高山流水な存在を捜して不器用で日々空白恐怖症になる私がいた。 でもそんな忙しい日々がわたしの自己肯定感を高めてくれたし、寂しさを埋めてくれた。こんなことがこの先10年、20年続いて毎日朝はおはようで始まって夜はおやすみで終わる日々が続いて私は大人になると思ってた。周りの大人は皆口を揃え、 『今のうちだよ』 『10代は青春だよ。もっと遊びなよ』 こんなセリフを他人事のように吐き捨てる。 私には毎日朝から学校に行き、学校のあと、毎日違う予定をこなすという、変化のない日常
最近私は大学進学を果たし、新しくアルバイトも始めた。そこから今まで関わりのない全く新しい人たちと関わり日々授業と課題に追われ、休みの日は全てアルバイトで、毎日家に帰ったら疲れて寝てしまうようなそんな生活を送っている。 これだけ聞くときっと充実していて、嬉々たるもののように見えるかもしれないが、毎日新しく更新される物凄い情報量と、人々との関わりに疲れてしまった。私は容量が悪いからこそ、課題をこなし授業の準備をして寝る。それだけでいいのでは無いだろうか。だが自分のアイデンティテ