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2NE1のダラちゃんを語る。
2NE1のDARAこと
サンダラ・パクにデレるだけの記事です。
ところどころ無礼講なのであしからず。
アイドルグループのビジュアル担当に必須なものは何だろう?
それはやっぱり、
滲み出る人柄の良さじゃないだろうか?
すごい聴かせる歌を歌うとか、
あるいは、
誰もが認めるダンスの実力とか、
ラップの腕前だけで観客を虜にするとか
そういう、
スキルでグループを支えるメンバーは、
多少、性格に難ありでも許せたりする。
大きな才能を持った人は、
たいてい人生に欠乏感を抱えているものだし、
そのぶん性格にクセがあるのはしょうがない
というか、
多少のアクもパフォーマンスのスパイスになる。
でもビジュアル担当が、
顔が良いことにあぐらを掻き、
あたしカワイイでしょ?
おれってイケメンでしょ?
みたいな澄ました態度なのは、
ちょっといただけない。
2NE1のダラちゃんは、
私が思う理想的なビジュアル担当。
もちろんダラちゃんは、
ビジュアル担当なんて呼んだら悲しむ。
デビューしたての頃、
テレビで司会者に、
「ボーカル担当のボム、ダンス担当のミンジ、
ラップ担当のCL、ビジュアル担当のダラ」
と紹介された日には、夜に一人で泣いたらしい。
ダラちゃんの自認は、
2NE1の爽やか(な)ボーカル。
ビジュアル担当ではない。
でもそんなところも、
私の理想的なビジュアル担当の条件に合致する。
「ビジュアル担当なんて呼ばないで!」
「実力でチームに貢献したい!」
「歌手として認められたい!」
それこそが、
ビジュアル担当に求められるマインドだ。
「あたしは可愛いから、歌が下手でもいいの♪」
なんてマインドはいただけない。
もちろん、
「あたしは歌が上手いから、
ブスでも太っててもいいの♪」
というマインドは大いに賛成である。
不公平で申し訳ないが、
それが私の性分だ。
才能がある人は才能を磨くだけでいいが、
顔が良い人は、全方向にたゆみなき努力をしてほしい。
まず大前提として、
ダラちゃんは歌が上手い。
音程は外さないし、
結構聴かせる歌を歌うし、
アイドルグループのメンバーとしては、
かなり実力のある部類である。
でも2NE1は他の3人がめっちゃ上手いので、
やっぱり他の3人と比べると、
ダラちゃんはイヤモニの調子が悪いと崩れるし、
声が細くて声量が小さめで、
まあ4番目ってことになるのかなと思う。
あとなんか聴けばわかると思うけど、
ダラちゃんは歌声も可愛い。
2NE1の楽曲を聴くと、
CLのパートで興奮し、
ボムちゃんのパートで泣きそうになり、
ミンジのパートで安心し、
ダラちゃんのパートで笑みがこぼれる。
なんかちょっと頼りない歌声が、
また可愛いんである。
あと『UGLY』の
「私のそばには誰もいない」
みたいなパートの切なさは、
ダラちゃんの細い声でしか出せない。
ほかにも『Fire』の、
「(eh-eh eh, eh-eh eh, eh-eh)トゥエニワン」
みたいな合いの手も、
「You got that fire ナエカスム クンクンクン!」みたいなパート(伝われ!)も、
ダラちゃんの鼻づまり声がクセになる。
ダラちゃん本人も、
自分の声の良さを分かっているし、
あまりパートが多くないからこそ、
パートを一つ貰えるたびに、
すごく嬉しいんだろうなってほど、
貰えたパート一つ一つを大事にしている。
ダラちゃんはいつも歌に真剣で、
ただ音程を合わせるだけじゃなく、
パートの雰囲気をどう出すか?ということにこだわっているし、
歌手としてのプライドもしっかりある。
んだが、いかんせん、
いつも思い通りに行くわけではなく、
理想が高いと現実が苦しい。
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(このあとボムちゃんが慰めてくれるんだよね!)
ダンスの実力に関しては、
ミンジはもちろんのこと、
CLもめっちゃうまい。
グルーヴ感(?)というか、
難しいことはよく分からないが、
とにかく音楽にノっている感じがして、
ぎこちなさがない。
ボムはダンスは苦手というか、
ちょっとのろのろした感じで
(これは昔から)
それはそれでまた可愛い。
ダラは細いぶん、
機敏でキビキビ動くんだけど、
なんか動きが硬くて、
どこか小慣れていないというか、
線の細いロボットみたいな、
(一生懸命踊っているな。)
って感じのダンスで、
それがまためちゃくちゃ可愛い。
ダラは歌もダンスも、
メインボーカルや、
メインダンサーをはるレベルではないが、
それを本人が一番、気にしていて、
卑屈になって泣いたり、
「私は2NE1にはいらない存在なんだ!」
とか、
「どうせ皆、私のこと、
いらないと思ってるんでしょ!」
みたいなことを言って、
メンバーたちを困らせたりしていたらしい。
ダラは1984年生まれで、
活動当時は20代後半。
ボムとは同い年だが、
リーダーのCLより7歳も上、
末っ子のミンジとは10歳も離れているお姉さんだった。
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多分ミンジが小6で、ダラちゃんが22歳くらいと思われる。
(可愛くてしょうがなかったやろなあ。)
ダラちゃんは妹たちが大好き。
あまりにも愛が重すぎて、やや一方通行。
特にCLはダラちゃんに塩対応で
(多分CLは誰に対しても塩)
ダラちゃんが追いメールをしても、
CLが返事をしてくれないから、
ダラちゃんが拗ねて連絡先を消して、
でも番号は暗記しているから、
また自分で追加して…とかしていたらしい。
歳の離れたお姉さんが、
こんなめんどくさい構ってちゃんで、
CLとミンジはさぞウザかったんじゃないかと思う(笑)
でもダラちゃんの気持ち、分かるな。
歳の離れた後輩って、
なんか自分のこと嫌いな気がして、
不安になるんだよね。
しかも自分より出来の良い子たちなら尚更。
ダラちゃんはメンバーたちのことが大好きで、
不甲斐ないわりにはお節介。
いつも大きなカバンに、胃薬だの、マスクだの、ヘアバンドだの大量に詰めて、
メンバーが忘れ物をしたり、体調を崩したりするときに備えていた。
ダラちゃんなりにお姉さんをやっていたし、
妹たちもダラちゃんを頼っていたと思う。
でも肝心な所でどこか頼りないのがダラちゃんである。
ダラちゃんは実力に自信がなくて、
たくさんの悔し涙を流しつつも、
妹たちに追いつこうと一生懸命だった。
歌もダンスもたくさん練習したと思うし、
それ以外にも役割を作ろうと必死だった。
シャイな性格なのに「宣伝部長」を買って出て、
バラエティ番組や授賞式に一人で出たりとか、
音楽番組のMCも頑張ったりとか。
あとはやっぱり変な髪型。
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2012年に『I LOVE YOU』を出すときは、
この刈り上げヘアをしたんだけど、
元々はCLがやる予定だったのに、
CLが自分がやるとイカつくなりすぎるので、
ダラちゃんに勧め、
ダラちゃんは受け入れたものの、
いざ刈り上げられるときは泣いちゃったらしい。
(可哀想に…
どうにかしてチームに貢献したいダラちゃんは、
CLに勧められたら断れなかっただろうよ…)
健気なダラちゃんは
誰よりも2NE1のメンバーであることに誇りを持っていて、
メンバーたちのことが大好きで、
2NE1が大好きだった。
2NE1が活動休止になり、
ミンジの脱退報道があり、
2NE1の解散報道が出たときも、
きっと世界で一番、
「悲しい」と思ったのは、
ダラちゃんじゃないかな?
もちろん四人とも悲しかったと思う。
でもCLはリーダーとしての責任感が強すぎて、
きっと、
「リーダーとして責任を果たせなかった」
ということが本当に悔しくて、
ろくに悲しむことさえできなかったんじゃないかな。
ミンジも2NE1が大好きだったはず。
でも会社に理不尽な目に遭わされ、
おそらくメンバーたちともすれ違ってしまって、
コン・ミンジという一人の人間としての苦しみが、
脱退という選択に本人を追い込んだと思う。
ボムちゃんも同様に、
2NE1がどれだけ好きでも、
自分の悪気のないミスを発端に、
どんどんチームが崩れていくのを見て、
悔しくて、悲しくて、申し訳なくて、
でも「私は悪くない」という思いもあって、
すごくつらかったと思う。
ダラちゃんは解散発表の後、
食事も喉を通らず、
家から一歩も出られず、
ひたすら泣き暮らしたらしい。
ダラちゃんはお姉さんなのに、
ミンジに何もしてあげられなかったことを、
ずっと悔やんでもいた。
ダラちゃんは、
他のメンバーが、ソロ歌手として個人名を名乗るようになってからも、
一人でずっと未練がましく
「2NE1の爽やかボーカルのダラです」
と自己紹介していて、
それがすごくいじらしくて切なくて、胸が痛んだ。
ダラちゃんはどこに行くときも、
2NE1時代のオレンジのマイクで、
2023年にソロデビューしたときも、
そのマイクを使って歌って、
エンディング妖精でも
「ブラックジャック、愛してる」
って言ってた。
ダラちゃんは、
元々フィリピンでスターだったし、
2NE1の解散後もなんだかんだ
タレントとしてそこそこ売れていたし、
立場的には一番、2NE1がなくてもどうにかなりそうな人なんだけど、
それでも一番、2NE1にすがってて、
テレビに出ても2NE1の話をするだけで、
2NE1という文字列を見るだけで泣いちゃって仕事にならないくらいで。
誰よりもまっすぐに2NE1を愛してて、
とても素直で可愛い人だなって思う。
ダラちゃんはファンサも多いし、
ライブのMCでもよく喋るし
(拙いのに早口な喋り方が好き。)
テレビでもめっちゃよく喋るけど、
本当は人見知りで、
プライベートでは口数が少ないらしい。
確かに、
BIGBANGのメンバーと話す時とかは、
なんかビミョーに愛想が悪くて、
男たちはめっちゃダラちゃんのこと好きなのに、
ダラちゃん側は若干冷たくて、
それがまた良かった。
ってまあ、
G-DRAGONとはよく思わせぶりな、
まるでカップルみたいな行動をしてたし、
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だからよく熱愛報道も出たけど。
あー記者さん。
それは残念ながら熱愛じゃないんですよ。
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GDの変なファンサービスに
ダラちゃんが付き合わされてるだけなんですよ(汗)
デビュー当時、
ダラちゃんは芸能界でモテモテで、
たくさん男性から連絡が来たけど、
それをG-DRAGONが自慢げに言いふらしたせいで、
ヤンサ(YG社長)の耳に入り、
「恋愛はダメだ」といわれて
ダラちゃんは携帯(日本でいうポケベルみたいな)を没収されちゃったらしい。
それを最近になって、
ちょっと恨みがましい感じで話していたが、
そんなエピソードも全然いやみにならないほど、
ダラちゃんはモテそうで、
かつそれをあまり喜んでいる感じがしない。
メンバー想いだし、ファン想いだし、
愛情深い人なのに、
恋愛となると急に冷たい感じなのが、
またまた可愛い。
ダラちゃんはついに40歳になる今日まで、
(GD以外との)浮いた噂は一つも出なかった。
ダラちゃんは、
他人のために頑張れる人だし、
我慢もできる人だけど、
結婚となると全くイメージが湧かない。
ダラちゃんは今も昔もしっかり者とはいえない。
元々は家事が全然できなくて、
2NE1で共同生活をしていた頃も、
CLが食事を作って、
ボムちゃんがデザートを作って、
ダラちゃんが何もしないでいたら、
CLに「洗濯だけでもやって」と言われて、
でも洗濯のやり方が分からなくて、
CLに洗濯機の使い方を教わって、
それ以来は洗濯だけは毎日欠かさずやったらしい。
ポンコツなのに一度教わると健気に続ける感じが、
いかにもダラちゃんという感じで可愛い。
しかし、もしこの純粋さを、
一人の男性のために尽くすという方面で発揮することになるなら、
私はちょっとその男性に、
お話がありますということになる。
今の所ダラちゃんは非婚主義を宣言しているので、
ひとまず安心という感じであるが、
ダラちゃんの健気さを利用する男が、
今後も現れないことを願う。
ちなみにダラちゃんは今でも料理は苦手だ。
一人暮らしを始めたときに、
大好きなCLを自宅に招待し、
張り切って肉を焼いたものの、
あまりにも不慣れな手つきでCLを呆れさせた。
(しかもCLはお腹が空いていない。)
このときに、
ダラちゃんはいまだに胃薬だのヘアゴムだのを持ち歩いていることが分かって、
いやどんだけ未練がましいねん!と泣き笑いした。
ずっとメンバーたちと活動させてあげたかったな。
今回の2NE1の復活ツアーも、
もちろん四人の想いと、
CLの「責任を果たしたかった」という無念さ、
責任感から実現したものだと思うけど、
ダラちゃんのまっすぐな、
「もう一度2NE1をやりたい」
という想いがなければ実現しなかっただろう。
ダラちゃんは本当に嬉しくて仕方なかったと思う。
ラジオ番組に出たときも、「復活ツアーをします」という話を自分でして自分で泣いてたし、
フィリピンでソロコンをしたときも、
「2NE1が帰ってきます!」
って自分で言って自分で泣いていた。
あと今回のツアーで、
目の前でパフォーマンスを見て思ったのが、
ダラちゃん前よりも歌上手くなってる!?
前より声が出るようになってる!?
この10年ずっとボイトレしてたのか、
それともマインドというか自信の変化だろうか。
とにかく以前のイメージよりも、
ずっと歌が上手くなって堂々と歌うようになって、
表情も以前にも増して明るく、
本当にいきいきして楽しそうなダラちゃんだった。
あとダラちゃんはファンに優しい。
2NE1のメンバーの中で、特にファンに優しいのがダラちゃんとミンジ。
もちろん媚びないCLも、
我が道を行くボムちゃんもいいんだが、
2NE1の宣伝部長・ダラちゃんがいつもかまってくれるおかげで、ファンとしてはすごく助かっている。
ダラちゃんはずっとマメにSNSを更新してくれて、
今回の復活ツアーが発表された後も、
まっさきに
「ブラックジャック苦労させました(泣)」
とファンをいたわってくれた。
日本公演が終わったら、
必ず日本語で感想を言ってくれる。
東京が終わった後は、
「さみしいから必ずアンコールコンサートで戻ってきたい」と。
3日間の東京コンサートが終わりました。BLACKJACK NOLZA皆さんとの楽しい時間、ありがとうございました。
— Sandara Park (@krungy21) December 18, 2024
このままではさみしいので、
必ず!アンコールコンサートで戻って来たいです。
日本活動も再びやりたいと思っています!
また、違う地域・都市で皆さんにお会いする日を楽しみに待ちながら、… pic.twitter.com/4VH0pEmBVz
なんて可愛い人なんだ(泣)
YGよ。
もしまたダラちゃんに嬉し泣きじゃなく、
悲しみの涙を流させることになったら、
今度こそ本当に許さないからな?
アンコンも日本の他の都市での活動も、
絶対に叶えてあげてくれよ。
そんなダラちゃんは今年、
40歳の誕生日を迎えた。
それも復活ツアーの途中、
第二の故郷・フィリピンでの公演当日に。
もしマニラ公演の日程を、
わざとダラちゃんの誕生日に合わせたなら、
YGナイスすぎるのだが、
今までさんざん血も涙もない態度を見せてきたYGが、急にそんな殊勝なことをするとも思えず、
もしかしたら偶然かもしれない。
しかしダラちゃんはマニラで、
大好きな2NE1のメンバーと、
少女期からずっと応援してくれていた、
フィリピンのファンたちに誕生日を祝われて、
嬉し泣きに泣いていた。
(まじでもらい泣き。)
こんな幸せな40歳の誕生日を迎える人が、
世の中に何人いるよ?
ダラちゃん本当に幸せ者だよ。
でもここまでよく頑張ったからだよね。
よかったね本当に。
以上、
ダラちゃんずっと幸せでいてねの回でした。