
2NE1のCLさんを語る。
前回の記事でダラちゃんを語ったので。
何となくダラちゃんが語りやすいから語ったけど、
さんざんダラちゃんにデレたのに、
他のメンバーにデレないのでは、
まるで私がダラ単推しの人みたいじゃないか。
私は元々ミンジ推しで、
今は四人全員同じくらいに好き。
てなわけで
今日はCLを語る日にしたい。
しかし、なんだかCLという存在は語るに畏れ多いという感じがする。
前置きが長くてすみませんだけど、
私が最初に2NE1に出会った楽曲は、
『I AM THE BEST(내가 제일 잘 나가)』
だった。
当時は英語名も覚えずに「ネガチェーチャラカ」と呼んでいたけど。
最初に『I AM THE BEST』の動画を見た。
当時、四人の顔と名前が一致していなかったけど、
(ああ、絶対この人がCLさんだわ)
ってそれだけは分かった。(笑)
なんか一番目立ってるから。
CLさんの続いてのイメージ。
(この人のジャンプ綺麗だなあ。)
CLさんのジャンプの美しさは、
ファンの皆さんはさすがにお気づきだろうか?
CLさんはどこを見ていても、
どんな時も、必ず真上にジャンプし、
飛び立った場所に着地する。
この見惚れるほど美しいジャンプは、
先日のWELCOMEBACKコンサートでも健在だった。
CLさんはどんなに疲れた終盤でも
いや疲労マックスの終盤こそ、
「ジャンプ!ジャンプ!」
と客席に促し、自分もまっすぐにジャンプする。
そのまっすぐさにはミンジすら及ばない。
たぶんそもそも歪んだジャンプができない人だろう。
たまにいるよね、こういう人。
小学校でクラスに一人ぐらい。
生まれつきの身体能力が高くて、
体幹がしっかりしている。
CLさんはスポーツとかも得意だろう多分。
さて、この記事に書いてあるけど、
CLは昔、日本に住んでいて、
筑波の幼稚園に通った。
普通の日本の幼稚園に通ったが、
当時の記憶はほとんどないらしい。
まあなんか、いるよね。
人生が派手すぎて幼少期の記憶がない人。
私はガッツリ覚えてるけど(涙)
小学校はインターナショナルスクールへ。
当時の愛称は日本語で「ブタウサギ」。
(本人は気に入ってたらしい。)
中学はフランスでホームステイ。
高校で韓国にやってきた。
当時は韓国語もほとんど話せなかったという。
(マジカー)
そう。実は、
CLは韓国語ネイティブじゃないのだ。
(これはファンじゃない人には、
ビックリ案件じゃないだろうか!)
韓国に来たときにYGの社屋に行って、
社屋の出口でヤンサを出待ちし、
自分の声を録音したテープをヤンサに渡し、
それからオーディションを受けて練習生になった。
元々はテープをYG宛に送ったが返事がないので、
真冬の道路で何時間もヤンサを出待ちしたらしい。
やっぱりその辺の行動力は、
常人とはちょっと違う感じがする。
ヤンサはCLをそれはもう、
本当に可愛がったようだ。
上の記事にあるジャージャー麺のエピソードもそうだが、
CLの誕生日のときとか、
社屋ごと派手にラッピングして祝ったりして
ほんまに可愛いんやな、って感じだった。
(ずっと可愛がってほしかったな。)
2NE1としてデビューしたとき、
ボムは25歳、ダラ24歳、
CLは18歳、ミンジ15歳。
この中で、練習生期間が最も短いのはCLだったらしい。
普通なら、練習生期間が短くて、
しかも年下組のCLにリーダーを任せるなんて考えないと思うが、
やっぱりヤンサは普通の人と考えることが違うのか、CLをリーダーにした。
それは物凄く英断だったと思う。
CLのリーダーシップをヤンサは見抜いてたんだ。
CLは生育環境が特殊で、
複数の国をバックグラウンドに持つからか、
とても肝が据わっているという感じがする。
普通の18歳なら、
自分と全然違う価値観を持つ人に出会ったら、
(なんだこいつは…!)となりそうなものだし、
予測不能な事態に陥れば動揺して当たり前だが、
CLは動じない。
CLはいかなる時も、
自分がリーダーであることを忘れない。
↑パフォーマンス中に、急に水が降ってきても、
CLは動じない。
(これは本当に、水が降ってくることを知らなかったらしい。)
それどころかメンバー達を気遣うように見る。
↑Golden Disc Awardsという大舞台で、
なぜイヤモニをしてないのかよく分からないが、
とにかく音響と声が合わずにメンバー達が
(頑張れ…!)と言いたくなる崩れようになっても、
CLだけは動じない。
最後まで"Let's go!!"と声を掛け、
動揺しまくっているメンバー達を導き、
最後にはどうにか持ち直させる。
(この3分半だけで、なぜCLがリーダーなのかよく分かる。)
CLが誰かを嫌ったり、拒否したりするところは全然想像がつかないし、
とても大ざっぱでさっぱりした性格に見えるが、
自分の部屋には他人が入ることを許さないなど、
境界線をキッチリ引く人のようだ。
相手を受け容れるけど、
自己に侵食させることはしない。
そういうことが自然とできる人。
やはり子供の頃から色々な文化圏の人と出会ってきたからだと思う。
でもそのぶん普通の人より孤独感はあったかもしれない。
活動当時は、
リーダーでいなくてはならないという責任感から、
メンバーたちの前で弱いところを見せないようにしていたらしい。
当時ダラちゃんは、
CLを「血も涙もない人だ」と思っていたそうだ。
なので2022年コーチェラで再集結した後、
別れ際に涙を見せるCLを見て、ダラちゃんは驚愕したらしい。
(そりゃCLさんだって泣きたい時はあるやろ!)
それくらいCLは、
当時メンバーの前で気を張っていたというか、
ある意味、距離を取っていたというか、
自分を見せすぎないようにしていたんだろう。
すごい強い人だな、と思う。
CLは大胆というか、
すごく勇気のある人だ。
2015年MAMAでの2NE1復活も、
2022年コーチェラでの復活もだが、
皆が夢想まではしても、
なんとなく怖くて実現させないようなことを、
パッとやってのけてしまう人。
だからといって豪胆無比という感じでもなく、
ちゃんと思慮深くて
きっと不安にもなって色々考えた末に、
勇気を出して実行に移す、
そういう人だと思う。
CLは、
パフォーマンスを見る感じだと、
すごく気が強そうだし、
お喋りなお姉さんに見えるが、
ステージ以外の映像を見るとそうでもない。
話し方はゆっくりで、丁寧で、
言葉数が多いほうではなく、
そのぶん言葉選びがきれいだ。
たぶん言葉一つ一つを大切にしている人だと思う。
それが色々な言語を学びながら育ったためなのか、
ラッパーだから言葉を大事にしているのか、
経緯は分からないけど。
(だから最近、テソンさんを前に、
めっちゃよく喋るCLさんを見てビックリした。)
(めっちゃ喋るやん!)
もちろん、元々
無口イメージというわけではないが、
話すと緊張するタイプというか、
もちろん楽しいリアクションもするし、
明るいし、面白いことも言うけど、
はっちゃける姿はレアだと思ってたので、
ちょっと驚いたし、すでに3回は見返した。
CLさんも、
少しずつ変わってきているというか、
楽になってきているのかな、と思う。
(何様って感じだが。)
こちらの記事は、
今年に入ってからのインタビュー記事。
ここで、2NE1のメンバーとも、
今では「何でも話せる家族のようになった」と言っていた。
きっとCLはこういう場面で嘘を吐かないし、
何かを盛って話したりもしないだろう。
この15年の紆余曲折を経て、
「今では」「家族になった」
ということだと思うのだ。
元はリーダーとして気を張っていて、楽に接することができない時間もあったと思うけど、
今はもうそんな必要もないし、
本当にメンバーとも楽なんだろうな。
それはコンサートでも感じた。
もちろんリーダーとして全体を把握することは忘れてない。
特にあっちこっちに不審な移動をするボム(たまにダラも)のことは、ちらちらと見ているし、ちゃんとリードするが、
なんとなく表情も柔らかくて、リラックスしている感じだ。
今回のツアーは、
CLの解散時の無念さ、
「責任を果たしたかった」
という悔しさを解消するものでもあると思うけど、
それだけではないと思う。
これはCLだけじゃないが、
今回の復活ツアーですごく感じたのは、
「ファンともう一度会いたい」
という気持ちだけじゃなく、
やっぱりかなり当時心残りがあったんだろうなと。
「もっとこうしたかった、ああしたかった。」
四人それぞれに違う心残りがあったと思う。
でも四人とも、一言で言えば、
「もっと楽しみたかった」
なんじゃないだろうか。
特にダラちゃんとCLは当時、心配事が多かったようだし。
ダラちゃんは自分の実力に関して、
CLはリーダーという責任に関して。
でも色々と心配しているうちに、
あっという間に活動期間は終わってしまった。
それも強制的に幕を下ろされる形で。
解散後の日々の中で、
あれこれ心配せずに、もっと楽しめば良かったと、
それぞれ後悔があったんじゃないかな。
今回は皆ツキモノがとれたみたいに、
明るくて楽しそうな表情に見えた。
皆が「進化した」「当時よりもっとかっこいい」
と言っているのはきっとそういうことだと、
私は勝手に分析するわけ。(笑)
うーんやっぱり、
CLについて語るのは、
ダラちゃんを語るより難しいな(汗)
こんなこと言ったら、
ダラちゃんに失礼かもしれないけど。
なんかCLはやっぱり、
つかみどころのない感じがする。
つかませないわよ、
っていう気概を感じる。(笑)
私、CLさんのこと大好きなのに、
CLさんのこと何も知らないわ(汗)
まあそんなもんか。
ああでも、
はっきり分かるのは、
CLはジャンプが綺麗ってことと、
ライブはいつも一生懸命ってことと、
笑顔が本当にかわいいってこと。

さっきのテソンさんとの動画でも言っていたけど、
CLは結婚願望があり、子供も欲しいらしい。
なんとなくCLは良い結婚をしそうだ。
CLは、身も心もイケてる人にモテそうだし、
人を見る目もありそうだし。
(その点ダラちゃんは、
なんか悪い男にモテそうだから心配なんだ(汗))
CLは幸せになれそうな感じがするし、
CLと結婚する人も幸せになれそうな感じ。
パフォーマンスを見る感じだと、
全く逆の印象を受けそうだが、
CLは聡明だし優しいし、はっきりノーも言えて、
結婚は上手くやりそうという安心感がある。
CLは本当に勇気をくれる人だ。
2NE1解散後のCLのキャリアは、
YGとも色々あり、決して順風満帆ではなかった。
その山あり谷ありの人生の、谷の部分だけ見れば、
「もっとスターになれた人じゃないか?」
「もっと成功できたはずじゃなかったのか?」
という悔しさを抱かせる人でもある。
でも人生は何もかも円滑に進むはずがないし、
CLは失ったものもあれば得たものもあるわけで。
人生は失うものもあれば得るものもあるわけで。
得るだけが人生じゃなくて。
失うものもあるから人生は豊かで。
そういうことを感じさせてくれる人。
CLはべつに、
いつも笑顔でってわけでもないし、
甘い言葉を囁いてくれるわけでもないし(笑)
いわゆるアイドルとして、分かりやすく希望をくれる人ではないかもしれないが、
それ以上に何か、
人生の苦境に立ったときに思い出せるような人。
今もCLさんがどこかで歌っている。
今もCLさんがどこかで笑ってる。
そう思えることが、
この世に希望を感じさせてくれるような。
まあCLさんがよくカリスマっていわれるのは、
きっとそういうことなのかな?
まあなんか色々な背景があって、
その全てをここに述べることはしないけど、
「CLさんが世界で活躍していること」
という事実が、
世界そのものを信頼できる理由になるような、
大袈裟にいうとそういう人。
だからCLさんにはずっっっっと、
「ナップンキジベ!ナップンキジべ!」
って、吠えててもらいたいのよ。
というか、もらわなくちゃ困るんです。
以上CLさん大好きの回でした。