女の子にパイプカットされた話

自分のすべての加害性を、ただ好きというだけで否定されてしまった
女の子が好きなのに、あれはだめだ、これはだめだ
ぜんぶ、だめらしい
そして女の子を自分に飲み込んだとき、女の子の女の子になってしまった

他の男の子は言っていた
男子トイレに女性の清掃員が入ってくるのが嫌だと

好きというだけで嫌われる
無気力状態
すべてを飲み込んだ上で海外に行きたい

皆、ただ、はかない存在を守りたかっただけでこうなった
すべてのひとのこえを聞き続けなくてはならないのか
主語がなくなってしまった
自分がなくなってしまった

I hate you.I love you.それを言い合える世界に行ってみたい
何が草食系男子だ
手を出したら一発退場

でも、誰かを守りたいその気持ちだけ、で

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