【あっさじーん伝記】お悩み相談 12/15
早いもので2020年も残すところ、あとわずかとなりました。
皆さまには1年間大変お世話になり、心より感謝しております。
今年は例年以上にさまざまな出来事がございましたが、終わりよければ全て善し。 諸々まるくおさまりますようお祈り申し上げます。
新しい年を気持ち良く迎えるためにも、最後の仕事納めに精一杯取り組もう!と、私はそんなふうに考えておりました。
しかしなんの因果か、やはりあの男からLINEが送られてくるのです。
あの男とはもちろん・・・
言うまでもなく、あさあさのじんです。
*
一般的な仕事のやりとりであれば、いや、一般的な人間とのやりとりであれば、相手の言葉を読んでそのままお返事すれば会話は成立します。
しかし、あさちゃんに限ってはそうではありません。まず最初に「解読」という考古学者のような作業を強制されます。
今回の問題「かなでさんから700円が送られてきたんだがw」、この怪文書を皆さまならどのように捉えるでしょうか?
私は5つのケースを想定しました。
1. まったく何も訊かされてないのに、かなでさんから700円が送られてきた。
2. 本来なら別の人から700円が送られる予定が、なぜかかなでさんから送られてきた。
3. かなでさんからお金が送られる予定だったが、なぜか予定より多く(or少なく)700円が送られてきた。
4. サトラレのように思ったことをそのままLINEで送ってしまった。
5. 本当に更年期障害が来たのかもしれない(サムネ回収)。
これらを総合的に判断した結果、送られてきた700円はおそらくnoteの報酬、そしてその金額に対する不満ではないかと考えました。この間0.4秒。特選介護士ともなれば当然のスキルです。
んん??
あさちゃんの本業は15時間拘束で12000円ほどなので、時給換算すると800円になります。低いか高いかは置いといて、そっちは小学生の小遣いレベルではないのでしょうか?
最後に「期待値が低すぎるので、今後は彼とのセットは避けておきます」という謎の宣言をして勝手に納得していました。メルカリで「半額なら即購入します」と言われたときと同じくらいの「そうですか」が私の口を突いて出ました。
その後、件のかなでさんと別件で話す機会があったため、世間話として上記のオモシロ話を伝えたところ、彼は悲しみつつもだんだんと怒りをあらわにします。
かなでさんの怒りは止まりません。
彼のマグマはツイッターにまで侵食します。
普通に考えて、あさちゃんにこれを理解させても事が良い方向に行くとは思えません。つまり理解させることになんの意味もなく、ただかなでさんの怒りが収まることに繋がるだけでしょう。
私はこのままでいいんじゃないですかとアドバイスをして会話は終わりました。
正直にいうと少し大人げないなと思いました。他人へのイライラというのは不必要に期待するから起こる現象です。期待しなければイライラも失望もしません。
もっといえば、「700円しか送ってないから彼は愚痴を言うだろうな」これくらい考えてもいいと思います。むしろどんな愚痴をこぼすか楽しみまであります。このかなでさんへ情報提供したことも、あとであさちゃんから発狂LINEが飛んでくるだろうな、そんなふうにワクワクしていました。
その日の夜、期待通りあさちゃんからLINEが届きます。
思ったより発狂していません。少しがっかりしました。発狂できないくらいかなでちゃんの発狂が凄かったのでしょうか?コジキのあさちゃんが700円を返金するのはなかなかです。
自分から反省しています。えらい。
あまり読む気は起こりませんが、たしかに雰囲気的にキレてるようにも見えます。
おわかりだろうか?よく見るとあまり会話になっていません。私のほうはあさちゃんの言葉を受けてから返していますが、彼は完全に独り言です。とても悲しい。
そしてその後、問題の超長いLINEとやらを送ってきてくれました。
長すぎて新聞かと思いました。いまでもまだ全部読んでいません。
ここまでブチギレていることにはなんらかの原因があるはずです。
・「書いてやってるんだから700円もらえるだけでもありがたく思え」と思っているところに「小学生の小遣い」発言でブチギレ。
・いままでのイライラが積み重なっているところに仕事が激務で疲労困憊、トドメに今回のあさちゃんの発言によってついに破裂。
しかし、今回の件については、私はどちらも悪くないと考えています。
かなでさんは報酬の歩合について意見を聞いた上で判断し、あさちゃんはかなでさんに任せました。ただ、もっと多くもらえると思っていたあさちゃんにとっては「思ったより少なかった」と感じるのは仕方ないことでしょう。
私の意見をまとめて伝えてみると、珍しく素直に受け取ってくれました。近くに発狂してる人がいると、あさちゃんはそれを受けて冷静になれる性質なのかもしれません。
かなでさんのおかげでまた一つ彼の新しい発見がありました。
そして・・・
上手くまとまったようです。終わりよければすべて良し。
彼の2020年も本当に色々ありましたが、このまま駆け抜けて明るい2021年を切り開いてほしいものです。