クーラー病に苦しんだ夜
クーラー病から抜け出せたいような気がする。おとついの夜は酷かった。
仕事を終えたころに寒気を感じていた。徐々にそれは悪化することになる。手抜きご飯さえまともに口にできなかった。
温かい湯に浸かれば症状も緩和されるだろうと思い、湯船に浸かった。確かに寒気は治まった。しかし、入浴後五分とたたないうちに再び寒気に襲われた。
寒いけど暑い。
羽毛布団に包まり、扇風機をかけた。時間が早いこともあり眠ることができない。それよりも全身の筋肉痛がつらい。ガタガタとふるえる。
38.8度
結構な熱だ。いざというときの栄養ドリンクを口にする。確か風薬もあったはずだ。期限など気にせず二錠飲む。
首の下には保冷剤。とにかく熱を下げなければいけない。汗をかくこともできず、体温コントロールができない状態にあるため、熱が体内にこもってしまっているのだ。
薬の効果もあったのか、いつの間にか眠ることができたようだ。そして翌日の朝。
35.1度
熱が下がったのはいいことだが、これは下がりすぎではないだろうか。