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日記 #54 子供の頃の1日の価値ってもっと高かった。


今日は仕事が順調に進み、少しだけ穏やかな気持ちで残業を終えた。

外に出たら雨がかなり降っていて、少しわくわくした。

わくわくしたけど、普通に帰って寝るだけだな、と思った。

事実、日記で今日起きた出来事を書き記すと、この3行で事足りる。

1日が、かなりどうでも良くなってしまった。
小学生の頃は、もっともっと1日に価値があった。雨が降っていてワクワクしたなら、とことん濡れて遊んでた。
1日はちゃんと、24時間だった。
今はどうだろう、体感8時間くらいで1日が終わる。

今日遊ばないと絶対に嫌だと思って駄々をこねた。明日の遠足や、明日の旅行や、明日の昼休みや、明日の給食が、待ちきれなかったし、その明日がなくなるなんて、絶対に許せなかった。
今はどうだろう、多分今日という日は別に無くても良かった気がするし、明日を飛ばして明後日でも良い気がする。

1日の価値が薄れていく。
濃くせねば、いつか死ぬのだなと思う。
楽しもう、今も明日も。
せっかく毎日、生きるか死ぬかの2択を生きるめ選んできたのだし。

頑張るぞー、楽しむぞー

と、この時間に思ってどうすんだというね。
いつもより少し夜更かしをして、寝ます。

秋野でした。

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