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面接ブッチへの対策法。

ここ10年ほどで、「応募者が面接に来ない」「当日にドタキャンされた」といったケースをよく耳にするようになりました。

求職者のマナーの問題も、もちろんありますが、とはいえいますぐそこを改善するのは難しいのも事実です。

そこで今回は、採用を行なう上で「ブッチ」「ドタキャン」を少しでも防ぐための方策についてお伝えしていきます。

■連絡のスピードを上げる。
当然ですが、企業が求職者を選ぶように、求職者もまた企業を選んでいます。「連絡のレスポンスが遅い」というのは、求職者からすると優先順位が低く見られていると感じる可能性があるため、できるかぎりスピーディな対応を心がけましょう。

具体的には、「応募があったら即日に確認の連絡を入れる」「書類選考はなるべく早く行なう」などの対応が挙げられます。

■面接前日にリマインドの連絡を行なう。
応募者に対して「来社を心待ちにしています」という気持ちも込めて、面接前日にはリマインドのメールなどを送っておきます。また、面接地がわかりにくい場所にある場合は、目印となる建物を伝えたり、場合によっては駅まで迎えに行くなどの対応をすると、面接設定率を上げることができます。

実際、かなり目立たないビルに入居していた企業様で、面接地までの道順を詳細に記載したところ、キャンセルが減ったケースがあります。

■求人広告での動機づけを強める。
求職者の志望度を少しでも高めるために、求人広告の内容の見直しを行なうのも有効な手立てです。

求人広告内で「当社でならどんなスキルが磨けるか」「どんなミッションを担うのか」「良好なチームワークを発揮しながら働けるか」などをわかりやすく伝えることで、動機づけが強化されます。

動機づけの方法については、次回以降、別記事でお話したいと思います。

メールやチャットなどの普及により、現在はコミュニケーションが気軽にとれるようになっています。この傾向は今後、ますます加速しますので、「昔より応募者の質が下がった」と嘆くのではなく、時代に合わせたコミュニケーション設計を行なっていくことが重要です。

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