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[ Decode:Art ] Berserk / ベルセルク

 

 あ〜〜〜、三浦先生がお亡くなりになって悲しいわ〜〜〜。若い頃から欠かさず読んでいた唯一の漫画だったのに、、、 モデルの『グイン・サーガ』も全巻読破したのに、、、 三浦先生が描く結末はもう読めないのかぁ〜〜〜。悲しいな〜、寂しいな〜。シクシク、、、 (ゴソゴソ)

あっ、ヤバい、、、 わたくしのベヘリットが動いちゃってる、、、

 あらちょうど良いところに来た!危ないところだった〜!あなたが来なかったら、うっかりフォロワーさんを全部捧げちゃうところだったわ〜。

 さて、本件は漫画『Berserk』のDecodeとなります。「なんだ漫画かよ」なんて思わないでくださいね〜。なぜなら、暗黒時代の迫害された魔術師がそうであったように、現代も芸術に色々と潜ませている場合があるからなの。おおっぴらには言えないけれど、分かる人には伝われ〜って感じ。わたくしの絵本みたいなものだと思って。

 ただね、片目やピラミッドや象徴数字が少々登場するだけの、エンタメ陰謀論者が取り上げる漫画と一緒にしちゃダメですよ〜。いつものように視点を合わせれば現実と結びつき、いつものような影がチラつく漫画ってのがポイント。そんな漫画はわたくしの視点ですと以下の4つくらいです。

 『AKIRA』『ARMS』『闇のイージス』、そして『BERSERK』。
これらの作品は魔女のアンテナに引っかかりまくリングですの。

 え?時代も作風もお話も全然関係ないじゃないですって?

 ん〜〜〜、視点が違うのよ〜。んじゃ例えば、これらの作品のキャラって揃いも揃って「片腕」と「戦い」が象徴でしょ?オリジナリティを大切にする作り手が揃って同じモチーフのキャラを描く。不思議に思わない?それにこれだけじゃないのよ。


Decode

 ここからはポイントをピックして行きます。それらがどう繋がり何を示すかはあなたの知識次第。知識といっても"漫画の"じゃないわよ。現実世界の知識のこと。では参りましょう!


ティウ


 前述の片腕の象徴は"北欧"神話の戦神ティウ。赤い星「火星」の座に腰掛ける戦神マルスと同義。どの漫画も片腕のキャラには争いがついて回ります。この戦神ティウの最も身近な象徴は太陽暦の7つに区切られた曜日の中の火曜日。

 「Tuesday」の語源は「Tiw's Day」でありティウの日です。覚えておりますでしょうか?曜日の名前は「太陽・月・土星」の3.6.9以外は全部"北欧"神話由来であることを。

 よく考えてください。太陰暦だった日本に、この太陽暦をぶち込んだ勢力は北欧神話と関係のない神を推しています。でも、そこが使用する暦の曜日名には北欧神話の神々の名が組み込まれています。不思議ですよね〜。これはね、どの名で呼んでも同じなら、"親みのあるの名"をつけるってこと。

 いつも言いますが、いくら呼び名を違えても示すものは同じなのです。あちらはそれをよく知っておりますから、「神」をどの名で呼んでも示すものが同じなら、自分の所の神の名で呼ぶということ。


人物名

シールケ

 意味深な名前がたくさん詰まっている漫画ですが、中でもちょっとアレなやつをピックします。まずは魔女っ子シールケ。この名前ってとある町の名前なんです。んで、この街の有名なお祭りに「魔女」のお祭りがあります。その名も「ヴァルプルギスの夜」。

 中欧や"北欧"で広く行われている行事。"古代ケルト"の春の祭りは"5月1日"に行われ、そのお祭りがヴァルプルギスの夜と呼ばれます。これ現代では形を変えてこうなってます。日本でも祝日でしょ?違う意味で刷り込まれてますが。ヴァレンタインもハロウィンもクリスマスもそう。皆意味も知らされず西の祭り事を祝わされて踊らされているの。日本の言葉にこんなのがあるのをご存知でしょうか。

 「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿保なら踊らにゃ損損」。
んで結局のところ、みんな踊る阿保って事です。流されて踊らぬよう気をつけましょう。話を戻します。

霊樹の森の魔女フローラ

 "ヴァルプルギスの夜"は古代ローマですと「5月祭」と呼ばれ女神フローラに捧げられます。お気づきでしょうか?漫画内の魔女シールケのお師匠さんである霊樹の森の魔女の名は"フローラ"です。


ファルネーゼ

 聖鉄鎖騎士団の団長ファルネーゼ。これね、歴史知ってる人なら触れちゃいけない名って分かると思うの。そんなお家の名前。

え?そんな古い家の話なんて今更ですって?

 古くて無くなっちゃってるお家なら”そんな話”ですが、わたくしの話すお家のお話は無くなっちゃってない古いお家ですのよ?どっかのお家と違ってリアルに数百年から続くお家ですからパワーが凄いのよ。まぁあまり深くは語れませんので画像でお察しください。まずはパラッツォ・ファルネーゼ。

 そしてこれら。これ偶然じゃないのよ〜。理由もしっかりあるんだけれど、とてもじゃないけど書けないわ〜

 でもちょっとだけ繋げちゃうと、前述の古いお家の初代"ルイージ"の次男はこの団体に属してたの。古い団体とお思いかしら?んじゃこれを見てみて。

 あとね、"北欧"のこんな古い団体って知ってる?流石にこれは無くなっちゃってるんだけど、団員のワラキア公っているでしょ?これ誰の血縁だか知ってる?未だに何度もドラキュラがリメイクされる意味がわかるでしょ?

 

国名

 物語の中心となる国「ミッドランド」。王都は「ウィンダム」。最終的には上の画像のように、セフィロトの通り道の象徴「燃える剣」が中心にある「ファルコニア」となります。

 ミッドランドを現実と繋げますとこの国です。その国で「ウィンダム」という語感から連想するお家はこれしかないでしょ。偶然が頭をよぎりますか?ではもう少し重ねてみましょう。

 ミッドランドの隣国は「チューダー」です。これはモロですね。「チューダー朝」。歴代国王はこんな感じ。チューダーの紋章はランカスター家のとヨーク家のを合わせた2色の薔薇。ガイゼリックの盾にも薔薇。ついでに言っちゃうと、アメリカのNYのヨークはヨーク家のこと。

ガイぜリックとチューダー家の紋章

 大国チューダーの侵攻を少数で阻み続けた赤い竜グルンベルド。ミッドランドの鷹を支える赤い竜で連想する国はこれしかありません。

 、、、どれもこれも"一つ"を示しますね〜

 そんなよその国の話なんて我々日本人に関係ないと思いますか?んな訳ありません。貨幣システムを作り出した「テンプル騎士団」は壊滅しておりますが、その後こういう形で復活してるんですよ。んでこれですから関係なくないんですよ〜。良く銀行家や金融系ユダヤ人を叩きますけど、それらの人々に許可を出してるのは誰よ?ってハナシ。それらを盾にして裏に引っ込んでいるのは誰よ?ってハナシ。盾には必ず"持ち手"がいるのよ?

預言

御使いは闇の鷹なり

罪深き黒き羊達の主にして盲目の白き羊達の王

世界に暗黒の時代を呼ぶ者なり

 これ現代に当て嵌めますとトランプとかイーロンが浮かぶと思いますが、わたくしは少々違います。象徴を考えてみましょう。鷹の象徴から。

 飛び立つ鷹と、その羽を追うような2本の螺旋の光線。誰もが「カドゥケウスの杖」を連想すると思いますが、一般的なカドゥケウスの象徴では多分意味は繋がらないと思います。古いカドゥケウスを見てみましょう。

 「Winged Sun of Thebes」が上に乗っかっていて、2匹の蛇が巻きついている象徴。これが何で""と結びつくかというと、古代エジプトでは鷹は太陽の聖なる象徴で、ラー、オシリス、ホルスはよく""の頭をした姿で描かれました。また「太陽の神鳥として男根の象徴」でもあります。ほら、これとも重なりますでしょ?

アイオーン

 つまり「男根=時間=蛇=死」が2匹の蛇で示され、「鷹=太陽」が「Winged Sun of Thebes」で示された象徴が「カドゥケウスの杖」です。そしてその全体像はまたまたセフィロトです。

 セフィロトの樹は錬金術的視点ですと「破壊・再生・維持」の変性を示します。錬金術の不死鳥の象徴と同義。ですから、グリフィスは世界を破壊し再生し維持しようとしてますでしょ?現代的に言ったなら「世界を鋳造し直す」と言うこと。Strike and strike and strike and ....

フェビアン協会

 そんな象徴を持つ「闇の鷹」が御使な訳ですよ。ミッドランド=ファルコニアの国王の闇の鷹。これ現実に当て嵌めますとこれしかいないんです。夏至の王子。


 作中でかなり重要な転機となる「蝕」。216年に一度という蝕。ではこの日食の壁画を覚えておりますか?

 これと同じ空模様になったのは2020.6.21。ギザの真上で日蝕が起きた日。そして、赤と白がお国の色で、夏至のお坊ちゃんと言ったらねぇ。前述の夏至の王子しかおりませんでしょ?鷹らしく空軍でしたし、胸のロゴもバッチリですし。

 2年前から始まっている世界の混乱はね、皆さんが思うよりずっと長いんですよ。これからの混乱はトランプやイーロンみたいな「罪深き黒き羊達」が引き起こすと思いますが、混乱の極みに達したとき、救世主のように現れるのはきっと「主」である夏至の王子。それこそグリフィスのように人心を一手に集めるでしょう。

 忘れないでください。グリフィスはフェムトでもあることを。


まとめ

 作者の三浦先生がこれらの象徴を理解して組み込んでいたかは定かではありません。ただ、あまりにも、、、なモノですから、わたくしの視点でDecodeしてみました。考えすぎでしょうか?でも「666=216」と「太陽(蝕)」を結びつけている漫画なんて、そうはありませんよ。

 最後に一つ。「預言」の項の「鷹の古い象徴」である「太陽の神鳥として男根の象徴」はギリシアにわたると「アレスの象徴」になったとあります。アレスはマルスと同義でありマルスはティウと同義です。そうなりますとアレスと片腕の戦神ティウも同義となります

 つまり、鷹の古い象徴は片腕のティウと重なっているということ。

 ベルセルクの作中の「鷹」と「片手の戦神」も表裏一体の"似て非なる対"


 本件はこれにて締めといたします。わたくしのDecodeがあなた様の心を揺さぶりましたなら引き続きお付き合いをよろしくお願いします。

ストーンヘンジってどこの国?なんていう古代宗教?


本:『As above So below』



アパレル&小物:Cavalier Camp



動画:Channel 113



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