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心を動かされた冷凍オムライスの説明書き

ある日のお昼、スーパーで買った冷凍のオムライスを食べようと思い、冷凍室からそのオムライスを取り出しました。

そして、何分温めるか見ようと思って袋を裏返したところ、「袋を開けてしまったときの温め方」という説明書きが。


一見すると、なんてことない説明書きかもしれません。

でもわたしは、この説明書きにとても感動したのです。


冷凍食品は袋を開けて、お皿に移して電子レンジで温めることが多い気がします。

でも、わたしが食べようとしていたオムライスは、袋に入ったまま温めるタイプのものでした。

オムライスを食べようとしていたその日は、たまたま袋を開けずに裏返して温める時間を確認したのですが、普段のわたしだったら袋を開けていました。


このオムライスを作ったメーカーは、わたしみたいに冷凍食品を温めるときすぐに袋を開けてしまう人に向けて、「袋を開けてしまったときの温め方」の説明書きを入れてくれているんだと思いました。

「この冷凍食品を食べる人がしそうな行動」を読んだ考慮がされているなと思い、「うわぁ、すごい親切!」と心を動かされました。


人のことを考えて「これぞ、わたしがしてほしかったことなんだよね!」といわれることをするのって、とても難しい。

よかれと思ったことが、その人にとってよかったり、よくなかったりと正解がないから。


この冷凍オムライスの説明書きを見て、家族や友達、仕事関係の人など普段関わりのある人にできる、「一歩先のこと」は何なのだろうと思いました。

すぐに答えは見いだせないかもしれないけれど、考えてみたいです。




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