見出し画像

コロナ闘争記録

39.3℃。
ワクチンの副反応なんて皆無でみんなが休んだ分バリバリ働いていたのに、突然の罹患。
個人的には珍しい体調不良だから、忘れないように記録に残しておこうと思う。

記録

12月11日

喉に軽い違和感。風邪は喉からくるタイプだから、「久しぶりに風邪引いたかなー」なんて思いながら龍角散のど飴を舐める。苦い。

12月12日

声がガラガラ。軽く寒気がする。やっぱり風邪か…と思いながら出勤したら、思いの外心配されPCR検査を受けることを勧められる。
こんなに第8波って騒がれているのに、自分がコロナウイルスに感染するという発想が無くて一瞬ぽかんとしてしまった。手洗いうがいマスクは最早標準装備になっていて、コロナ対策という意識も薄れていたんだよなあ。

民間で開放されている無料PCR検査を受けようと思ったら、「完全に元気な人しか受け入れていないんです」と。風邪っぽい症状がある人は発熱外来に行かないといけないらしい…。
とりあえずゼリーと冷凍うどんをと喉スプレーを買い込む。
夜に友人が届けてくれた簡易PCR検査検査キットで陰性が出たから一安心して床につく。

12月13日

午前3時に息苦しさで目が覚める。体温を測ってみたら39.3℃。見間違いかと思ってもう一回測っても39℃台。会社にお休みの連絡を入れて二度寝。
喉が痛くて水を飲むのもしんどい。声は完全に出ない。たんが絡んで窒息死するかと思うことも何度か。

オンライン診療を予約したら、電話がかかってきて「PCR検査受けますか?受けるなら病院に来てください」とのこと。
喉やられているのにやりとりが電話メインになるの本当にしんどい…。
病院では基本ジェスチャーで対応していたけど、一度声を出したときには先生に「うわ、」って言われるレベルのやられ具合だった…。
PCRの結果は陽性。簡易キット嘘やん。街中の温度計も体温36℃台で出るし、公式以外信じたらあかんな…。

オンライン診療のサイトで薬のお届けも登録していたから、検査したら即家に帰れて、1時間後には玄関先まで薬のお届けがあった。
白衣こそ着ていなかったものの、ちゃんと服薬指導もしてくれて、めちゃくちゃ有り難い。
薬局も地味に待ち時間あるし、お薬手帳忘れたりするし、現代の技術の進歩、やるやん。

12月14日

36.9℃。薬が効いたのか熱もだいぶ下がったから在宅勤務。ちょっと頭くらくらするし喉は痛すぎるけど、動ける。声出そうとすると超低いから、今ならカラオケで男性アーティストいいかんじに歌えそうとかあほなこと考え出す。トローチが救いすぎて、1日3回程度って書いてるけどすぐ手を伸ばしちゃう…。

府から配食を受けられると聞いて、サイトから陽性者登録をする。診療明細と陽性の結果を写真データでアップロード。
受け付けましたメール→不備ありましたメール→確認中ですメール、で止まったから「やっぱり確認に時間かかるんだなあ。行政だもんなあ。」と思って寝る。


12月15日

37.2℃。微熱が続く。ゼリーがこんなに美味しいものだと感じる日が来るとは。喉痛くてもつるんと食べられて水分補給もたぶんできるって強い。

仕事していたら唐突に配食サービスが届いた。配送しましたメールは無いんだ…。
玄関前に置いておきますねーってUberEatsスタイルで非接触。
粉のアクエリとか野菜ジュース、缶詰とかinゼリー(これウィダーって呼んじゃうけど名称変更したんやね)とかとか、かなり沢山入ってて府に感謝。
ただ、除菌ウェットティッシュが6箱入っていたのには笑った。どれだけ拭き上げるねん。笑

12月16日

36.3℃。平熱!喉痛と声が出ないのと、たまに咳き込むやばそうな咳以外は普通。でも普段より睡眠時間は長いから、やっぱり身体は戦ってくれているんやろなあという感じ。
家族とか客先の人とかに、電話できないので文面でお願い、って伝えてたのに電話かけてきて質問攻めしてくる人が2人くらいいてイラッとした…。普通に話してても涙が出そうになることもあったし、体調不良のときは必要以上に情緒不安定になるねんな。体調不良が久しぶりすぎて忘れてた。

12月17日

36.3℃。喉痛もかなり治った。声もちょっと低いけどいいかんじ。どうせ外に出たらだめだから、やろうと思ってたカーテンの裾直しとか資格の勉強とかに着手。捗った。
父が玄関前に差し入れ置きに来てくれた。病人にマクドは違うと思う(果物とかも入ってたよ!)。でもありがとう。

まとめ

どれだけ手洗いうがいしてもワクチン打っても、かかるものはかかるし、薬とか非常食とか常備しておくのが大事だなあと思った。
あと、発熱外来はどこで受け付けているのか、配食サービスはあるのか、会社の規定はどうなっているのかといった情報も、知らないと頭ぼーっとしている状態で調べるのは結構大変。
備えあれば憂いなしって本当に痛感した。

あとは、急に休んでも快く受け入れてくれて仕事変わってくれたり届け物してくれた会社のメンバーとか、医療従事者インフラ関係の方々とか、家族とか、感謝の気持ちがいっぱい。

喉元過ぎれば熱さを忘れるって言うけど、忘れずに備えたいし感謝を伝えたい。
まずはあと2日の自宅待機、しっかり休むぞー。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?