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初めての競馬場 NHKマイルカップ(G1)

家族と「なんか、競馬場に行ってみない?」ということになりました。
唐突です。
でも、なんの予定もなかったゴールデンウィークの後半、せっかくならと東京競馬場へお出かけしてみることになりました。

早速トラブル

のんびりと駅に向かったら、予定していた特急が満席になってしまい乗ることができませんでした。
駅員さんのアドバイスで、普通列車に滑り込みです。
今まで、特急で東京に行くことばかりだったので普通列車を乗り継いで移動するのは新鮮な体験でした。
それなりに座れたのも良かった感じですね。

東京競馬場

府中本町駅に着くと「あれ?もしかして、同じ目的なのかな?」という人混みに出逢います。
よくわからないでついていくと、競馬場に続くアーケードに進むことができました。迷わなくて済んだな、という思いと同時にこんなに人が来るんだと呑気な感想が頭をよぎります。
まぁ、この感想は呑気すぎることがあとでわかるんですけどね。

チケットを買っていざ、競馬場の中へ
視界いっぱいに芝生に覆われたレース場が広がります。
芝生の緑と青空が綺麗でした。
「これが競馬場か!」と興奮したのを覚えています。

どこか、ほのぼのとした空気を感じました。
これなら、子供づれで来るのも納得です。

まずは、腹ごしらえ。ということで、建物内に入ってレストランを探します。
スマホで、各店舗の空き状況をチェックできるのがいいですね。便利でした。

鳥駒さんというお店で、昼食です。
天ぷら定食と唐揚げ定食です。
想像よりもボリュームがあって美味しかったです。

そして、サッポロビールのスタンドで生ビールを調達し、ターフのそばに戻りました。
ターフのそばの一角に芝生のエリアがあるのですが、運よく場所を確保できました。
ビール片手にレース観戦ができて良かったです。
レースが始まるまでは、みんな思い思いに過ごしているのにレースが始まると一斉に立ち上がって応援を始める。
一体感がすごかったですね。

自分といえば、大型ビジョンでレースを追うか生の馬を追うかで迷ってました。

場内をあっちへうろうろこっちへうろうろ

ひとつレースを見て、芝生から立ち上がり場内を散策します。
場場内というのでしょうか、ターフの内側に行きたくて地下通路を探します。
ちょっとわかりにくかったですね。

長い地下トンネルを通って、内側に移動します。
子供用アトラクションがあるためか、家族づれでいっぱいです。

内側はなんというのでしょうか、日曜日の大型公園といった雰囲気でした。
建物の屋上に登って、次のレースを待ちます。
ゲートのあるスタート付近にお馬さんたちがうろうろしているのを眺めていました。もうちょっと近くで観れるといいんでしょうね。

ゲートから競走馬たちが一斉にスタート。
その競い合うスピードに目を奪われていました
そして、大きく大きくターフを回っていく。
この時、競走馬が走る馬場の大きさを実感しました
そして、大型ビジョンの向こう側から湧き上がる歓声。
自分は競馬場にいるんだなと実感した瞬間です。

パドックへ

もうちょっとお馬さんが近くで観たかったので、パドックへ移動です。
そうしたら! なんとうことでしょう。
パドックは観客でいっぱい!

なんとか立つ場所を確保して、馬を見ます。

大人しくパドックを回る子。
首を振って何かを主張している子とさまざまな馬でいっぱいでした。

慣れている競馬ファンであれば、ここからさまざまな情報を手に入れるのでしょう
しかし、自分は競馬場は初めてのにわかです。
「お馬さん可愛い」という感情でいっぱいなだけでした。

いざ、レース観戦へ!

今日の本命レースであるNHKマイルカップの時刻です。
観戦するためにターフへと移動したのですが!
なんと、人!人!人!
立つ場所すらありません。最初に競馬場に来た時に感じた放牧的な爽やかな空気は微塵もありません。

熱気でいっぱいです。
最初、芝生のある場所でのんびり観戦しようね〜。なんて考えていたのは甘かったです。
見るために立つ位置を確保するのにも一苦労です。
なんとか、大型ビジョンが視界に入る場所を確保して立ちます。

ファンファーレと共に拍手が巻き起こります。
ああ、これから大レースが始まるんだ。と素人の自分でもわかりました。
大型ビジョンにスタートした馬たちが映ります。

よく見えませんが、周りの熱気と歓声でレースが盛り上がっているんだ。G1レースという大きな勝負の場所に自分はいるんだ!と実感していました。

観客の頭の隙間からレースを見るだけでしたが、あの空間にいられたことはとても楽しく、熱くなるひと時だったと思います。

レースが終わって

目的はNHKマイルカップだったので、そのまま人々の流れに乗る形で競馬場を後にしました。

楽しかった。という思いとともに歩き疲れたな、競馬場は広かったと思います。

ひとつ、ひとつはとても楽しい思い出が作ることができた1日でした。

それ以外に感じた感想をまとめて書いてみます。

まず、当たり前ですが競馬場はギャンブルをするための場所だということです。
当たり前のことですが、競馬場を訪れてその場に集う人たちを見て初めて実感しました。

いや、自分はアミューズメント施設のようなつもりで競馬場に行ったので。
あの馬券を買うことに情熱を傾けている多くの人たちを見ると自分との違いを認識してしまうというか……。

こう「お馬さん可愛い」だけでいくと圧倒されてしまうというか……。

お馬さんを可愛がりたい。触れ合いたいというのであれば、牧場行くのがいいですね。
今度、餌やり体験のできる牧場を探したいと思います。

あと、今回切実に思ったのが指定席をとりたかったということです。
一応、指定席の販売チャレンジしたのですが、購入できませんでした。
競馬場は、座るにはレストランに入るか指定席を購入するしかありません。

指定席がないと拠点がないので、延々と歩き続ける羽目になります。
広いので移動も大変です。
次に行くのであれば、指定席取りたいですね。
(そのためにはJRAの会員にならないといけないんですが……。そこはハードル高い)

レースの熱気を体験できて、とても貴重な体験をしたと思います。

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