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日記 #52 小さく拳を握ってみたり


最近は散々な目に遭っております。秋野です。

転職が間近なわけですが、現職を辞める手順を踏む中で、今まで大変良くして頂き、育てて頂き、尊敬していた上司が手のひら返しに豹変してしまい、辛い思いをしています。

仕事で使える人間だから。
自分の役に立つ人間だから。
そんな理由で、今まで良くして頂いたのでしょうか。

まあ、実際はそうなんだと思います。
自分が育てたと思った部下が、職を離れようとしているわけで、一種裏切りのようなものであることには変わりないので。

よくよく考えれば、友人だって「一緒にいると楽しいから」というメリットを感じて関係性を構築していくので、楽しくない人間になってしまったら(例えば違法なことに手を出したり、度が過ぎる失礼をしたり)友人だってきっと豹変します。

それと同じで、上司も、今まで感じていたメリットが感じられなくなったという点で、大切にする必要がないと踏むのは至って順当な気持ちなのかもしれません。

でも辛いです。
応援してくれると思っていたのにね。
社会人とはそういうものなのでしょうか。
ならばどこで働いていても、どんなコミュニティにいても、社会人という奴はずいぶんと孤独です。

少なくとも、秋野はそういう人間になりたくないと、そう思いました。

血の通った人間でありたい。
決意して、ぐっと拳を握ってみたりして
少し恥ずかしくてすぐに辞めました。

秋野でした。

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