気力というのは閃いた瞬間が1番のピークなので、そこから時間が経てば日に日に落ちていくと思います。

つまり、閃いたことを始めるために、いくら準備しても、それが成功するか否かは分からないので、とにかく小さな1歩で良いので行動を起こすことが大切なのです。

些細な事でも行動を起こし、いかに一歩を早く踏み出せるか、課題や問題点に気づけるか、修正・改善に取り組めるかが成功に近づくためには必要であり、これを繰り返し工夫を重ねていくことが重要なのだと思います。

これもアクションを起こさなければ、気づくことはできないでしょう。

時代の先駆者や成功者はとにかく行動することに長けていて、知識は最低限で良いと言います。

私の周りにいる仲間も何かを創りあげている人たちはとにかく行動しています。

動いてみないと分からないことががほとんどだからです。
もちろん行動することで、失敗もたくさんあります。しかし、この失敗も成功するためには通るべき道であり、むしろ順調であると感じ、行動そのものを正しいと思うことも大切です。

よく「自分が選んだ道を正解にする」というフレーズを聞きますが、私達はどんなアクションを起こしても正解、成功に向かうと信じて進んでいくと思います。

このように考えるとそもそも失敗なんてことは存在せず、起こりうる全てのことは成功するための過程に過ぎないということです。

行動そのものの1歩が大きいか小さいかは問題ではありません。

どんなに小さい1歩でも、踏み出すこと、行動を起こすことを地道に続けていれば、なぜ正しいのか、何が良いのかという情報を集めていくことができます。

不安を無くすための準備が大切なのではなく、いかに早く修正・改善するための問題点に気付けるかが大切です。

イメージしていたことと違うことが起きた時を失敗とするならば、この失敗を多く積み重ねることが非常に重要であるということです。

私がこのコラムを始めたのも、何か発信することをやりたい！やろう！と思ったのがきっかけです。

この選択が正解かどうかは分かりませんが、行動を起こしたことで、自分自身がアンテナを張って生活するようになり、成長に繋がっていると実感しています。

また、このコラムを読んで頂き、共感してくれた方々と出会うことができ、改めて行動を起こすことの大切さを日々感じています。

これからの未来は自分の行動によっていくらでも生み出せます。

私自身はどちらかと言えば準備しながら動くことが苦手です。だからこそ、「まずは行動してみる」、「動きながら準備する」、これを意識しながらより良い未来のために皆さんと歩み続けます。

【何も行動やアクションを起こさない】
これこそが本当の失敗だと私は思います。

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佐藤旭