黄昏と喜びの映像です
まったく個人的な趣味でしかないので、すみません。
ひどく疲れる日には、ショートをただ見てる。
映像が流れ、そしてメロディが風景を奏でる。
何が良いのか、じぶんでも説明できない。
いいなって思うのは、わたしという個人史のせいじゃない気がする。
昔の人たちの記憶がこのDNAに織り込まれているせいかもしれない。
始めた仕事は面白いけど、なかなか奥が深いです。
すごくメンタルな強靭さのようなものがいる。
たいした意味もなくリストをあなたに上げて見たのです。ほろほろ。。
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1.いつかあなたが映した雨の季節の街
雨が降る。どうだろう、雨は素敵だ。
duskと呼ばれる夕闇時、街に明かりが灯りはじめる。
雨は止まないから、あなたはカフェの窓ガラス越しに行き交う人たちをいつまでも見ている。
ショートは自動でぐるぐる繰り返す。
わたしは、あなたの背中を見続ける。
やっぱり、どこか寂しいのは何故なんだろう?
曇天の雨が降り続く。
あなたが写した写真にはひとりぼっちのあなたがいる。
2.雨の夜はこれでしょ
とても優しい。。
わたしが乙女だったなら、きっとお嫁に行っちゃう。
やっぱり、部屋は薄明りだ。
そこでこんなふうにじぶんのために弾かれたらもうメロメロだ。
ぽろぽろと雨粒が鍵盤を叩いてゆく。
深くふかく沈んで行く、その先はどこなのかと思う。
そこに行けたなら、そこが来た元々居たところなんだろうか。
暗い部屋の中でずーっと聞いている。
疲れている?
でも、沈むから癒されるということもある。
3.この世の喜び
ワンダーなのだ。
濡れるという感覚、音、風、光。
その組み合わせがやっと歩き始めた者を狂喜させる。
わたしたちも、きっと初めての雪、雨、星にこんな感覚を持った。
だから、どんなに年とっても、
雨の中にどろんこになったり、厚い落ち葉の絨毯にうずもれたくなる。
4.秋が来ていた
今年はすごく夏が長く秋が短かった。
じゅうぶんに紅葉を愛でた記憶がありません。
急に無音になって、この光を見させられると、ひどくはっとする。
じぶんが何に驚いたのかが分からない。
くっきり切り取られた一瞬。
日々があっという間に過ぎて行く時に、この猫たちは何かをメッセージしている。
https://pbs.twimg.com/media/GYY3utOXMAAknQu?format=jpg&name=small
5.スキ!
猫も犬も飼ったことはないし、かれらの生態を知らない。
でも、こうしてみんなが日常をUpするようになってわたしは驚いている。
犬も猫もまったく人間と変わらないのですね。
愛おしさ、寂しさ、虚しさを種を超えて交換しあっている。
わたしたちは、哺乳類ファミリーだった。
考えて見れば、ひどく当たり前なこと。
ここに生きる生はみんな繋がって行く。
喜びも悲しみも伝播して行く。
6.母である、喜び
実は赤ん坊は、なんにも分からない固まりなんかじゃない。
こんなに豊かなメッセージを母にする。
母であることの喜びとはこういうことなんだろう。
今でも男の胸にお乳があるのは、きっとむかし男もオッパイあげていた証だ。
男だって命を分けるという意味をわかっていた。
これも、cuteだ。
こんなに豊かな表情をするのだ。おお・・・、ワンダー。
7.ミノのしあわせ
これは、かなり泣けた。
ブサイクな犬が健気に思えたのは、ウツに苦しんでいたからだった。
もちろん、受けた傷は消せないだろう。
ネガティブを消去できないが、でも、わたしたちは新しいものをおのれに追加してゆくことができる。
8.みんな繋がってる
犬が子どもに向かう時、手加減が無い。
かれらは完全なセラピストだろう。驚異的だ。
こんなふうに、わたしは家族と接して来たんだろうか???
9.Will you marry me?
この手のシーンは今日もどこかで起こっている。
ありふれているのだけれど、とても嬉しくなる。
なにが嬉しいのか、分からない。でも、わたしが喜んでいる。
10.深く年を取る
わたしが若い頃、既にヨーヨー・マは有名だった。
5歳にしてすでに観衆を前に演奏を行っており、7歳の時にはジョン・F・ケネディの前で演奏したひと。
そして、彼は年を取り、さらに深い響きを聞かせる。
深い知性が裏打ちしている。
年をとっても柔らかいひとがいる。