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(G)I-DLE|歴代カムバックを振り返る


2018年5月2日『LATATA』

原点となったデビュー曲『LATATA』。

CUBEが用意したデビュー曲が別にあったが
「こんな曲でデビューするべきじゃない」
と考えたソヨンが三日徹夜して書いた曲。

会社は当初この曲でのデビューを反対したが、
メンバー達の後押しもあり、
ブラインドテストを経て採用が決定。

個人的にはソヨン×スジンのイメージが強い。

ヌガ モゴンナ?

リリース後チャートを逆走し
5月22日放送のTHE SHOW(ドショ)で、
デビュー3週間での初1位を達成。

ウギちゃん号泣

一旦まずは私たちアイドゥルを作ってくださったホン・スンソン会長ありがとうございます。そして私たちに過分な栄誉をくださったファンの皆さん、ディレクター、沢山のスタッフさん本当に本当にありがとうございます。

ソヨン

CUBEスタッフの皆さんありがとうございます。私たちのお父さんお母さん、チームの皆さん、ファンの皆さんありがとうございます。

ミンニ

これからもっと頑張って、この栄誉に値するアイドゥルになれるように努力します。本当にファンの皆さんありがとうございます。

ソヨン

うわあ、どうしよう。皆さん、全ての皆さん本当にありがとう。本当に愛しています。もっともっと頑張ります。本当にありがとう。

ウギ

本当にありがとうございます。私たちを支えてくれた全ての人たちありがとうございます。これからももっと頑張ります。

シュファ

本当にありがとうございます。これからもっと頑張るアイドゥルになります。

スジン

音楽番組3冠。

2018年8月14日『HANN(Alone)』

『한(一)』とも。

まだスジンのイメージが強いけど、
静寂の中で舞うシュファが非常に印象的。

後にソヨンが明かした話によれば、日本の漫画『犬夜叉』にインスピレーションを得て制作され、その後2021年にリリースされた『HANN(寒)』『HWAA(火花)』に繋がっているそうだ。

音楽番組3冠。

2019年2月26日『Senorita』

ラテン音楽を取り入れ、
ファンの間で根強い人気がある『Senorita』。

これも正直スジンのイメージが強いけど。

クーデーヤ♪

メロディラインをミヨン、ミンニに任せつつ
他メンバーにそれぞれ面白い見せ場がある。

シュファ

ウ、オ、オ  ウ、オ、オ

ソヨン

イリワ〜イリワ〜

ウギ

フッフッフフ フッフーフフ

別にコケたわけじゃないが、
(G)I-DLEはカムバでコケたことがないので、
「これだけはCUBEに反対されなかった」
とネタ的にコケ枠にされている不憫な一曲。

音楽番組1冠。

2019年6月26日『Uh-Oh』

やっぱりソヨン×スジンが最強だと再認識する。

あとミンニの帽子が好き。

ライブだと間奏の掛け声が楽しい。

この頃、ソヨンの手にファン達から貰ったイエローのマイクが登場。

音楽番組1冠。

2019年10月25日(Queendom)『LION』

『Queendom』出演時、
〈FINAL COMEBACK〉のために制作した楽曲。

この頃が一番幸せだったかもね。

厳密にはカムバックではないかもしれないが、
カムバック以上に話題になり、
(G)I-DLE大ブレイクのきっかけとなった。

ミンニの神秘的な魅力が活かされまくっている。

半年後の2020年4月、アルバム『I Trust』(タイトル:『Oh my god』)に収録されて再リリース。

2021年の活動空白期に、
ソヨンがKBS『スケッチブック』に出演。
この『LION』を一人で披露した。
このときの映像は寂しすぎてトラウマものだが、圧巻すぎるパフォーマンスは定期的に見返したくなる。

『LION』孤独ver.
(ソヨンがタトゥーをテープを隠しているのを見てKBSを実感する。)

2020年4月6日『Oh my god』

ミンニの使い方を完全に覚えたソヨンPD。

個人的には
この頃から「(G)I-DLEっぽさ」的なものが、
ある程度確立されたように感じる。
「(G)I-DLEっぽさ」って何だよ?
ってきかれると難しいけど、
まあなんか危険な感じよ、ね。

音楽番組4冠。

2020年8月3日『DUMDi DUMDi』

ソヨンはこの楽曲でのカムバックをCUBEに猛反対され、
「私が責任を取る」といってカムバックを強行したと後に述懐していた。

確かに「(G)I-DLEぽくない」かも。
でもノリが良くて楽しい楽曲で、
実際は大ヒットして音楽番組で当時としては最多の6冠を達成。

たぶんこの時のサマーソングでの成功体験が、
2023年『Queencard』、
2024年の『Klaxon』に結びついたように思うけどどうだろう?

口笛のとこめっちゃ好き。

この頃からちょっとずつ、
皆のルックスが大人っぽくなった。

特にミヨンは完成された感がある。

2021年1月11日『HWAA(火花)』

2018年にリリースされた『HANN(Alone)』の続きだという。
音楽番組で10冠を達成。

この楽曲、個人的にはシュファのイメージがとても強くて。

プルチピョラー(火をつけろ)

ところがリリース後、
「シュファのパートが少なすぎる」
と話題になっていて驚いた。
というのも合わせて4秒とか。

で、落ち着いて聴いてみると確かに。
「プルチピョラー」しか言ってない。

でも、そのパートが強烈だし、
何よりもなぜか分からないけど、
とてもシュファが印象に残る曲だと思う。

シュファに限らず、全てのメンバーにおいて、
このときのビジュアルが一番好きかも。

シュファ、生まれたままの美しさ。
ミンニ、エキゾチックな魅力が爆発。
銀髪ソヨン、教祖って感じ。
黒髪ボブのウギ、可愛すぎる。
「鳥肌が立つほど美しい」スジン
いつも通り可愛いミヨン

この『HWAA(火花)』での活動後、2月下旬にスジンの炎上が始まってしまう。
(G)I-DLEは一年間の活動休止を余儀なくされ、
外国人メンバーは母国に帰国。
ソヨンとミヨンはソロ活動に専念。

2022年3月14日『TOMBOY』

「死んだ」と思われた(G)I-DLEが、
1stフルアルバム『I NEVER DIE』で不死身を証明。

寂しい。一人足りない…

この『TOMBOY』で初めてのPAKを達成。
起死回生の一撃。記録的大ヒットとなった。

今までの曲とは5人とも面構えが違う。

特にウギはロックでかっこいい大人女子になってしまった

ウギのロックでヤンチャな雰囲気がコンセプトの核になったと思う。
特にウギのパート
Just me I-DLE
は象徴的な歌詞であり、その年のワールドツアーの名前にもなった。

音楽番組8冠。
ソヨンは相当、世間にブチギレていたみたいだ。

同じ『I NEVER DIE』に収録された『MY BAG』。

この『MY BAG』の歌詞では、
ソヨンのバッグの中に5つの真っ赤なダイヤ♦️が入っている。

"Red five diamonds in my bag."

ソヨン
「私のバッグに入っている5つの♦️を紹介しよう」

1つ目の♦️=生まれたときからお金に興味がない、ファンタジーボイスのミンニ
2つ目の♦️=頭が良くて触れたら怪我をする虎、ドラムボイスのウギ
3つ目の♦️=悪い男達は許さない唯一無二の性格、ボスベイビーのシュファ
4つ目の♦️=薔薇のように美しい未読無視常習犯のプリンセス、ミヨン

5つ目の♦️は歌詞にはないけど、きっと…
(ソヨンはバッグの持ち主だと思ってるので。)

2022年10月17日『Nxde』

オペラ「カルメン」の「ハバネラ」を借用。
セックスシンボルとしてもてはやされたマリリン・モンローが題材で、テーマは「裸」。

シュファがコンセプトの説明を受け、
それまでのポリシーを捨てて髪を染めたことでも話題に。

全員が金髪に染めたものの、
金髪の色味が一人一人少しずつ違って、
一人ずつにまた似合っている。

シュファのオーソドックスなゴールドも似合っているし、

マリリンモンロー・ゴールド
ウギのオレンジっぽいゴールドも最高。
ミンニは亜麻色の髪の乙女
ミヨンのシックなダーク・ゴールドも似合う

「私たちは裸で生まれてきた」
歌詞が本当にかっこいい。
ソヨンさん世間にブチギレPart2。

『TOMBOY』に続きPAKを達成。
音楽番組11冠。

スジン?

2023年5月15日『Queencard』

前々作、前作と世間にブチギレまくったソヨンさんだったが、
ここいらで世間を軽く楽しませようという気持ちになったようだ。

先んじて5月10日に先行曲『Allergy』を公開し、
2016年プデュ出演時の自分のインタビューでの「鏡を見るのがいやになった」という言葉を題材に、
容姿に悩む姿を「鏡アレルギー」と表現した。

個人的に、この『Allergy』披露時の
メンバー達のスタイリングが好き。

特に自分の美しさに自信のあるミヨンとシュファは、イモ風ルックに本気である。

タイトル『Queencard』は、
『Allergy』の5日後に公開された。
『Queencard』ではMVを『Allergy』と繋げつつ、究極の自己肯定を表現。

記録的ヒットとなり三度目のPAKを達成。音楽番組13冠。

振付もめっちゃ楽しい。

アマクインカー、アマクインカー
アマアマアマクインカー

MVでは
マンネライン(年下組)のウギ・シュファと、
オンニライン(年上組)のミヨン・ミンニが、
自分たちの美しさを競い合う。

個人的体験談だが、
K-POPに興味のない友達に、
「((G)I-DLEは知らないが)『Queencard』は知っている」
と言われて嬉しかった。

2023年9月8日『I Want That』

7月14日に先行曲『I DO』が公開。
『I DO』『I Want That』ともにアイドゥル初の全編英語歌詞。
雰囲気がいつもと違う!と思ったら、
作詞作曲にソヨンが参加していないらしい。

これはこれで好き。
だけどパフォーマンスはなかなかお目にかかれない。

振り付けも好きなんだけど…
前髪ソヨンが可愛すぎる。

2024年1月29日『Super Lady』

音盤バブル崩壊でK-POPグループのアルバム販売量が軒並み下がる中、
アイドゥルは2ndフルアルバム『2』の予約注文数が180万枚超でキャリアハイを達成。
(このとき「今やK-POPで一番人気があるのでは?」と思った。)

先んじて1月22日に先行曲『Wife』を公開。

没個性「妻」を皮肉る五つ子コンセプト。

歌詞が放送倫理委員会で不適切判定を下されたものの、
「先行曲では活動しない」
「タイトル『Super Lady』の活動に専念する」
と発表し、むしろ『Super Lady』への期待を高める展開に。

MV製作費は11億ウォン(約1.2億円)。
(当時、(G)I-DLEの契約終了が迫る中、「今まで稼ぎまくった金を一銭たりともCUBEに残してなるものか」という気概を感じて震えた。)

わずか2分40秒のMVだが、
マジかよ!!みたいな場面が盛りだくさん。

全編サイコーだけど、
最後にシュファが
「どけよ、どけよ、」
って歩いてくるところが特にヤバい。

どきます。

『Super Lady』は少し不運な楽曲で、
メンバー達の体調不良(たぶんソヨン以外全員体調崩してた)でカムバックが遅れたことと、春節による音楽番組の放送無しに挟まれ、1週間しかプロモーションができなかった。
音楽番組4冠。

同じアルバム『2』に収録された
나는 아픈 건 딱 질색이니까(Fate)』がチャートを逆走しPAKを達成。
4アルバム連続でのPAK(=BIGBANG以来の記録)となった。音楽番組でも3冠。
この『Fate』は韓国国内の大ヒットとなったようで、もう一年以上経つ今でもMelonチャートに踏ん張っている超ツワモノ。
個人的に、最近少ない韓国語の題名というのが嬉しいポイント。
(やっぱりK-POPは韓国語が長々と並んでてほしい派なので。『다시 만난 세계』『내가 제일 잘 나가』みたいに。)

2024年7月8日『Klaxon』

なんとなく『DUMDi DUMDi』を思い出すサマーソング。

個人的にはミヨン大優勝。

ありがとう。本当に。

夏はミヨンに限るよ。
(冬はシュファ)

『Klaxon』も、前アルバムの『Fate』とともに、
結構しぶとくチャートに残っていた。

音楽番組3冠。

この後、(G)I-DLEはワールドツアー【iDOL】を開始。
ツアーの後、11月30日MMAでメンバー全員の再契約を電撃発表。

良かった。

またカムバックしてくれたら追記します。

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