発達障害とこだわり

ASDの特徴であるこだわり。私もこだわりは強くパニックを起こしやすい。

特に、私は予定が変更になるとパニックを起こす。電車が止まった。病院や店が混んでいた。行きたかったことや、やりたかったことがやれなかった。20歳を過ぎているのに、パニックで涙が止まらないときには、私は何をやっているのだろうと思う。

あとは、物事の進め方に関するこだわり。仕事を教えてもらううえで、人によってやり方が微妙に違うときがある。臨機応変のりの字もない私はその時もパニックを起こす。泣きわめくことはないにしても、はたから見たらフリーズ状態だ。

例を挙げるとすると、保育所では、17時になると子供たちはお茶を飲む。そのときのお茶を、事前に入れておくか、飲む時に入れるのか。私は、主任には、飲むときに入れるよう教わった。しかし、フリーのベテランの先生からは、事前に入れていないと注意を受ける。どっちでもいいことなのに、私の頭はパニックを起こす。

22年生きていて学んだ、こだわりと付き合う方法。

決めないことだ。できたらいいなの精神で生きている。この日にこれがやりたいな。出来なかったら仕方ない。この電車に乗れたらいいな。でも無理だったらこの電車でもいい。

人に関することではこだわらない。人には人のルールがある。その人がやりやすいように動いていけば角が立たない。どちらでもいいと思って生きている。言い返したりしない。はい。すみません。と言っておけばその場は収まるのだ。


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