浅貝虚

物理の勉強してる大学生。 趣味と雑多な文章を書き込む 趣味:電子音楽、百合、SF、読書…

浅貝虚

物理の勉強してる大学生。 趣味と雑多な文章を書き込む 趣味:電子音楽、百合、SF、読書、鉄道etc... サウンドクラウド https://soundcloud.com/user-448602664 アサガイウツロと読みます。更新遅いかも。

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    マニアックな電子音楽やユニークな電子音楽についてつらつら書いていきます。

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M3欠席記念カキコ

 みなさん元気してますか?私は元気じゃないです。いや、今この時点ではそこそこ元気です。  実は今回一昨年から毎回参加しているM3を欠席することになりましたので、代わりに今までのM3関連のことを振り返る備忘録的なものを書こうかなと思い立った次第です。ちなみに欠席の理由は体調不良です。いつも泊めてもらってる友人から「用事あって看病とかできないから調子悪いなら来るな(要約)」というお達しがありましたのでね。私自身もM3の次の日に研究室で実験の手伝いをせなあかんかったりと忙しいので、

    • 電子音楽ミニコラムその6"A last look before the door closes forever" by Astrophysics

      今回紹介するのは私が今もっとも注目しているブラジル出身の音楽家Astrophysicsの新作The Unending Need for Perpetual Motion(永久運動の果てしない要求)の一曲目だ。このアルバムのジャケットには天使があしらわれている。近年Breakcore界隈では日本の天使界隈やY2Kの影響(?)でこのようなグラフィックが使用されがち(だと個人的に思っているの)だが、Astrophysicsのそれはもっと直接的に「生と死」を掲示している。直接の理由は

      • 電子音楽ミニコラム その5"llgas Laukimas" by Teistis Makasinas

        お久しぶりです。流行り始めてから4年目にして例の病気になってしまい一週間自主軟禁状態になってます。幸い熱は1日だけで下がり、薬を飲み始めてから特に問題なく回復してます。薬の副作用で眠気がすごくて半日以上寝てる気もしますが…。 さて、今回そんな筆者が暇にかまけてゲホゲホ咳をしながら紹介するのはリトアニアの音楽家Teistis Makasinasのllgas Laukimasという曲です。この曲は1981年に発表されたアルバム、Disko Musika(そのまますぎる!)の2曲目

        • 今年の音楽10選2023

          おい!!もう2月だぞ!!!その2月ももう終わるぞ!!! 超お久しぶりです、というか明けましておめでとうございます。去年(2023年)は全然更新できてなくて、いや、もう言い訳も思い付きません…。一応M3で個人サークルで出展してソロアルバムを売ったりとかもしてたんですけどこっちに書く気力がなかなか湧かないし、11月以降は心身の調子を崩したりなどしていて、年末年始もずっと寝込んでました。最悪!!! とか言っててもまぁ、記事の下書きはぼちぼち書いていたのでやけくそバーゲンセールのつも

        M3欠席記念カキコ

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          電子音楽ミニコラムその4”Computer Love" by JYL

          https://youtu.be/issabWFK4u0  めっきり更新してません。実は下書きに何個か書くネタがあるのですが、腰を据えてパソコンで書くのがめんどい 暇がないのです。実際最近はM3の手続きとか色々あって結構忙しかったので…まあ、ぼちぼち更新したいですね。  ということで(どういうことだよ)、今回紹介するのはComputer Love...といってもColdplayの"talk"の元ネタとしても有名なクラフトワークのComputer Loveではなく、Jylとい

          電子音楽ミニコラムその4”Computer Love" by JYL

          気づいたらこんな拙い絵を描いていた。教授、お疲れさまでした。

          気づいたらこんな拙い絵を描いていた。教授、お疲れさまでした。

          今年の音楽10選 2022

          こんばんは。今年ものこりわずかです。私の主観では半年くらいしか経ってない気がするのですが、これは歳を食ったということなのでしょうか。悲しいです。 さて、年末なので今年ディグった音楽のなかでも、「これは!!」という曲を紹介したいと思います。ちなみにあくまで私がここ一年で「見つけた」音楽で、今年リリースされた曲ではないので、そこのところよろしくお願いします。あと、今回は素直に今年聴いたものをあげていくのでネット上に音源(MVや配信、試聴など)がない曲もあります。気になる人はCD買

          今年の音楽10選 2022

          電子音楽ミニコラム その3"You're killing me" by Astrophysics feet MINTTT

          https://youtu.be/-66yaKOmNjI こんにちは。人混みが苦手すぎて最近学校でもしんどくなってしまうことの多い私。人混み苦手なのってどうしたら治るんだろ? そんなことはさておき、久しぶりに音楽コラムを書こうと思う。今回取り上げるのはブラジルの新進気鋭の作家Astrophysics氏の"You're killing me"という曲。シンセウェイブと80年代ポストパンクをベースにグリッチやドラムンベースを取り入れたスタイルは最早唯一無二。特に思想的にヴェイパ

          電子音楽ミニコラム その3"You're killing me" by Astrophysics feet MINTTT

          アフリカ音楽とデトロイトテクノの聴き過ぎで、テクノ作るときのリズム感がブラックミュージックのそれになってきてる気がする...

          アフリカ音楽とデトロイトテクノの聴き過ぎで、テクノ作るときのリズム感がブラックミュージックのそれになってきてる気がする...

          Arduinoでシンセ開発(part1)

          こんにちは。田舎へ帰ってきてなんにも無さすぎて複雑な心持ちになっている私です。今回から、本格(?)的にシンセ作っていきますよ。まぁそんな難しいことはしてないんですけど。 その前に追加の部品を買おうはい。実は前回の記事で買ったスターターキットには、イヤホンジャックがついていないので音が出ないのです。なんなら可変抵抗もひとつしかついてない。ということで、日本橋シリコンハウスへ行って材料を調達。とりあえず買ってきたのは、 ・可変抵抗(10kΩ)×4(パネル実装用) ・可変抵抗(1

          Arduinoでシンセ開発(part1)

          メモ イヤホンジャック 黄色 GND 赤 左 黒 右

          メモ イヤホンジャック 黄色 GND 赤 左 黒 右

          Arduinoでテルミン型シンセ開発(part0)

          ご無沙汰してます。 夏休みなので、何かやろうと思いまして、昔から気になってたArduinoを先日アマゾンでポチりました。目的は超音波センサーを用いたテルミン型シンセの製作です。 テルミンというとmoogのTherminiが今まで(moogの製品とは思えないくらい)安くてら3万円くらいで手に入っていたのですが、流行り病だったり、テルミンを発明した国が戦争を始めてしまったりしたせいで世界中の経済がぐちゃぐちゃになり、ふとみると5万円にまで値上がり。5万円払う余裕あったらElect

          Arduinoでテルミン型シンセ開発(part0)

          休みたい、田舎で何も考えずにボーッとして過ごしたい…

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          今日の写真

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          電子音楽ミニコラムその2"DJ" by Griffit Vigo

          好評かどうかまだわからないこのコラムシリーズ、今回は「ゴム」というアフリカの興味深い音楽ジャンル、そしてその代表曲であるGrifit VigoのDJという曲を紹介したいと思う。 この「ゴム」という音楽は、南アフリカ共和国発祥の音楽で、音楽的ルーツとしては、ハウスや、ダウンテンポ、ダブステップなどがあるようだが、私の聞く限り、そのどれとも似ても似つかない音楽となっている。 私がこのゴム音楽について興味深く思ったのは、これらを生み出したのが南アフリカという馴染みの薄い土地だから

          電子音楽ミニコラムその2"DJ" by Griffit Vigo

          Hans Joachim Roedelius "Momenti felici"レビュー

          どうも、書くことがないわけでもないけどめんどくさくて、あんまり更新してなかった私です。今回はCDのレビューをしていきたいと思います。結構長いのですが、まあ、のんびり読んでいっていただければと。 Hans Joachim Roedeliusとは そもそもアーティストを知らない方も多いかと思いますので、そこから説明していきたいと思います。ハンスヨアヒムレデリウス、と読みます。ドイツ人の方です。1934年、ベルリン生まれ。現在86歳のおじいさんでありますが、まだ現役で音楽活動を

          Hans Joachim Roedelius "Momenti felici"レビュー