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嫌いな保育とは?

前回は、具体的に好きな保育ってどんなことをしてきただろうと考えてみました。

逆に私にとって嫌いな保育とはどんな保育なのか

ちなみに保育には正解やこうあるべきなんてないと思っています。子どものことを考えてやっていること、子どもの安全を脅かすものでなければ、どんな保育にもメリットとデメリットがあるのではないかと思っています。

ここで話すのは、私の好き嫌いの話です。

私は、「やりなさい!」と大人という権力を使って子どもたちを動かすような保育の進め方はあまり好きではありません。大人は子どもよりも大きくて強い存在です。

子どもに無理やりやらせること

これは意外とやってしまいがちです。私も経験はあります。
大人は子どもに色々なことを経験させてやりたいし、やってほしいと望んでしまい、子どもの気持ちなどに目を向けられないことがあります。
しかし、無理にやらせることから得られることは少ないと思います。


やるまで待つ

やりたくなるよう興味を持つよう関わったり、環境を提供する

やってほしい理由、やると良いことを話す

一人一人個性があり、得意不得意ある中でも自分自身を好きになり、好きなことを見つけてワクワクして生きること、そんな風に毎日が過ごせるように保育をしていきたいと思っています。

嫌いな保育、上記とは逆の考え方で子どもを集団としてしか見ずに、全員同じように接し同じような対応をすること。子どもはこうあるべきと偏ったルールで縛り、大人という権力を使って子どもを動かそうとすること。子どもの話を聞かずに、大人の都合のみで保育を組み立てて進めてしまうこと。

保育は集団で行うことが多く、安全面から大人都合で進めざるおえない場面もあります。私は、幼稚園と保育園3園を経験し保育は安全が保障されなければ意味をなさないことを知っています。
子どもたちにも、協力してもらうところは協力してもらい集団行動ができるように促していくこと、身の回りのことを自分でできるようにしていくことは必要だと思います。
しかし、100か0かで考えてはいけないと思っています。できる時もあればできない時もあることを頭に入れて柔軟に対応していくことが重要です。

理想を語るのは簡単です。集団生活の中で一人一人に向き合うことは大変です。できる範囲で1人1人の意見を聞いて尊重していくこと、どうしても大人都合になってしまう時には子どもに寄り添うことを大切にしていきたいと思っています。

「やりたくないねー嫌だねーでもこんなに楽しいこともあるんだよ。」
「やりたかったね。でももう帰ってご飯の時間なの。やりたかったね。ごめんね」

そんな風に心砕いて子どもと付き合っていきたい。

子どもを1人の人間として扱っていないような保育の仕方
が私にとって嫌いな保育


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あさみ
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