BABYMONSTERを語る①メンバーを語る
2023年元旦。
YGエンターテインメントが以下の動画を投稿した。
ほーん。
これが噂のジェニ10人か。
見た感じ7人っぽいけど。
2NE1、BLACKPINK、そしてBABYMONSTER。
YGのガールズグループといわれれば、嫌でも気になってしまう。
YGが、
「新しいガールズグループを出す」
「今年こそは出す」
「絶対に出す」
と言っても、私はあまり信じないし、
話半分でちょうど良いと思っているが、
BABYMONSTER(以下、ベビモン)も、出す出す詐欺の時期が長かった。
冒頭の動画からデビューまでも色々あったが、それは省くことにする。
まあ色々あって、
2023年11月、体調不良のアヒョンを除く6人でデビューした。(プレデビューって感じ?)
この『BATTER UP』、
初めて聴いたとき私はとても好きで、
YGだ!って感じがしたのだが、
なんか不評で。
MVが古くさいとか、
最後に合唱するの飽きた、
とか言われてて悲しかったぜ。
MVはアヒョンがいないから本気出してないだろうし
最後の合唱はライブで盛り上がるんだよ!
ライブのYGなんだよ!
それとは別に、このときはアヒョンが戻るのか心配だった。
そのあとヤンサから公式発表があって、
安心したけど、実際の姿を見るまで信じられなかった。だってヤンサの言葉だもん。
2024年4月1日、アヒョンを加えた完全体7人で正式デビュー。
アルバム『BABYMONS7ER』←7人揃って良かったね。
デビュー曲『SHEESH』が公開された。
この『SHEESH』も私はめっちゃ好きなんだけど、
BLACKPINKの焼き直しというバッシングを受けた(泣)
いや、そりゃそうでしょ。
だってYGだもん。BLACKPINKだって最初は2NE1の焼き直しだったよ。ブンバヤとかさ……
まあ、それはそうと。
今日は語れるところまで語る!
メンバー紹介
今更だけどメンバー紹介!
デビューして数ヶ月経ったから分かることもある!
ということで年齢順に紹介する。
ルカ🇯🇵(02)
日本人メンバー。デビュー当時22歳。
本名は河井瑠花(かわい・るか)。
ラップとダンスが特に上手い。
個人的には、ダンスが一番上手いメンバー。
ラップは重みのあるスタイル。
どことなく2NE1のCLの雰囲気があり、カッコイイ。
この動画でもCLのMTBDをカバーしてたから、
きっとCLのファンなのだろう(推測)。
パフォーマンスはイケイケでカッコイイ。
ヒップホップって感じだが、
ステージから降りると天然ぽくてめっちゃカワイイ。
本人公認で、ナマケモノ🦥に似ていると。
ふんわりした優しい雰囲気で、
パフォーマンス中とのギャップが魅力的だ。
ヤンサがルカは一番YGのDNAを持っていると言っていた。
(今もCLのこと大好きなのねヤンサ……)
パリタ🇹🇭(05)
デビュー時18歳。タイ人メンバー。通称リタ。
日本公式では「ファリタ」と表記されてるけど、
みんな韓国の発音に合わせてパリタと呼んでるし、
ジェニを誰もジェニーと呼ばないのと同じで、
彼女もパリタと呼ばれ続けるだろう。
いにしえのYGファンなら思ったはずだ。
ぼ、ボムちゃん……と(似てるよね?)
少なくともヤンサは思っただろう。
(ほんとはずっと好きだよな?トゥエニのこと)
ヤンサは、
「パリタの歌声を聴くと落ち着きます」
と言っていた。
まさに、子守唄を歌っているような、
春の風のような優しい歌声がパリタの魅力だ。
でも声量は結構ある。低音パートへの信頼度高め。
パリタは、
スタイル抜群のベビモンの中でも特に手足が長い。
お姫様の雰囲気があり、のほほんとしていて、
パリタを見ていると癒される。
アサ🇯🇵(06)
デビュー当時17歳。日本人メンバー。
本名は榎並杏紗(えなみ・あさ)。
ラップとダンスが特に上手だ。
個人的には、ラップが一番上手いメンバー。
ラップは軽やかなスタイルで、ルカと全然違うのがまた良い。さすがラップのYG、揃えてきたな。
色白で、フェミニンな雰囲気があり、
「おしゃれ女子の憧れ」って感じで、
今までのYGにはいないタイプ。
個人的には、YG色の強いメンバーの中にアサがいることで、新鮮さを生み出せていると思う。
YGファン以外の新規ファンの開拓は、アサに懸かっていると言っても過言ではない。
アサはファッショニスタで、
すでに空港ファッションが名物化している。
出国映像ではまっさきにアサを探してしまう。
アヒョン🇰🇷(07)
デビュー当時16歳。韓国人メンバー。
本名チョン・アヒョン。
最大の武器はボーカルのとんでもない声量と、
突き抜けるような高音だ。
この二つにかけてはアヒョンの右に出るメンバーはいないし、
おそらく今のK-POP界全体を見てもトップクラス。
このカバーは非常に聞き応えがあり、
おそらくチャーリー・プースも大喜びだろう。
アヒョンの歌は裏声と地声を行き来するので、
無理をして喉を痛めることがないように、
事務所はしっかりアヒョンの声帯を守ってほしい。
ステージ上では迫力満点だが、
パフォーマンスを終えて素の表情に戻ったときの、くしゃっとした困り笑顔がたまらなく可愛い。
アヒョンはジェニに似ているといわれているが、
パフォーマンス中の多様な表情と表現力、
ボーカルに加えてラップもダンスも全部できる点、
パフォーマンス中の煽りを担当する点やカリスマ性などは、
ジェニに似ているといわれる所以かもしれない。
個人的には、ジェニに似ているとはあまり思わない。良いとか悪いとかではなく。
ジェニには独特の退廃的なオーラがあるが、
アヒョンは健康的で実直そうなイメージだ。
正式デビュー前に体調不良で離脱した時期があり、
もしかすると精神的に繊細な部分があるのかもしれない。
アヒョンをベビモンの中心メンバーにするというのがYGの基本的な方針のようだし、背負いすぎている部分があるのではないかと心配だ。
デビュー前のナチュラルメイクのときは、
エキゾチックでキュートなベビーフェイスと思っていた。
個人的には元(G)I-DLEのスジンの雰囲気を感じる。
パーツがはっきりしている顔立ちなので、
濃いメイクよりは薄いメイクのほうが似合うように思う。
ラミ🇰🇷(07)
デビュー当時16歳。韓国人メンバー。
本名シン・ハラム。
ボーカルの実力が歴代トップクラス。
地声で広い音域を歌うことができ、低音も安定している。
全員がメインボーカル級のベビモンの中でも、
おそらく一番歌唱力への信頼度が高いメンバー。
声の良さについては、
「ところどころハスキーな歌声が魅力的だ」
とBLACKPINKロゼのお墨付きあり。
最初見たときは、ロゼの雰囲気があると思ったが、
歌い方は似ているものの、最近はあまり似ていると思わなくなった。
歌い方は、ボム→ロゼ→ラミ と順調に受け継がれた、
鼻腔に音を響かせるような、独特のYG歌唱法である。
若いのに落ち着いているイメージで、
真面目な性格のためか、練習生期間が長いためか、日本語が上手。
背が高く、ゴージャスな雰囲気がある。
なのにパフォーマンス中にウインクしてみたり、
ファンミーティングでは日本語でジョークを言ってみたり、
ユーモラスでカワイイ魅力もある。
アヒョンとラミは同い年で、
年齢もちょうど真ん中だし、歌の実力的にも、
二人はベビモンの屋台骨といえるだろう。
ローラ🇰🇷(08)
デビュー当時15歳。韓国人メンバー。
本名イ・ダイン。
幼い頃から芸能活動をしていたようで、
NewJeansのヘインと同じグループで活動していた時期もあるようだ。
ビジュアルレベルの高いベビモンの中でも、
特に美人で、スタイル抜群。
それでいてボーカルの実力も非常に高い。
クセがなく、安定している。
やはり韓国人メンバーの三人は、
ボーカルレベルは頭ひとつ抜けていると思った。
「ローラ」という芸名は、
ヤンサが、
「オーロラのような美しい歌声」
から取って名付けたという。
本当にローラの歌声は、
クセがなくなめらかで聴きやすい。
まだ若いし、ちょっと天然っぽいところもあるが、
やはり幼少期の芸能活動のおかげか、
トークが上手で、メイキング映像でもよく喋る。
(個人的に、ローラが話すときの意外に低くて大人っぽい声が好きである。)
将来はバラエティでも活躍しそうだ。
チキータ🇹🇭(09)
デビュー当時14歳。タイ人メンバー。チキタとも。
愛称はキタ、ケニー。
グループの末っ子(マンネ)。2009年生まれ。
なんと2NE1先輩が『Fire』でデビューした、あの2009年に生まれたのだ(😵)YGの申し子だね。
チキータは練習生歴は非常に短いが、
歌もダンスも実力は申し分ない。
透き通るような歌声と表現力を持ち、
高音パートへの信頼度が高め。
デビュー時はリサに似ていることで注目されていたし、
確かに遠目に見るとめちゃくちゃリサに似ている。
ズームしていくと、だんだんジェニに見えてくる。
チキータの武器は何よりも、
目がくらむほどのスター性だ。
コロコロ変わる表情、
友達一万人いそうな明るい雰囲気。
天真爛漫な末っ子のイメージにぴったりだ。
練習生期間の短さなど関係ない。
ヤンサはチキータに出会った瞬間にデビューさせると心に決めたに違いない。
そういう逸材。
東京公演ではちょっとミスをして
「あちゃー」みたいなリアクションが可愛かったし、
母国タイでの公演では感極まって泣いている姿がバズっていた。
スターになるために生まれてきた子という感じで、
全員がオーラを持つベビモンの中でも、
いずれ人気が突出していくのではないか?と今から心配なくらいだ。
ベビモンのリーダーは誰?
結論から言うと、ベビモンにリーダーはいないようだ。
「リーダーはいない。責任は平等にある」
と公式に言われているし、最近の動画でも、
「全員がリーダーという意識を持ってやる」
と強調されていた。
BLACKPINKもリーダーはいなかったが、
ベビモンは7人で人数が多いから、
私はリーダーを作るだろうと思っていた。
ベビモンの場合は年長組3人が外国人で、
韓国人の中で最年長であるアヒョンが有力だと。
ベビモンのデビューを追った『Last Evaluation』では、
アヒョンのリーダーシップが強調されていた。
だからアヒョンをリーダーに想定していると思った。
でも、その後アヒョンは体調不良で休養することになったし、
アヒョンの負担をこれ以上増やさないために、
YG側が配慮したのかもしれないし、
アヒョン側が断ったのかもしれない。
挨拶では、
最年長のルカが「せーの、」と言っている率が高い。
個人的には、
ルカはふんわりしてて、
穏やかで優しいイメージだ。
2NE1でいうボムとダラ、
BLACKPINKでいうジスのような。
そう。
YGは最年長にちょっと頼りない優しいオンニを置く。
わざとやってるのか?
そのほうがチームが上手くいくというノウハウだろうか。
でもルカはいざというときは頼もしい。
東京公演のビハインドでは、
いよいよ公演開始となり、メンバーたちが緊張する中で、
「ファイティーン!」
と勇ましく声をかけるルカの姿があった。
自分も緊張しているはずなのに、
ほかのメンバーを気遣うのは、心が強くないとできないことだ。
ほかにしっかり者のイメージがあるのは、
アサ、アヒョン、ラミの中間組。
おそらくその辺りがチームをまとめて、
厳しいことを言うときは言うんだろうし、
それをルカとパリタの年長組二人が、
優しく見守って、ときにはフォローして、
みたいな感じだろう。
(勝手な推測)
年少組のローラ、チキータも、
かなり肝がすわっている感じなので、
リーダーがいなくても大丈夫なんだろう。
ベビモンの実力
ベビモンの実力がトップクラスであることは言うまでもない。
ラップは個性豊かなラッパーが3人もいて、さすがYGというクオリティだが、
特にボーカルの実力に関しては、YG史上最高じゃないだろうか?
ボーカルは今のK-POP界では一番と言っていいと思う。
ついにこんなグループが出てきたか、と思った方も多いはずだ。
ラップ担当の2人はともかく、
ボーカル担当の5人は、他のグループなら普通にメインボーカルだろう。
その中でもラミとアヒョンは突出している。
全員がメインボーカル級の実力を持っているので、
パート割もかなり平等だし、
楽曲によって、メインで歌うメンバーが違う。
これは新人グループとしてはかなり異例ではないだろうか。
次の記事では、
楽曲のパート割に注目し、それぞれのメンバーの魅力を語りたい。
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