カフェで
このところ読み続けていた今村夏子さん、自宅マンションでは(ご本人曰く)狭い物置のような部屋で書くしかなく、執筆が進まないときはドトールコーヒーで書いているそうです。芥川賞受賞の作家と同じというのもおこがましいのですが僕もカフェで仕事をすることがあります。自宅マンションはほぼワンルームのようなつくりなので普段の生活の部屋の中で仕事をせざるを得ないのですが気分が重く沈んでしまうと起きていられなくなりソファで寝そべってしまいます。特に不調が続くこの数ヶ月はよほど調子が良くない限り部屋での仕事は困難です。といっても、毎日ドトールやスターバックスでは経済的な不安をさらに増長させるので(実際、お金がかかりすぎます)最近は図書館を利用していました。図書館まで自転車で20分ほど走るのですが、それがまた運動にもなりますし。
でも今日は久しぶりにスターバックスにいます。朝からダラダラせず勢いをつけて仕事をしてみようと思ったのですが、図書館は10時から。そこまで部屋にいるとまたいつもの気分の落ち込みが始まり動けなくなるので、今日は早々に家を出てカフェに落ち着いています。以前罹っていた主治医も今のカウンセラーも、動けるようなら何も考えずにとりあえず動いてみてください、と言っていました。
久しぶりのスターバックスですが、店内BGMは既にクリスマスでした。毎年思うのですが11月でクリスマスはまだちょっと早いのでは…と。でも、クリスマスシーズンは好きなイベントの一つです。ちょうど寒くなる季節ですが、なんとなくあたたかさを感じます。今年は3年ぶりにうつがぶり返し、そこに他の困難も重なり、心から何かを楽しむ状態ではありませんが、それでもクリスマスの雰囲気は少しだけ潤いを感じます。
11月初めに仕事をさせてもらっている各社の8割くらいに今月いっぱい仕事をキャンセルしたい旨お願いしたのですが、それを12月まで延ばしてもらおうかと考えています。クリスマスの12月を少しは感じられるかもしれません。それでも12月はいくつか仕事があるし、1月こそ復帰しないと今後本当に生活ができなくなるかもしれないので準備をしなければいけないのですが、もう1ヶ月、療養が必要なのではと考えるようにもなっています。ずっと悩んでいる抗精神薬の内服を再開することも、もう一度考える時間がとれるかもしれません。他にも身体で気になる症状がいくつかあってそれも検査や治療を試みたいと思っています。
乗り越えるべきことはたくさんありますが、なんとか、前に進みたいと思います。