変わるのは自分から
転勤族と結婚した時点で転勤があるのは承知の上でしょうと言われたらそれまでで単身で行ってもらったらいいじゃないと言われたこともあったのだが、私の中の一つの思い込みで【家族は一緒にいるもの】というのがあった
それに関してうちの場合の結果は一緒にいて良かったんだけど離れていても家族なのは変わらないよね
そしてワンオペ子育て中の時は今思い返せば色んな制限を自分でもかけて「毎日お風呂入れないといけない」「何時までにこれやっておかないと」「洗濯物を毎日畳まないと」「子どもが眠そうじゃなくても寝かせないと」「無農薬の野菜じゃないと」って自分で自分の首を絞めていた
そして自分の中にいる自分の思う良い母親像や周りでニコニコしているお母さんと勝手に比較していつも罪悪感があった
いつも答えはネットに求めていい情報だけじゃ心配で結局自分の思う最悪の情報まで行きつく検索の仕方をしていた
子どもが風邪をひくと様子を見ることなく無条件で病院に行くものと思っていたから
どこがいいか分からないけど調べてベビーカーを押し1番ストレスになる毎回長い待ち時間
そして診療では風邪かなーと思いますの一言で
薬貰うのにまた並んで子ども達がぐずぐず
そして薬飲ませてもそんなに症状変わらない
子どもだけならまだいいんだけど
私が体調が悪くて動けなくなっても旦那さんは早く帰れる訳じゃないし、きついのに赤ちゃんや2.3歳のかいじゅう男子を見る事になる
そんなのを経験してからは体調崩さないように自分の中に緊張の糸が張られた
そして何か都合が悪いことが起こると旦那さんのせいにしてみるんだけど結局一緒に動くと決めたのは自分だしなーって
ある日「人は変えられないから自分が変わるしかない」って言われてお母さんもよく言ってたなと思いだした
私はどうやったら機嫌よく過ごす事が出来るか考えたし私の周りにはどんな人がいてほしいかを考えていたら家族の笑顔が浮かんできた
旦那さんだって大変だったと思う
仕事は朝早くから夜遅くまでで寝てるのか毎日心配になった
というのも私は授乳等で寝る時に寝るスタンスで先に寝ていたし朝も早いので起きれず見送れない事もあった平日は顔を合わせない話さない感じになっていた
だからまず自分から変わろうとした点は少し早く起きるようにして旦那さんを3人で見送るようにした
これによって子ども達と「行ってきます」「いってらいっしゃい」の会話が出来る、そしたら朝から笑顔の時間が皆に出来た
そして自分にも相手にも求めすぎない
次の転勤は一緒に行かないって決めてから3人暮らしをイメージして旦那さんがいない意識で生活したら(いる前提だと旦那さんへ色々求め出すので)家事は自分のタイミングでやればいいんだって思えたし最低限でいいなって気持ちに余裕が出た
いつの間にか旦那さんから「何もやってないと思われたら嫌だな」とか「洗濯物もっと綺麗に畳んでよ」とか「ご飯出来てないの?」とか何か言われるんじゃないかと勝手に思っていたのに気付いた
旦那さんはご飯なかったら買ってくるよって言ってくれたりするのに、、
そして自分がやっている事を手放す事は勇気が必要で中々難しかったので、市のサポートを利用して(人の手を借りて)家に家事を手伝ってくれる人をお呼びして洗濯物やご飯の下準備を頼んだりしてやってみた
2時間お願いして一気に家事が進むので子どもを抱っこする時間が出来て、少しずつ自分時間も増えた。もちろん初めましての人が来るからめっちゃ気を使うんだけどそれも続けないと慣れない
続く