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秋のフランスと朝食のショコラショー


10年以上になりますが、フランスへ行った際、宿泊先の朝食は今でも忘れられません。
ホテルではなく、レストランに宿泊施設がついたオーベルジュ。
「コーヒー、カフェオレ、ショコラショー、何にする?」と言われ、
迷わず「ショコラショー」を選び、出てきしたのが、ポットいっぱいに入ったショコラショー。
甘さ控えめビターなカカオの風味、一口飲むと冷えた体に染みわたるのを感じました。
以降、どこのオーベルジューに行っても、ショコラショー1択。
忘れられない朝食メニューが「ショコラショー」になりました。


ショコラショーを選んだ理由 カカオの効果

スーパーに並んでいるチョコレート。カカオ含有量が記載されているものが増えました。カカオの健康効果を考えた際、やはりカカオ成分が高いチョコレートが人気です。

グルメはもちろん健康、美容効果が注目され、罪悪感は過去の話?食べて幸せになるスイーツがチョコレートですね。

海外では古くからチョコレートの原料であるカカオは薬

チョコレートは今のような固形ではなく液体でした。
貴族や王族など限られた身分の人だけが飲める薬で、「テオブローマ」(神の食べ物)と呼ばれるぐらい大変貴重なものでした。
非常に高価だったため一般の人々に処方されることはありませんでした。

メキシコのチョコレート博物館にて

チョコレートの美容効果


チョコレートの原料であるカカオには抗酸化物質が含まれています。
抗酸化物質とはカラダを元気で若々しさを保つために重要な栄養素。
お肌の老化やトラブルを防ぐために欠かせません。
チョコレートの効果はカカオの含有量に比例しているので、カカオの%が高いダークチョコレートがオススメです。

苦み成分テオブロミン


カカオにはテオブロミンと呼ばれる成分が含まれています。
体温を上昇させる働きを持っているので代謝も活発になるとか。

また冷えで悩んでいる人にも効果が期待できます。
また集中力を高めるといった効果もあるとか。

リラックス成分、セロトニン

チョコレートにはセロトニンという成分が含まれていて、気持ちを落ち着かせ、リラックス効果があります。
以前、外資系のホテルに宿泊した際、夕方のベットメイキングを終えた部屋の枕元にチョコレートが置いてあったのを見て「なるほど!」と思いました。
他に、チョコレートには鉄分、亜鉛にマグネシウムなど普段摂りにくいミネラル類も含まれています。

カカオの産地で楽しむチョコレート アマゾンカカオ


チョコレートのパッケージに、コーヒーのように産地が記載されている商品も増えてきました。
私が今一押しと言うか、このところチョコレートはアマゾンカカオ限定で、
デパートのイベントや通販などで購入しています。
原材料が唯一無二で全く想像出来ない組み合わせ。食べた時、味の奥行、香り、食感、すべて調和されていることに驚きました。

AMAZON CACAO (LA CASA DI Tetsuo Ota)

AMAZON CACAOとは、太田哲雄氏が直接ペルーで仕入れたクリオロ種カカオから作られたテンパリング前のチョコレート(カカオマス)のことで、現地のカカオ農家の生活をよりよくするため、ペルーでチョコレートにまで加工してから、日本に輸入しています。
岩のようなアマゾンカカオの大きな塊を、そのまま料理に削り掛ける豪快なパフォーマンスが有名です。
AMAZON CACAOのお菓子は、スペインのエル・ブジや、ペルーのガストン・アクリオのもとで経験を積んだ太田哲雄シェフが、長野の食材を使って料理する軽井沢のレストラン「LA CASA DI Tetsuo Ota」で作られています。
AMAZON CACAOとして、カカオマスの他クーベルチュールやカカオ豆等も販売しているため、太田シェフ以外のシェフやパティシエによっても広く使われており、多くの料理やスイーツが作られ、販売されています
また、カカオ豆もコーヒー豆のように、産地により異なった味わいが楽しめます。

AMAZON CACAO (LA CASA DI Tetsuo Ota) HPより


渋皮入りの栗粉とカカオニブのクッキーに、濃厚ピスタチオバタークリームをサンドした
「カカオナッツクッキー」
カカオニブとココアパウダーを練り込んだザクザク食感のクッキーに、発酵バタークリームと山ぶどうのジャムを挟んだ「ザクザクサンドクッキー」。


アマゾンカカオのクッキー缶


アマゾンカカオのスパイスが効いた(塩味)サレクッキー缶

先日購入した、アマゾンカカオのサレ缶。
朝食に、温かい飲み物と一緒に、少しずついただくのが至福の時間です。
#私の朝ごはん


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