浅田の朝食 蒟蒻を炒めて煮る
その四 蒟蒻炒り煮
蒟蒻は、常備菜としてよく使われる食材です。浅田では、蒟蒻をよく叩いてから、包丁を入れて、下処理をして、さらに水気を飛ばしてしっかりと味をつけていきます。こうした何日か食べられる常備菜を持つことで、忙しい朝の時間にも充実した食事を食べることができます。朝の常備菜として、お弁当の一品にもなる蒟蒻の惣菜です。
蒟蒻炒り煮
【材料】
蒟蒻 2枚
酒 50cc
出汁 50cc
濃口醤油 25cc
上白糖 10g
味醂 15cc
鷹の爪 半分
胡麻油 適量
白胡麻 適量
【作り方】
1 蒟蒻の両面を麺棒などを使ってよく叩いてから、両面に斜めに切り込みを入れていく。切り込みは、両面とも厚みの1/3程度に。切り込みを入れ終わったら、サイコロ状に切っておく。
2 鍋に湯を沸かして、切り揃えた蒟蒻を下茹でする。沸騰したら3分ほど茹でる。茹で終えたら、ザルに取り熱いまま置いておく。蒟蒻の水分が飛び、味が入りやすくなる。
3 鍋に胡麻油を入れて、鷹の爪を入れ火にかける。温まったら、よく水を切った蒟蒻を鍋に入れて炒る。全体の水分が飛び、馴染むまで加熱を続ける。
4 蒟蒻の水分が充分に飛び、馴染んできたら、酒、上白糖、出汁、濃口醤油、味醂を入れて中火で煮ていく。15分程度火にかけて、煮汁が煮詰まったら火を止め、白胡麻を振りかけて、冷めたら出来上がり。