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Arc column vol.94【未来をデザインしよう】

Arc column vol.94【未来をデザインしよう】 2024/11/24(日)

我々は無限の可能性を秘めています。

自分を変えたい、成長させたい、新しいチャレンジをしたい。1人1人様々な想いを抱えて日々過ごしていると思います。

頭や心ではこのように考えいるのに、なかなか次の一歩を踏み出すことができない人も多いのではないでしょうか。

では、このように次の1歩、新しい1歩に制限をかけているのは誰だと思いますか。

それは、紛れもなく【自分自身】です。自分だけが自らの可能性に制限をかけてしまっているのです。

これは私自身にも言えることです。

私達は過去の経験、体験で得た知識や感覚を基にして、様々な場面で意思決定をしています。

楽しかった経験、嬉しかった経験があるのと同時に、辛かった経験、苦しかった経験、しんどかった経験など、多くの経験と体験をしてきていることと思います。

私達は様々な経験をしてきていますが、自分にとって痛みを伴う経験や体験の方が印象に残っていて、未来の意思決定をする際に、無意識に痛みを伴わない、苦しくない選択をするように過去の自分が言い聞かせているのです。

なぜなら経験や体験で得た知識や感覚は自分の中では正解となっていて、これに基づいた行動をすればある程度のリスクは回避でき、安心感があるからです。

しかし、実際はどうでしょうか。それは、本当に心からやりたい事への気持ちに蓋をしてしまっているのではないでしょうか。

この状況では、自分自身が本気でやりたいこと、本当の意味での充実感というのを得ることができないと思います。

では、本当の意味での充実感を手に入れるためには、何をするべきなのでしょうか。

そこで今日のテーマです。
【自分の居心地の良い場所から環境を変える】ことです。

自分にとって居心地の良い場所に居続けると、本当にやりたいこと、チャレンジしたいことは出来なくなっていきます。なぜなら、居続けることで新しい刺激に対しての反応が弱まり、鈍感になってしまうからです。

自分がいる環境の当たり前を疑い、ルールや伝統、常識を飛び越えていくからこそ、新しい出会いや気付きがあるのです。

今、我々が手にしている環境は、これまでの自分が選択してきた結果です。
これまでの選択は決して間違いではありません。

しかし、この過去にすがるのではなく、今この瞬間に決めることにより未来を描き、自分が本気で取り組みたいと思える道を進む選択をしていくべきなのではないでしょうか。

成功するか、失敗するかは正直分かりません。ですが、やらないことには何も始まりません。

行動を起こせば、周りは批判するかもしれません。他人の評価も耳に入ると思います。

しかし、自分の評価は自分ですべきだと私は思います。

私の母校である慶應義塾高校の部訓には、こんな言葉があります。
「自分の評価は自分でしろ。人の目、人の評価を気にしてばかりいるとパイプが詰まる」

本気で取り組むべきことに、人の評価は関係ありません。私は改めてこの言葉の深さを考えさせられました。

自分がいる環境が、本当にやりたいことを取り組めるような環境なのか考えるべきだと思います。

もし、そうではなくて、ただ居心地が良いから居続けているだけなら、思い切って環境を変えてみて下さい。

環境を変えるというのは、住む場所、会う人、組織。いろいろあると思います。

何かをガラッと変えることで、自分にとって本当に歩みたい道が見えてくるのだと私は思います。

#コラム #成長#発信#指導者#コミュニケーション#環境を変える

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佐藤旭

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