夏の夜
文:森下栞
今日は何か特別なことがあったというわけではないのですが、日記書きたくなったので書きます。
今日のバイトは週末らしい忙しさで、泣きたくなりました。
泣きたくなったポイントとしては、とても強面のお客さんに、
「料理遅いんだよ!どんなってんだよこの店は!!」
と怒鳴られたことです。
ほんとに怖かった。涙ちょちょぎれた。
(この日記をそのお客さんが読んでたら終わる)
自分のベストを尽くしても、どう頑張っても上手くいかないことってあるんだなってことをこのバイトで何度も学んできました。
ベスト尽くしてもお客さんに怒られる仕事、きっつい。
泣きたくなったとか言ったけど、私的には暇な日より忙しい日のほうが好きで、だから好んで週末にシフト入れてるわけなんですけど。
忙しいほうがやっぱ楽しいんですよ、忙しいほうがワクワクするし、ちゃんとまわせるかって試されてるのがたまらないんです。
っていう、まあ、こういう感じが自分Mだなって思うんですけどね。
疲れた日は、大体バイト先を出て電車に乗ったあたりから放心状態になります。家に帰ってもぼーっとしちゃうのが普通なのですが、
今日は地元に着いて自転車に乗ると、夏の夜の空気がすっごく気持ちいいことに気づきました。
昼間はあんなに暑苦しかったのに、夜はこんなに気持ちいいんだ〜〜と思い、そのことを日記に書きたくなったのです。
夜は人も車も少なくて、静かで、暗くて、なんだか街には自分しかいないような、自由になったような感じがとても好きです。
だから疲れてるはずなのに、今日はちょっと遠回りしちゃったり。
もっと外の空気吸ってたい〜〜と思って自転車を走らせました。最高だった。
もうみんな知ってると思うけど、夏の夜の空気、良いですよ。
気持ちがどんよりした時には特にオススメです。
夏の夜で思い出した。片平里菜の「夏の夜」っていう曲もオススメなので、ぜひ。