
日記 #10 おケツ限界ファイヤートルネード
あきのです。こんにちは。
今日、僕は多分世界一脱力をしている男です。
あぶねー、あぶねえよ。安心感で力が入らない午前中でした。
僕の最寄りは小田急線登戸駅という駅なのですが、通勤の際には電車膨らんでるんじゃない?ってくらいに人がパツパツになります。
もう色々お分かりかと思いますが、そうです。通勤中ってお腹痛くなると本当地獄ですよね。
乗った瞬間に、あ、これやばいなとは思ったのですが、小田急の混み具合を舐めてはいけません。
全くからだを動かすこともできずに、新宿駅まで20分ほどこの痛みと闘うことが確定したわけです。
小学生か中学生くらいのころに「団地ともお」というアニメで、腹痛の時に便を我慢する技「上体くの字屈み尻筋最強締」を見たことを必死に思い出して、自身のフルパワーを尻筋に注ぎました。
あぁなんて人間は弱い。
腹痛に耐えながらも、人間が作り出した乗り物に乗り、苦しめられている、なんてことだ。
とか考えてました。
本当にぎりぎり、新宿駅について、トイレに並びました。ただ、そこで気を抜かなかった自分を称賛したいです。
駅の個室トイレってなんであんなに待つんですかね。お腹の痛さも相まって、時の流れはドラゴンボールの精神と時の部屋みたいなもんです。
あのときすっきりとした顔で、イヤホンをしながら出てきたおじさんを、僕は今後許すことはできないでしょう。
あー、ほんと間に合ってよかった。
社会的に死にたくないっていうのは、なにより強い生きる意志ですね。
あきのでした。