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Arc column vol.87【1日の充実感を高める】

Arc column vol.87【1日の充実感を高める】 2024/10/6(日)

皆さんは、1日の充実感を高めるためにどのような取り組み、過ごし方をされていますでしょうか。

まず、充実感が高い1日を過ごすためには、1日の始まり方と終わり方が非常に大事だと考えています。

なぜなら、始まりのメンタル状態はその日の動きに直結し、終わりのメンタル状態は翌日の動きに大きく関係してくると考えているからです。

では、どのようなアクションを起こしていくと、充実感を感じ、質の高い1日になりやすくなるのでしょうか。

私が取り組んできたこと、取り組んでいることを踏まえながら紹介できればと思います。

1つは、朝のルーティン、夜のルーティンを確立することです。

1日が始まる際は、ルーティンを取り組むことによって、メンタル面の安定や気持ちがアップすることが良いでしょう。

コーヒを飲む、散歩をする、運動をする、今日やるべきことを書き出すなどが例として挙げられます。

朝は比較的行動に起こしやすく、エネルギーを高め、スイッチが入るようなルーティンであると望ましいと思います。

そして、1日が終わる際には、1日の振り返りをする、読書する、音楽を聴く、運動をするなど、その日1日を思い出しながら、翌日に繋げられるようなルーティン、気持ちが落ち着くようなルーティン、充実感を感じられるようなルーティンであるとより効果的であると考えています。

私の最近のルーティンは、朝はコーヒを飲んだり、家の掃除をすることで自分のスイッチを入れ、夜はトレーニングをすることによって充実感を感じ、寝る前に1日の振り返りをノートや手
帳に書くことで気持ちを落ち着かせてから1日を終えることが多いですね。

そして、これはスポーツにおける日々の練習にも置き換えることができます。

練習の始まりと練習の終わりのルーティンを確立することで、その日の練習の充実感を高めることができます。

私は現役の時、練習の始まり、締めの自主練は自分の得意な事、達成感を味わえる練習をすることによって、練習の充実感、1日の質を高めることを意識して練習を組み立てていました。

全体が集まる前に自分でアップを始めることで、自分と向き合う時間を作り、その日のエネルギーを高めるようなルーティンを作り、締めの自主練では守備の練習を行うことで、達成感を自分の中で感じるようなルーティンを作っていました。

私が経験してきた中で、この達成感というのが充実感に直結しているのではないかと私は感じています。

日々の練習や日常を過ごす中で、小さな達成感を味わえるような取り組み、ルーティン取り入れることができれば、1日1日の充実感は必然と高まっていくと思います。

この時に特に大事なのが、練習の締め、1日の締めで充実感を感じれることが非常に重要です。

「終わり良ければ全てよし」という言葉がありますが、私は1日の質を高めるためには、終わり方、締めくくり方は非常に重要なのだと考えています。

今日伝えさせて頂いた内容はごく一部ですが、これが確立されていくと、より良いメンタル状態を作ることができ、日々の練習や試合にも身体、メンタル共に安定した状態で臨むことができるでしょう。

メンタル面の安定はパフォーマンスの向上に大きく関わります。どのような気持ちで1日がスタートするのか、そして、どのような気持ちで1日を終え、翌日に向かうのか。いかにプラス要素の高いメンタル状態に持っていくことができるかにかかっていると思います。

朝・夜のルーティンを確率する→1日の充実感を高める→メンタル面の安定につながる→パ
フォーマンスの向上。このような繋がりがあると私は感じて過ごし、取り組んできました。

結果やパフォーマンスが求められる世界だからこそ、メンタル面の安定は必要不可欠です。

皆さんも1日の始まりと終わり、練習の始まりと終わりに意識を向け、朝夜の過ごし方や自分なりのルーティンを確立してみてください!

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佐藤旭

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