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子どもの困った行動の原因は、全く違う理由があるかもしれない

私が幼稚園の先生時代に頭の片隅に入れておいたこと。
成長するにしたがって、うまく自分の気持ちを表現できないことがあって困った行動に変化することがあります。

それを思い出した昨日の朝の長男くんとの出来事。

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保育園にいつも通り登園し、最初に次男くんを送り出しその後長男くんと2階へ。長男くんの部屋は3階ですが、時間帯よってはまだ移動前で2階で送り出します。しかし、丁度子ども達が移動するために階段前に並び始めたのを見て「お母さんも3階に来て」と訴えられました。

いつもは、同じ状況でも「いってきます」と自分から列に並びます。

仕事の時間が迫っていることや、すぐに子どもたちが3階に移動しそうになかったこと、いつもなら1人で3階に行くことを知っていたので(なんで今日だけ?変なわがまま?)と言う気持ちになってしまいました。

仕事があるから行っといで」といつも通り2階で送り出そうとしても全く引かない長男くん。結局3階までついて行くことに…それなのに「お母さん、寂しくなっちゃた」と泣き始めて離れなくなってしまったのです。

電車の時間が迫っている私は困ります。

お友達が泣いている長男くんを心配して周囲に集まってきます。(5歳だし、泣いたら恥ずかしくなっちゃったかな?
寂しいから、帰る」と言うのでとりあえず1階の玄関まで下りてきて2人で話をすることにしました。

長男くんは激甘えん坊ではありますが、最近は登園を渋ったりすることはありません。焦る私は、長男くんをどうにか泣き止ませようと必死に話をしました。しかし、泣き止む気配がありません。

するとふと頭の中に

子どもの困った行動の原因は全く違う理由がある

ということを思い出し長男くんに聞いてみました。

「昨日なんかあったの?」

すると

「〇〇くんが嫌なことをして、言ってもやめてくれなかったんだよ(泣)」

その問いを投げかけられるとすぐに答える長男くん。それまでは、お母さんと離れるのが寂しいしか言いませんでした。

その後先生に「お友達となんかあったみたいで…」と概要を話し、あとは自分でお話しして解決するよう促して泣いている長男くんを送り出してきました。

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子どもは、感情にはすごく素直に行動します。しかし、子どもによっては理由はうまく言葉にできなかったり表現できなかったりすることがあるのです。

幼稚園の先生をしている時も何度も経験しました。年齢が上がるほどそれは複雑になっていきます。

困った行動は、子どもからの何かしらのサインです。
しかし、そのサインに最初私は気付けませんでした。何故なら、その行動は突然起こり、私も驚いてしまって余裕がなくなってしまったからです。
いつもと様子は違うとは分かっていても、仕事の時間も迫っていたのでいつもなら行けるのになんで今日だけ?というちょっとした苛立ちを先に感じてしまったからです。

私自身が余裕を持っていないと、臨機応変に対応できないことを実感しました。

少し心配して迎えに行くと、ケロッとして遊んでいる長男くんに安心した母です。こんな葛藤をこれから繰り返して、友達との関わり方や自分の気持ちの折り合いの付け方などを学んでいきます。

しかし、私に似たのか繊細な子です。溜め込まずに、どんな形であれ気持ちを表現できているので今はそれでいいかなと思います。
これからも、長男くんの理由のある困った行動を感じ取って言葉に変換する手伝いをさりげなくできる母でありたいと思います。

もし、サポートしてくださる方がいたら、自信のない今の自分を変える事ができるかもしれません。宜しくお願いします♫